のれんにヤナギ、ダブルTスタンド
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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。
- のれんにヤナギ、ダブルTスタンド
まずTwitterをご覧ください。
「のれんに腕押し」は最強ですね。
ふらふらしているようで、崩れないから。体ひとつでできる。
1.つま先立ちになる
2.そのままかかとを落とす
中指が正面になる。すると体はニュートラル。たて、横、ななめ自由自在。立っていても疲れない。電車、バスの揺れもへっちゃら。— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) July 29, 2022
ふらふらしているようで、崩れないから。体ひとつでできる。
1.つま先立ちになる
2.そのままかかとを落とす
中指が正面になる。すると体はニュートラル。たて、横、ななめ自由自在。立っていても疲れない。電車、バスの揺れもへっちゃら。
では解説します。
「のれんに腕押し」、「糠に釘」、最近のストレス社会では、
「やり過ごせる」、「受け流せる」という良い意味がつけられている。
そんなしなやかなヤナギの木みたいになれる立ち方がこちら。
のれんにヤナギ、ダブルTスタンド
- 足を腰の幅に開く
- 軽くつま先立ちになって、かかとを下ろして、ヒザをゆるめる
- 肩を上げてから、息を吐きながら力を抜く
できているかどうかのチェックは、
前屈
です。
手の平を顔に向けて、甲に返してから、体を前に倒そう。
地面に手がつけばできている。
または「かかと―小指」のラインに体重が乗っているか。詳細はこちら。
「ダブルT立ち」は何がいいの【結論】一番バランスを取りやすい
「体重をどこに置くか」と聞かれれば、「圧倒的に小指側です」と答える。理由は簡単。✅「バランスを一番取りやすい」から。正三角形が強いのと同じ。実践すると聞くより早い。ダッシュのときに大活躍。マラソン、普段の歩きももちろん。テントのフレームが三角なのも納得。
この「ダブルT立ち」のポーズになるだけで、「諦めていた前屈ができるようになった」という人もたくさん出ている。
ちなみに、「ダブルT」の名前は、
そのポイントは縦のライン(中指)と横のライン(両くるぶし)の交点にある重心点です。
「「ダブルT」で立ち方が一変する」『ゆるめる力 骨ストレッチ』松村卓著、文藝春秋、2015、p63~64
からきている。
ここから深掘りしていきます。
「でもなんで、立ち方ひとつでこんなに変わるの」
親指に力を入れずに、体重を骨組みの重心にのせるから。
重心が真ん中に移ることで、
- 前後、
- 左右、
- 上下、
- 回転
と様々な動きをパワーロスなくできるようになる。
「ホンマかいな!?」という人は「ダブルT」の状態で、横から押してもらおう。
まさに「風に吹かれるヤナギ」。ビビるぐらいラクに受け流せる。
特にジャンプのときに大活躍する。
腰からヒザ、脚から足にまっすぐ体重が乗っているから、
デフォルトで地面から反発力をもらうことになる。
しかも、中趾とヒザの向きが揃うことでのねじれがなくなるからケガを防げる。
今回はこのへんで終わります。
動きたくなったら、こちらの
ダブルT歩き~小指から歩く~
人間が悩みと思っているものは全て違和感ですね。「上手くできるようになる」ための行動の積み上げだから。軽やかに歩くことも同じこと。着地にひと手間加えよう。小趾側のアーチをイメージするだけ。
を参考に動き出そう。
立っているときに足に何が起こっているの詳細はこちらからどうぞ。
シェアしましょ、「龍の口」で引っ掛け立ち
結局のところ「疲れずに立つ」方法は、「地面をどこに置くか」で決まると思う。足にフルで活躍してもらうだけだから。1.つま先を正面に向ける2.小趾の付け根からかかとに向けて握るかかとと小趾の間に体重はかかる。論より実行。足が骨盤までフル稼働。手みたいに使えばいいだけ
さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。