Written by Yuki Takemori

【肋を引くだけ】両足入れ替えターン【いいねが2.9万です】

ライフ 向きの変え方

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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 【肋を引くだけ】両足入れ替えターン【いいねが2.9万です】

まずTwitterをご覧ください。

体の向きを簡単に変える方法
✅左右の足を入れ替える
1.ターンしたいところで、左足を着く
2.右足と左足を入れ替える
3.前傾姿勢になったまま進む
向きたい方向にあばらを開くのがコツ。あばらを使うことによって、全身がひとまとまりになる。ひざを痛めずにターンができるからおススメ。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

この記事を読むメリット

では解説します。

1.両足入れ替えターン

参考:ansony jack

「足の位置を入れ替えるターン」、5:09~5:40

左回りしたいとき、

  1. ターンしたいところで、左足を着く
  2. 右足を振り出さずに、身体の向きをひっくり返して、左足と入れ替える
  3. 体は自然に前傾姿勢になっているので、体重に任せて加速する

右足の向きは自然にひっくり返っているので、安心です。

右回りのときは、この逆です。

コツ

あばらを使う

このときに腕を振ると膝や足首をねじることになるので、ケガにつながるのでやめましょう。
さらにはブレーキ、ストップ、スタートをバラバラにやることになるからスピードも遅くなり、エネルギーのロスになります。
なので、この場合は左側のあばらを開くと、骨盤と肩甲骨の向きを揃えたままクルッと体がターンしてきれいに回ることができます。
足の位置を入れ替えた段階で、100m走の「スタートを切った瞬間」の状態になっているので、地面を蹴ったり、脚を振り上げたりする必要がなく、勝手に加速しています。
体に優しいターンだから安心です。

「あばらを開く」という感覚がわからない。というときは、この場合は右のあばらを押すとできるようになります。

ここから深掘りしていきます。

2.今できなくても問題ない理由

結論としては問題なしです。

  • 理由①:ゆっくりやればいいから
  • 理由②:ひとつひとつ分解していいから
  • 具体例①:あばらに手を置く
  • 具体例②:後ろに引く

理由①:ゆっくりやればいいから

いきなりはできるようになりません。
ゆっくりとできないことが早くできるわけがありません。
なのでゆっくりとやりましょう。
例えば、休憩に入るときの10秒を使うのもテです。

理由②:ひとつひとつ分解していいから

体育の分野であるあるなのが、「なんで、できひんのや!」という罵声がこびりついていることですね。
そんなものはここでゴミ箱に捨ててしまいましょう。
ゆっくりやってもできないときは、ひとつひとつの動作を分解すればいいのです。
スイスイできる人は、無意識か、ちっちゃい時から「ああかな?こうかな?」と「お試し」を積み上げているだけです。
それはここで手に入ります。
どしどし分解しましょう。

具体例①:あばらに手を置く

とはいえ、どうしても「あばらが動く」という感覚がわからないという人は、あばらに手を置いてみましょう。
まず上下に動かすと自分が思っていたよりもクリクリと動くのがわかります。
するとあばらの動きに連動して、鎖骨に吊られるように肩甲骨が上下するので、腕を振らなくても体幹が動くようになります。
そして、上下に動くようになったら左右に動かしてみましょう。

具体例②:後ろに引く

左右に動かしてみたら、後ろに引いてみましょう。思った以上に、振らなくても後ろに振り向けます。
そのときの体重の移動と合わせる形で左足を「足を引っかけて転ばせる」ように足を外しましょう。
なんとしても転びたくないから、左足は支えるために前に出ているはずです。
と同時に体は「100M走のスタートした瞬間の前傾姿勢」になっています。

ここまで読んだ方は空中で足を入れ替えるなんて「もしや、できないかも」と思うかもです。

しかし問題なしです。
ひとつひとつの動作を徐々につなげていくとできるようになります。

繰り返しですが問題なしです。

3.注意点

  • 動くのは一方向にしよう

動くのは一方向にしよう

ここまで読んだ人は、右左、後ろを高速に、順番にやろうと頑張っているはずです。とはいえ、それでは上手くなりません。なぜなら、

カラダには、「対象物の全体をとらえるとしっかりする」という性質のようなものがあります。

なので、ゆっくりやっても、分解しても「なんでだろう?うまくいかないぞ」というときは、

左のあばらを左に開く

ことだけにしぼりましょう。ここだけに集中すると、残りの部分はぼんやりとしてくるので、体とターンがなんとなく一体化するようになるから、「左のあばらを左に開く」ならこれだけやるようにしましょう。

この記事を書いている僕の経験

参考:ansony jack

「足の位置を入れ替えるターン」、5:09~5:40

  • ターンが簡単になった

ターンが簡単になった

会社、役所、スーパーの屋上の駐車場、何が疲れるのかって言うと、踊り場で向きを変えることではないでしょうか。
私も長年の案件だったのですが、解決しました。
ショッピングモールやデパートのエスカレーターでの方向転換に重宝してます。
わざわざ「ウンセッ、ウンセッ」っと二歩三歩とたたらを踏むように向きを変えていたのですが、この「両足入れ替えターン」にしてからエスカレーターに乗るのが疲れなくなりました。
この場合は、ちょっとやり方を変えるだけです。

右回りに上り下りする場合

  1. ターンのちょい先に左足をつける
  2. あばらを右に開く、と同時に右足のかかとを前に出す。
  3. 左足を回収して進む

かかとを前に出したときに、体が開いて、つま先がターンするのでこれ以外で特にすることはないです。
あとは体重に任せると勝手に前に進みます。
つま先がひざと骨盤が一緒に開くから、体にも優しいです。

おさらい

右回りしたいとき、

  • ターンしたいところで、右足を着く
  • 右足を振り出さずに、身体の向きをひっくり返して、右足と入れ替える
  • 体は自然に前傾姿勢になっているので、体重に任せて加速する

くどいようですが、

あばらを動かす

とうまくいきます。

スキーヤーのマネしよう

とはいえ、「どうしてもうまくいかない」という人は、まず

重心移動

を習慣にしましょう。
スキーヤーがあんなにも軽やかにかつケガを極力しないように滑ることができるのは、

  • 背骨
  • あばら
  • 鎖骨
  • 肩甲骨
  • 骨盤

が連動しているためです。そこで家でもスキーヤーの動きができる方法を書いたのでこちらもぜひ読んでください。

まとめ記事はこちら。

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» 京滋身体操法研究会

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。