【簡単】手提げ袋をラクに持つ3つの方法【歯医者直伝】
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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。
- 【簡単】手提げ袋をラクに持つ3つの方法【歯医者直伝】
本記事の内容
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手提げ袋をラクに持つ3つの方法
1.親指の付け根を下げる
2.手首を輪っかに通す
3.中指と薬指だけを輪っかに引っ掛ける弱い力で引っ掛けよう。指だけの負担が全身に分散する。 ひじが体につくようになるのがその証拠。ひもが指に食い込むこともなし。 身体が荷物に振り回されることもない。 pic.twitter.com/F8Tvhos7F3
— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) May 14, 2023
1.親指の付け根を下げる
2.手首を輪っかに通す
3.中指と薬指だけを輪っかに引っ掛ける
弱い力で引っ掛けよう。指だけの負担が全身に分散する。
ひじが体につくようになるのがその証拠。ひもが指に食い込むこともなし。
身体が荷物に振り回されることもない。
骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。
では解説します。
手下げの荷物が重たくなる理由3つ
参考:milia punda
- 1.手提げの荷物が重たい
- 2.ひもが指に食い込む
- 3.身体が荷物に振り回される
そこで手提げの荷物を軽くするには2つの方法があります。悩みを一発で解決できます。やった瞬間に免許皆伝です。
- その①:親指の付け根を下げる
- その②:手首を輪っかに通す
- その③:中指と薬指だけを輪っかに引っ掛ける
その①:親指の付け根を下げる
- 輪っかを持ちに行く
- 握るのではなく、親指の付け根を下げる
- 指は引っ掛けるだけにして、ひじを体につける
できる限り弱い力で輪っかを押すのがコツ。
すると自然に人差し指の付け根と親指のそこが小指から見て30度ぐらい起きます。
前腕(ひじと手首の間)に近づき、角度が決まると、自然にワキがしまって、途端に荷物が軽くなります。
繰り返しですが「弱い力」で押すこと、歯科医の佐藤青児氏によると強い力だと4本の指だけで握りしめることになって小指とつながる背中の筋肉を痛めることになります。
親指が前を向くようになるなら力を入れ過ぎています。
引っ掛ける指は3本で十分です。
- 小指、薬指、中指
- 人差し指、中指、薬指
私は作業がしやすいポーズが好きなので普段は1.にしていますが、「力んでいるな」と感じているときは2.に持ち替えています。「これが正しい」というものはありません。あとはケースバイケースです。
その②:手首を輪っかに通す
- ふくろの輪っかに手首を通す
- 親指と小指を中心にふくろをつかむ
- ふくろを手首に巻き付けるようにぶら下げる
その③:中指と薬指だけを輪っかに引っ掛ける
参考:岡田慎一郎の研究室
- 輪っかに指をかける
- 中指と薬指だけ折り曲げる
- 他の指は伸ばす
第一関節から指を曲げるのがコツ。
引っかけやすくなるうえに、引っかけた状態のキープも簡単です。
手の甲にある薬指の付け根の筋が小指側にくいッと移動すればできています。
荷物が体に寄り添うようになり、途端に荷物が軽くなる。
ここから深掘りしていきます。
とはいえ、なんでこんなに不思議なことが起きるのというモヤモヤは解剖学の力を借りれば解決します。
専門用語をできるだけ削ってまとめました。
その①:親指の付け根を下げる
参考:専心良治
親指の付け根を下げると、サムラインがはたらきます。
わかりやすく書くと、腕の内側の筋肉を通って、胸に入り、首の横と前からあごまでの筋肉のつながりのラインです。
では早速左手を右胸に置いて、右手の親指の付け根を下げてみましょう。
目を閉じて左手の感覚に注目すると、胸の筋肉が動くのがわかります。
この動きのカギは背中にあります。
親指の付け根を下げることで、親指全体が手の平の下の方に近づき、その骨の動きに連動して肩甲骨が背中側に寄ります。その結果として、胸や手の平側の筋肉のリリースになります。その結果、背中と腰で荷物を持つことになるため荷物が軽くなるのです。
