Written by Yuki Takemori

腰から姿勢を正す手順【4つだけです】

ライフ 座り方

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姿勢を正すにはどうしたらいいでしょうか。骨格矯正をしても、セルフケアをしてもすぐに腰が後ろに倒れる。簡単にできて根拠がある方法が知りたいです。

こういった疑問に答えます。

まずTwitterをご覧ください。

腰から姿勢を正す手順は4つだけです。
1.股間をゆるめる
2.一度つま先を引く
3.おしっこをガマンする
4.おならをガマンする
仙骨と恥骨で骨盤底筋を挟むことで腰を立てることができます。
気が向いたときやればいいのでオフィスワークにはおススメです。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

本記事の内容

では解説します。

» 姿勢は背骨を立てるだけで直る【胸骨を引き上げるだけ】

1.腰から姿勢を正す手順

参考:専心良治

  • その①:股間をゆるめる
  • その②:一度つま先を引く
  • その③:おしっこをガマンする
  • その④:おならをガマンする

その①:股間をゆるめる

さとう式リンパケア 〜1日5分で幸せ美人に〜

股間、詳しく言うと

性器と肛門の間をほぐす

おならをガマンした瞬間に盛り上がる場所を指でゆるめてあげるだけでできます。

正確には「会陰」という名前があり、おしっこやウンコをガマンするときに使う筋肉が集まるところです。
さわりながら「ウンコをガマン」すると盛り上がるのですぐにわかります。
中医学ではツボの位置であり、格闘技では急所になります。

その②:一度つま先を引く

片足でもOKです。
つま先を引くことで骨盤を前に倒しやすくなります。

やり方は、

  • 1.つま先を引くと体が前に倒れる
  • 2.同時に骨盤が浮き上がるのを利用して倒す
  • 3.股関節から体を起こす

でできます。

その③:おしっこをガマンする

「なんか疲れたな」と思ったとき背伸びをしますが、背伸びの前に

おしっこをガマンしてみてください

すると後ろに倒れていた骨盤が前に倒れるように動きます。

このときに骨盤の中の臓器を胃に向かって持ち上げるようにしながら呼吸するのがコツです。

その④:おならをガマンする

最後におならをガマンしましょう。
肛門に力が集まるようにガマンすることによって、仙骨が骨盤の中に引き込まれるように後ろに倒れて、前に倒れていた骨盤が起きるようになります。

すると、「仙骨は後ろに倒れるが、恥骨は前に倒れる」ことになり、結果として、

骨盤が立つ

ことになります。

「おしっこのガマン」と同時にすることで、お尻の穴から尿道の間を締めることができます。

2.「おならガマン」でどうしてできるの?

  • 骨盤を前に倒す動作
  • 仙骨を後ろに傾ける動作

が同時にできるからです。

いい姿勢で座るとはどういうことかというと、

お尻の底にいある骨の坐骨でイスに立つように座る

ということです。
ゆりかごのように揺れながらバランスを取って座ることが目的です。「おしっこガマン」では骨盤底筋の前側の筋肉である、

肛門挙筋群

  • 腸骨尾骨筋
  • 恥骨尾骨筋
  • 恥骨直腸筋
  • 恥骨会陰筋

が収縮すると

骨盤の一番前の恥骨が前に倒れます。

そして「おならガマン」では、

  • 尾骨筋

がはたらくことで仙骨が後ろに倒れます。このふたつの動作が合わさることで、骨盤は、後ろに倒れるでもないが、前に倒れるでもないことになり、

骨盤を立てる

ことができるようになります。

仙骨と恥骨で骨盤底をパッキングするとイメージしやすいです。

「おしっこの次におならガマンする」ようにすると簡単になります。

3.注意点3つ

  • その①:がんばらない
  • その②:一度でよい
  • その③:気が付いたときでよい

その①:がんばらない

がんばる必要はありません。
「ずっとガマンしつづける」ことなんて不可能です。
筋肉はゆるむことと、緊張することを絶えず繰り返してバランスを取っています。
例えば、呼吸をするときも骨盤は動いています。

  • 息を吸う→仙骨が後ろに傾く
  • 息を吐く→仙骨が前に傾く

ことを繰り返しています。

なので、「姿勢が崩れてきたな」と思ったときは、

  • 1.つま先を引きながら、息を吐いて
  • 2.おならをガマンしながら、息を吸う

ことによって、リセットするだけでも姿勢はもとに戻ります。

繰り返しですが頑張らないことです。

その②:一度でよい

ガマンした状態を維持する必要はありません。
というかできない。
一度ガマンしたら、必ずどこかで動きが止まるのでそこでやめます。
後はゆるんだ状態で姿勢をキープできるので問題ありません。

その③:気が付いたときでよい

「姿勢をキープする」という本当の意味は何でしょうか。
多くの人は「ずっとその状態を固定しておく」と思っていますが、そうではなく、本当は、「気が付いたときにリセットする」という意味です。
あなたが見ているのはリセットした直後を見ているだけです。
なので、こまめにガマンするだけで姿勢を保つことができます。

おさらい

参考:専心良治

  • その①:股間をゆるめる
  • その②:一度つま先を引く
  • その③:おしっこをガマンする
  • その④:おならをガマンする

この記事を書いている僕の経験

座り仕事がラクになりました。最近は毎日がデスクワークで、座ることが多いので、姿勢の乱れがどうしても出てきます。
なので、おならをガマンして姿勢をリセットすることによって腰だけでなく、腕も肩もラクになりました。
オマケに、リセットのついでに立つことも多くなったため、座りすぎの防止にもなって大助かりです。

まずベロの後ろを喉チンコにつけましょう

そこでベロの後ろを喉チンコにつけることからオススメします。

骨盤のポジションを正すことも必要なのですが、同時に背筋を立てることも大事です。
というか、これができないと今回の「骨盤を立てることによって姿勢を正すことはできなくなる」と思ってください。

それには、

舌の位置を戻すだけ

でできるようになります。
さて、多くの人は「舌の先を上の前歯の裏につけておけばいい」と思っていますが、そうではなく、

正しい位置にある舌は、表面積の4分の3ほどが上あごにくっついている。そして舌の先は、上の前歯の裏に触れている状態だ。

状態が正しい舌の位置です。できていれば、「正しくあごを引く」ことができるようになります。
多くの人が「あごを引いて」と言われたら、下あごを下げいますが、正しくは、

上あごを真後ろに引く

ことです。

軽く紹介です。

  • 1.下あごを少し前に出す
  • 2.ベロの後ろを喉チンコにつける
  • 3.耳の後ろが引き上がると同時に、肩甲骨の下あたりが反れる

これだけです。なんて簡単\^o^/
\^o^/\^o^/\^o^/

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根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。