Written by Yuki Takemori

開きましょ、おなかを倒してクイック自転車コーナリング

ライフ 向きの変え方

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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 開きましょ、おなかを倒してクイック自転車コーナリング

自転車のコーナリングは簡単だったりする。おなかを上下に動かすだけだから。
1.右か左か向きを決める
2.決めた向きの側のお腹が伸ばす
バイクの「切り返し」と同じ理屈。
関節が増やして、重心移動。小回りができて、カーブの大きさ変えるのも簡単。
加速、ブレーキにも使える。

では解説します。

自転車の運転で一番ムズいのは、ズバリコーナーリング。

具体的に言うと直角右折するとき。

小回りが利かないからつい「ななめ横断」になって、車からド派手にクラクション鳴らされ、縮み上がる。

でも、安心してください。
あなたはなにも悪くない。ただ、知らなかっただけ。

解決方法はこちら。

サイドステップ曲がり

参考:milia punda

3:05~4:25

  1. 右か左か向きを決める
  2. 決めた向きの側のお腹が伸ばす

コツは骨盤と肩甲骨を引き離すようにすること。
おなかを開きやすくなる。

休みの日にちょこちょこ練習しよう。
(いれば)お子さんと公園でのゲームにしても面白いかも知れない。

ここから深掘り

「でもなんで、体を逆に傾けるだけでこんなに小回りが効くようになるの」

と言うと。

「倒れる」という行動を利用しているから。
理屈はバイクの免許と取るときに聴く「切り返し」と同じ。
緊急の対応か、カーブの曲がるのかの違いだけ。

もっと分かりやすく言うと、体を支えていた足が外れると体は倒れる。
すると当然、体を守るために地に着いている足の方で体を支えようとする。
そのとき、着いている足の方の骨盤と肩甲骨が脇腹に集まり、腕と脚をまとめた「一本」の体勢になる。
ということは反対側は「開いている」状態になる。

逆に言えば、曲がりたい方向に体を開けば勝手に倒れる。
そいつを利用するというわけ。
でも実際は倒れないのは、閉じた方のハンドルのグリップも脇腹に集まるから問題なし。

アクセルとブレーキにも使える。お腹を開く方向を前と後ろに変えるだけ。

アクセル

  1. 肩甲骨を背骨と骨盤に同時に寄せる
  2. 背中とわき腹の間、のあばら骨を下げる

ブレーキ

  1. 肩甲骨をななめ前に出す
  2. 背中側の肋骨を開く

実はみんなマイスター。
普段から何気なくしているから。特に「1.アクセル」ときは、

が大活躍する。

元ネタは、「いにしえのサイドステップ」。
違いは「歩くこと」だけ。ぜひ参考にしてください。

意外なことだけど階段を昇るときと同じ動きをしている。

今回は以上です。

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。

p106、「重心側だから動きやすいだろう」