あなたの怒りは「だらしない自分」を直視することからの回避にあった(転載です)
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こんにちはユウキです。先日通信事業者の訪問があり、そのときに思ったことを記事にします。
元記事はこちらです。
— ユウキ×身体の使い方工作室 (@yukitakeblog) February 26, 2026
まずはツイートをご覧ください。
怒るために反応することは「だらしない自分」見ないようにするためなのだと思う。
例えばセールスに対して後から騙されたのかもしれないと不安になり慌て、なぜか近親者を引き合いに出して起こるのは、それまでの自分を直視してこなかった本人の責任です。
自己の直視と回復が本当の対策となる。— ユウキ×身体の使い方工作室 (@yukitakeblog) February 25, 2026
例えばセールスに対して後から騙されたのかもしれないと不安になり慌て、なぜか近親者を引き合いに出して起こるのは、それまでの自分を直視してこなかった本人の責任です。
自己の直視と回復が本当の対策となる。
では解説します。
■あなたの怒りは「だらしない自分」を直視することからの回避にあった
結論から言うと私はセールスに引っかかった。
先日通信事業者であるauことKDDIの代理店を名乗る人が訪れた。
その営業を担当している人が言うには、「光通信にしたにもかかわらず、通信速度が遅いというクレームが来たので謝罪をするために訪ねた」という旨の内容であった。
さて、ドア越しだけでは要領を得なかったので私は玄関のドアを開けて話を聞くことにした。訪れたのは2人組で1人は営業、1人は道具箱らしき荷物を肩から下げていたので作業員であると思う。
そして営業の男の言われるがままに契約書にサインをした。
■怒る目的は単純に自分からの逃避
その後スマホを取り出し近辺での通信速度が遅くなる原因であろう落雷や電柱が倒れたといったようなことがあったのかどうかを調べると通信障害などは私が住んでいる近辺では起こっていなかった。
さらに「au ひかり 訪問」で検索をかけると、訪問する目的は「すべて」勧誘であり、
そもそも本当に回線の速度が遅く、それを謝罪するのであれば公式サイトを通じで「お知らせ」を出すか、封書で送る
とのことである。つまり今回の私の場合は
訪問営業のセールストークに引っかかった
のである。
その日の土曜日と日曜日はネガティブで否定的、さらに幼稚さと都合でできたまさに
自分で創作した自分についてのウソの物語
[1]
であるエゴ物語で頭がいっぱいであった。
とはいえ、サインしたのはほかの誰でもない私であるし、セールストークに乗せられるがままになったのもまたほかの誰でもない私なのである。
たとえどんなに過去のことをネタにして怒ってもその事実を変えることはできない。 怒る目的はそのための対策を普段からしないように避けてきた結果なのである。
このときのなんでもきっかけになった他人を持ち出して怒りの感情や独り言芝居にふけって、事実と結果を見えないと思い込むために頭の中から「なかったこと」にして失敗から回避しようとするさまはまさに
歳食ったガキ
[2]
でしかなかった。
■そもそも引っかかった原因は何?
- 契約の確認をしていない
- 実は習得できていなかった
- リベンジはけじめであって対策ではない
・契約の確認をしていない
騙される理由は引っかかった人が孤立になりにいくというより怠慢であると思っている。確かに訪問でも電話でも勧誘はセールスに限らず
- 宗教の勧誘
- 霊感商法
- カツアゲ
- 脅迫
などにも共通していて、最初にパンフレットなどを見るように下を向かせることで、恐怖や不安などの情動ストレッサーと呼ばれるものに対して弱くなる体勢になるように仕組んでいるのである。よく不良やヤンキーと呼ばれる人が日田から覗き込むようにすることも多分これが目的なのだと想像する。
とはいえ、
相手の巧みな、あるいは口当たりのいい勧誘に乗ってしまうというのは、それまでいい加減にしか人生やら思想、宗教について考えてこなかった自分自身に責任があると思います[1]。
[1]甲野善紀(2014)『古武術に学ぶ身体操法』岩波書店,p.62.