階段がラクになる「新・火焔の手」【荷物も軽い】
階段や坂道を軽くするには✅親指と小指の付け根を近づけることですね。親指を手のひらにしまうと肩甲骨が背中に寄せられる。すると腕が自由に使えなくなるだけ、体幹の動きに頼ることになる。パワーのある脚から動くから段差も傾きもヘッチャラになる。腕を後ろに伸ばすと「鬼滅ダッシュ」。
その②:手首を輪っかに通す
手首を輪っかに通すことで荷物の重さを体全体に分散させることができます。
大のスーパーの袋を使えば大玉のスイカも運べます。
さて、親指とこゆびを使うというのがその②のポイントです。
親指はブレーキ、小指はアクセルという役割があり、その2つをつなぐことでどちらでもないニュートラルの状態になります。
そのニュートラルの状態になると胸と背中の筋肉がリリースされて腰とお腹で荷物を持つことができるようになるというわけです。
その③:中指と薬指だけを輪っかに引っ掛ける
そんなに難しい話ではありません。
つり革を持つときに自然にそうなる手の形を荷物でやるだけです。
とはいえなんで、中指と薬指なのかって言うと、この2本の指は曲げる方が得意だからです。
さらに中指と薬指は腕にそっているので体の力や動きも伝わりやすいのです。
指を引っ掛けるだけで、荷物に体をふりまわされることなく十分に体勢を保つことができます。
さて、メインはその①の親指の付け根を下げるですが、「いきなりお出ましになった新技術」ではありません。整体や武術では様々な呼び方で伝えられてきました。少しですがその例を紹介します。
生命線握り
ゆがみを治す骨盤体操を考案した宮川眞人氏が名付けました。
生命線で握ることによって。
人間のゆがみが現れる、肩甲骨をよく動くようにしようと考案したものの持ち方です。
引っ掛け握り
トライアンドマインドの代表者である動理探求家の栢野忠夫氏が名付けました。
彼は生命線で握るこの手の形を全ての基本としています。
どういうことかというと、
手の平にある親指と小指の生命線が合わさるところに引っ掛けることによってものを持つという持ち方です。
手のひらには足と同じように母指球、小指球、かかとのアーチがあり、それは手のひらの中にある指の骨、中手骨から持ちに行くことによって活かされるというものです。
さて、他にも刀の持ち方、「切り手」といいます。
参考資料にも登場する甲野善紀氏が修行していた鹿島心流、その流派の刀の持ち方の名前です。
他にも「龍の口」という名前もあります。こちらは柳生新陰流です。
中指と薬指を折り曲げるこの手は「キツネさんの手」と呼ばれています。
中指と薬指を伸ばし、ほかの指をピンと立てると前腕分特殊な緊張が走ります。
わしづかみにして固くなるでも、手首を外側に反らしてピンと張るでもない状態です。
手を「キツネさん」にした後、ピンと伸ばした指がそれぞれ直角になるように広げてみましょう。
腕を伸ばすことも曲げることも「なんか知らんけど」したくなくなるはずです。
筆者の経験
通学で疲れなくなった
経験というかメリットしかありません。
30歳になるまでは、親指に力を入れて、それにつられる格好で他の指も同じように握った「わしづかみ」の日常でした。
ということは、紹介したメソッドとは正反対の体の状態で生きていたわけです。具体的に言うと、
- 親指に力を入れて
- 体の前面を力ませて
無理やり生活していたわけです。
よく今まで生きていたなと思います。
鍋を持つのが好きになった
はいこれもあるあるです。
引っ掛け握りで鍋を持ちに行くと手先、指先じゃなくて、お腹から鍋を持ちに行くから体は非常に安定します。
リリースされた肩甲骨のおかげで、背中もクリクリはたらいています。
上記のとおりひじが自然に体につくから、鍋を体で持つことになり、安心です。
おまけに人差し指が取っ手と鉄の部分の間蔵の位置にきて熱いか熱くないかをガイドしてくれるから、安心です。
さてここでおさらいです。
おさらい
参考:milia punda
- その①:親指の付け根を下げる
- その②:手首を輪っかに通す
- その③:中指と薬指だけを輪っかに引っ掛ける
でした。
今回は以上です。
こちらに関連記事をまとめておいたのでぜひ読んでください。
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根拠
さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。