Written by Yuki Takemori

横への移動は骨盤を横に倒すだけでできる【ただし二歩目に難あり】(転載です)

ライフ 向きの変え方

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画像は

奥中伸(2024)『読むと「全自動」で健康になるすごい本』KADOKAWA,p.68.

片山洋次郎(2025)『変動を生きのびる整体』筑摩書房,p.52,pp.142-143.

を基に作成した

こんにちはユウキです。


怠け者ブロガー

新しく解説したサブスタ(Substack)で記事を書いていいたときに思いついたこと書きます。

まずツイートをご覧ください。

横に動きたいときは
・動きたい向きの側の骨盤を下に下げるだけでいい
ですね。
多くの人は「軸足蹴る→上に跳ぶ→ロス」ですが、そうではなく「骨盤を倒す→足が外れる→横に動く」がいいですね。
骨盤の倒れと同時に上下に開く同側の肋骨が全体での重心移動になる。

先にサブスタの記事を載せておきます。

» 「手の形」も「体幹のテク」も動きある整いのためにある

では解説します。

■横への移動は骨盤を横に倒すだけでできる【ただし二歩目に難あり】

画像は

奥中伸(2024)『読むと「全自動」で健康になるすごい本』KADOKAWA,p.68.

片山洋次郎(2025)『変動を生きのびる整体』筑摩書房,p.52,pp.142-143.

を基に作成した

自転車でカーブするときに限らず、横に移動するときは

動きたい方向の骨盤を下に下げると体重で動くことができる

ことを先日自転車に乗っているときに気づきました。

蹴ることも跳ぶこともなく、横に滑るように動くサイドステップは、蹴ることで上にジャンプすることに寄るロスや蹴ってつま先立ちになった瞬間に足を滑らせて転倒することを防ぐためにもスポーツでは必須といえます。

このサイドステップのコツは

着地した瞬間に、もう一度その足を外す

[1]

のですが、私も含めて多くの人は、一度着地すると反対の足で蹴ってしまうことと思います。

では、着地した足をもう一度外すためにはどうすればよいのかというと、私は、

外したいほうの足、行きたい方向の側の骨盤を下に下げる

とよいと考えています。

骨盤を横に倒すこととは違って、行きたい方向の側の骨盤を下に下げることで、

  • 反対側の骨盤が持ち上がる
  • その動きが下げたほうの骨盤の側の肋骨の持ち上げる
  • これが胸と骨盤で体幹を上下に開いた重心移動になる

になります。

頭のバランスは胸の動きをさらに延長して

反対側の耳の後ろの出っ張りの持ち上げる

[2]

ことでバランスを取りながらも、視界の確保と、動きの循環を中継するようにして動き続ける助けになると思います。

■着地した足をその瞬間にもう一度上げる方法【答:骨盤を下に下げ続ける】

この骨盤とあばらで体幹を開いての重心移動は、

  • 仙骨をアクセルにしてハンドルにした胸骨の連携による[3]
  • 横向きの8の字[4]

といえます。

さて、ついた足をさらに上げようとするためには、上げたい足の側の骨盤を下に下げつづけるのですが、この骨盤の下がりは、実は同時に骨盤の横移動にもなっています。

その骨盤の横移動は、骨盤の両側にある腸骨の前傾にもなります。なぜならつかえを外すように上げた足がそのまま大腿骨の挙上になり、股関節を軸にした屈曲になり、その動きの主となる腸腰筋の内の骨盤の内側にある腸骨筋がはたらくからです。

試しにどちらかのひざと同じ側の腸骨を手で押さえてからひざを上げると腸骨が前傾することがわかるかと思います[5]。

つまり、上げたい足の側の骨盤を下に下げつづけることでの骨盤の横移動が足を股関節から上げるための腸骨の前傾になっているために「着地した瞬間に、もう一度その足を外す」ことを可能とするのだと思います。

この「着地した瞬間に、もう一度その足を外す」ことは、実はスポーツの現場だけでなく、階段を上るときに応用できます。

階段を疲れずに上るときのコツとして、

「上の段にある足をさらに引き上げるようにする」

[6]

ことで、下の段にある足を蹴ることなく、さらには、ひとつ上の段を見ながら上がるようにするために、股関節を使って骨盤から体を前傾した上体を保ったまま上る[7][8]ことを可能とすることが見込まれます。

■まとめ

  • サイドステップの二歩目の難に対する回答:骨盤を下に下げ続ける→脚が上がると同時に前傾する腸骨
  • 階段にも応用できる:「腸骨の前傾=股関節を使って体幹を前傾させる」→「上の段にある足をさらに引き上げるようにする」

■出典と参考資料

[1]ansony jack,@ansonyjack9617.(2020年3月14日)『【瞬歩】「蹴る」ではなく「抜重」で移動する技術』 [動画].YouTube.0:00~1:19.
https://www.youtube.com/watch?v=OTdTdggR9lU (参照日: 2026年5月10日).

[2]栢野忠夫(2016)『動く骨 手眼足編』ベースボールマガジン社,p.205.

[3]須永将平🏃すながメソッド(姿勢×動作改善)でチャレンジ応援,@sunaga_seikotsu.(2026年4月30日). [動画].X(Twitter).https://x.com/sunaga_seikotsu/
status/2049677618946195940
(参照日: 2026年5月10日).

[4]奥中伸(2024)『読むと「全自動」で健康になるすごい本』KADOKAWA,p.68.

[5]片山洋次郎(2025)『変動を生きのびる整体』筑摩書房,p.52,pp.142-143.

[6]甲野善紀・岡田慎一郎(2023)『70歳の壁などない! 古武術に学ぶ身体の使い方』夜間飛行,pp.58-59.

[7]甲野善紀(2021)『古の武術から学ぶ 老境との向き合い方』山と渓谷社,p.114.

[8]大場香門(かもん),@edohashiri.(2026年1月4日)『重心真下を踏んで楽に階段を上る 江戸時代の歩き方』 [動画].YouTube.
https://www.youtube.com/shorts/wSB6dTndNbI (参照日: 2026年5月10日).

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