本当にそのとおりです。そしてセールスに限りません。宗教の勧誘などは自分自身の人生に対する考察を深める上での話し相手、稽古台になってくれるありがたい存在と言えるのである[2]。
とはいえ、さおだけ屋や不用品回収相手に訪ね歩くことはリスクが高すぎるのでやめるべきである。であるが、自分の未熟さや回避型というレッテルに甘んじてきたことや自らを見直すために、回避をやめて主体性を持つ人生にするためにはむしろ利用価値のある存在である。
・実は習得できていなかった
実社会では結果がすべてであり、「できなければ無意味」である。今回騙されたことはまさに今まで私が記事にしてきたことが何もできていなかったことが証明されたのである。
とはいえ、やり直せばよいだけなのであるが。
・リベンジはけじめであって対策ではない
失敗は所詮失敗であるし、結果はただ結果であり、騙され引っかかった事実を変えることはできない。失敗した分析をすることは大切であるがリベンジともいえるやり直しのためには「これからどうするのか」考えることが重要なのである。
分析や原因を明らかにすることに重きを置かないのは、それが自分の慰めにしかならないためである。もっと言えば「ボクは、わたしはこんなにも可哀そうなのだ」という感じで自己に対する性愛に酔っぱらうだけになるからであある。
これはおそらく他責思考とも呼ばれるもので、他人だけでなく道具のせいと思うこともまた同じく回避と他責なのである。
■自責思考は課題の分離と「多」責思考から生まれる
そこで「これからどうするのか」という未来に考えを向けると、失敗を失敗のままにして、失敗なく見ることができるのである。
多くの人が自責思考を自己の性愛に酔うために使うために、事実を直視することから回避することを選ぶのであるが、私が思うに
酔いと回避のために課題の分離を行わない
ことが原因であると思う。
回避型という人間が「歳食ったガキ」であるのは自覚から逃げようとするときに出る緊張を「苦しみ」として事実を見ることから逃げようとするからである。
そこで
責任は自分だけにあるのではなく分散しているのだ
という多責思考にすると、自分がこなすべき課題だけを選ぶことができるようになる。自分のこなすべき課題であればそれこそ100%自己責任である。
これが自責思考という言葉が伝えたい意味なのだと思う。
■対応する方法はリラックスによる回復と実践だけでよい
こういった事態に対応できるようにするためには、
メッチャ訓練する
ことで実戦経験を積むしかないことも同じく事実である。
とはいえ繰り返しになるが、さおだけ屋や不用品の回収人を相手にすることは危険が大きすぎるためやめるべきである。
ではどうするのかというと、
日常生活を利用する
のである。
緊張や恐怖、不安を感じた時点で呼吸で回復するだけでよいのである[1]。この不安や恐怖が出る瞬間の、「鮮度」ともいえる静から動へ、「0→1」になる瞬間を観察して、それが出たときに呼吸で回復することを習慣にするのである。
それは
- 1.鼻から息を「スー」っと吸う
- 2.丸めて尖らせた口から「フー」っと吐く
- 3.これを繰り返す[2]
だけでよい。
また、前かがみになった状態から立ち直るためには
- 1.かかとを上げてドンと下げる
- 2.肩を上げて、息を吐きながら一気に下げる[3]
ことで体を整えるだけでできるのである。
ちなみにこのときに
かかとを使ってつま先とひざの向きをそろえて正面に向けて立つ
と、内くるぶしにかけた体重を持ち上がった内側のアーチが押し返すように支えることで、重心を内くるぶしの真下にあたる親趾側の踵の手前に持ってくることができます。重心が内側にまとまることで、ふらつきをなくし、バランスを取りやすくすることも同時にできるようになります。
詳細は関連記事をお読みください。
■すべてのイベントは「人生の税金」
「人生の税金」という言葉があります。これは甲野善紀氏が『驚くほど日常生活をラクにする 武術&身体術「カラダの技」の活かし方』で「心を静めるワザ」として紹介しています。その一部を引用します。
どういう事かというと、世の中のさまざまなジャンルで名を成した人たちは、皆それ相応の「人生の税金」を払っているという話で、最も多い例は、その代償としての税金が家族に降りかかるという事だった[1]。
[1]甲野善紀・甲野陽紀(2014)『驚くほど日常生活をラクにする 武術&身体術「カラダの技」の活かし方』山と渓谷社,p.109.
私の場合はこのようなやり取りを避けてきたことでこの事態を招いたことが「税金」にあたると考えています。
おわり。
■出典と参考資料
怒る目的は単純に自分からの逃避
[1]パトリック・マキューン著、桜田直美訳(2017)『トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法』かんき出版,p.192.
[2]限界社不ちゃん.(2026年1月19日). [テキスト].X(Twitter).
https://x.com/ggnka_icha/status/
2013124555745951921 (参照日: 2026年2月19日).
そもそも引っかかった原因は何?
[1][2]甲野善紀(2014)『古武術に学ぶ身体操法』岩波書店,p.62.
対応する方法はリラックスによる回復と実践だけでよい
[1]北川貴英(2011)『4つの原則が生む、無限の動きと身体 ロシアンマーシャルアーツシステマ入門』BABジャパン,p.42.
[2]システマ東京チャンネル SYSTEMA TOKYO channel.(2021年8月27日).『【システマ式呼吸法】「ブリージング」の超基本からわかりやすく説明します。座学で学べるシステマ』 [動画].YouTube.
https://www.youtube.com/watch?v=haYjDs4SKbE (参照日: 2026年2月17日).
[3]システマ東京チャンネル SYSTEMA TOKYO channel.(2024年9月28日).『たった一言で人が倒れる! 榎木孝明の【言霊術】は保江邦夫とシステマ北川に効くのか!?』 [動画].YouTube.2:52~3:05
https://www.youtube.com/watch?v=lw–FH3uP70 (参照日: 2026年2月17日).
反応や感情の変化は「人生の税金」
[1]甲野善紀・甲野陽紀(2014)『驚くほど日常生活をラクにする 武術&身体術「カラダの技」の活かし方』山と渓谷社,p.109.
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