下がって伸ばそう、あなたの腕の10cm
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図解でわかる! 古武術式 疲れない体の使い方より引用
こんにちはユウキです。
今回のテーマです。
- 下がって伸ばそう、あなたの腕の10cm
まずTwitterをご覧ください。
今、ここで腕を長くするのは簡単です。
背中を後ろに引くだけだから。1️⃣手の甲を向かい合わせる
2️⃣肩が広がったら腕を出す最初を背中に譲れば全部できる。
肩甲骨がスライドするから腕を引き出しやすくなる。
最大で15cm、最低でも5cm伸びる。
この場で簡単「長い腕」。— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) September 22, 2022
背中を後ろに引くだけだから。
1.手の甲を向かい合わせる
2.肩が広がったら腕を出す
最初を背中に譲れば全部できる。
肩甲骨がスライドするから腕を引き出しやすくなる。
最大で15cm、最低でも5cm伸びる。
この場で簡単「長い腕」。
この記事を読むメリット
骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。
ご飯を作るときに何が一番しんどいですか?
ズバリ食器を取るときですね。
なんでかって言うと。上の棚に手が届かないから。
この場で解決しましょう。
ついでに肩こりも取りましょう。
背中を後ろに下げるだけ。
では解説します。
下がって伸ばそう、あなたの腕の10cm
岡田慎一朗の研究室より引用
- 背中を少し後ろに下げる
- 手の甲が向かい合いはじめたら、親指を外に向ける
- 肩甲骨がスライドすると同時に腕を伸ばす
コツは最初の「背中を少し後ろに下げる」こと
これさえできればすべてできる。
今回はこのへんで終わります。
なんで腕が長くなるの?
というのは冗談でここから深掘りしていきます。
さて、腕はこの場で長くできますね。
繰り返しですが
背中を軽く後ろに引くだけ。
さて、こんなことを書いていても1円にもならないのが現実ですがそれでも作業します。
肩甲骨がスライドすると腕が伸びると書きました。
ここが一番肝心なので深掘りしていきます。
腕は鎖骨から出ている。
これがすべてです。
詳しく書くと。肩甲骨と体の間には関節はありません。筋肉と腱でつながっているだけです。
とはいえ、どこにつながっているんでしょうか。
それは、鎖骨です。
ちょうど首の下にあって、上から見ると自転車やバイクのハンドルみたいになっています。
その鎖骨が動いて腕を長く使えるようになるわけです。
鎖骨には二つの関節があります。
- 胸鎖関節
- 肩鎖関節
名前は両骨から一字づつ取られています。
まず、始まりの関節の胸鎖関節。
本当の腕の始まりはここからです。
股関節に比べると動く範囲は小さいですが、肩にとっては無限の運用法になります。
試しに反対の手の親指と小指で鎖骨を押さえて、腕をブラブラしてみましょう。
はい、アッと驚きですね。耳の後ろから動いている気がしませんか。これで胸鎖関節は動きます。
「内腕」で腕が目覚める
時には思いきってやめることも大切ですよね。ぼんやりさせることで本質が見えてくることもあるから。「光の性質」と似たようなもの、共存させることは可能。全否定する必要はない。
そして、肩鎖関節。
肩にとってはベースになる関節です。
ここが動かないと正直腕は上がりません。
胸鎖関節よりも動きはさらに小さくなります。
とはいえ、腕にとってはベースです。同じように鎖骨を押さえて動かしてみましょう。
肩甲骨自体が上に回転するのがわかるはずです。
さて、鎖骨、肩甲骨、腕の可動域がすべて加わると180度、真上に上げられます。
「鎖骨から腕」として上げると、段違いに上がるはずです。
さらにここから深掘りです。
ものネタ
とはいえ、これの元ネタってあるの、「何となく不安」なんだけど。
元ネタは柳生新陰流です。
古武術「仙骨操法」のススメより引用
どリアル「鬼滅の里」で一躍有名になりました。
そこで受け継がれている古流剣術の稽古がもとネタです。
ここでは簡単に解説するにとどめます。
そこのセミナーでは、「さぁ、稽古」の前に
「肩の力を抜くこと」と口酸っぱく注意します。
「腕だけで刀は振ってはいけない」
さて、改めて背中を後ろに引いてみましょう。
あら便利。前だけじゃなくて、上にも同時に動いてくれる。便利。
とはいえ、これってパソコン作業につきものの猫背、前肩と同じ姿勢じゃないの?
そうです。肩を前に出した状態で固定すれば猫背になります。
とはいえ、一致している点があるだけ。
連続した動作の全体から見ると全然違うことがわかります。
違いは、
- いつの間にか固まっている
- 自分から動きにいってるか
です。
全く違う。
肩の動きのチュートリアルはここまで。
紹介した動作は上下ですが、前後にももちろん使えます。
おさらい
岡田慎一朗の研究室より引用
では改めて、ここでおさらいしましょう。
- 背中を少し後ろに下げる
- 手の甲が向かい合いはじめたら、親指を外に向ける
- 肩甲骨がスライドすると同時に腕を伸ばす
あっと、驚きですね。でも理由は簡単です。
今まで動かしてこなかった関節が動き出して、可動範囲がグイッグイッと上がります。
これで完了です。
押さえなくても「鎖骨から腕」の感覚を自覚できるようになればOK。
おまけ
さて、ここでおまけのパート
肩こり解消のエクササイズにしてみましょう。
- 胸の前で両手を組む
- 手のひらを返しつつ腕を前に伸ばす
- 1,と2.を繰り返す
呼吸に合わせて腕を出し入れすると肩甲骨がスライドしやすくなる。
- 腕を出す:吐く
- 腕を戻す:吸う
回数よりもあなたの感覚を大事にしてください。肩甲骨を中心に背中と腕が連動していくプロセスをお楽しみください。
仕事の合間に伸びをすることも多いですよね。
はい、やりましょう。「長い腕」。
- 前
- 上
- 下
にもできます。
さて、ここで改めておさらいです。
- 下がって伸ばそう、あなたの腕の10cm
やり方は
- 背中を少し後ろに下げる
- 手の甲が向かい合いはじめたら、親指を外に向ける
- 肩甲骨がスライドすると同時に腕を伸ばす
です。
この方法で腕を伸ばすと
最大で15cm伸びます。
最低でも5cm伸びます。
この場で簡単「長い腕」。
今回は以上です。
超絶ラクちん生活をお楽しみください。
【自然に長くなる】背骨で腕を使う方法【超おススメ】
腕を長く使うには背骨を使えば簡単にできる。その理由は、1.あばらが動く2.鎖骨が動く3.肩甲骨が動く肩をねじって動かしても同じく伸びる。ただし腰を痛める。
背骨から動くと痛くない。おまけに背中も無理なく使える。おすすめ。
根拠
さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。僕の知識が全て詰まっています。