Written by Yuki Takemori

走りながら360°ターンする方法【体を分けよう】

ライフ 向きの変え方

この記事にはプロモーションが含まれています

こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 走りながら360°ターンする方法

まずTwitterをご覧ください。

走りながらターンするには左右で役割分担が簡単です。多くの人はかかとを軸に回るのですが、そうではなくいい方法は、手と足を同側に落とす。体が回ると同時に反対の足を出すのがいいです。スキップの軽さがコツ。回転とスタートを同時にやるから素早い。向きをそろえるから体にも優しい。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

この記事を読むメリット

走りながらターンするいい方法はないでしょうか。体を右と左で役割分担するとできるようになります。スキップする軽さで回りたい方の反対の手足を同時に落とします。左右がそれぞれ180°ずつ回るから。体にも優しく素早い。ぜひどうぞ。

では解説します。

1.走りながら360°ターンする方法

参考:ansony jack

360度ターン、7:31~9:38

走りながら360°ターン

向きは左回りです。ターンをするときに

  1. 右脚が着地するときに右手も一緒に落とすようにする
  2. 右足をその場で180°くるっと回す
  3. 回った直後に左側がポンっと開く

ような形にすると「ラクに」、「きれいに」、「痛くなく」回転できます。

コツ

右側の骨盤を前に出す

右手を下げた段階で、右側の骨盤を前に出すと右足を回転させやすくなります。
こうすることによって、上半身と下半身がそろって回転します。
さらに、この効果によって、右足のつま先を後ろに下げることができます。
かかとを軸に回転することとは違って、つま先とかかととで動きを分担します。
なので、足首もぐねらず、ひざもねじらずにつま先を打ちに向けられるというわけです。

左右で役割分担を行うこと

右側が180°、左側が180°、と左右で役割分担を行うことです。
右脚が着地するときに右手も一緒に落とすと、一瞬だけ右手右足が同側になります。
右手を下げると気が付きますが、胴体が左向きに回転します。
理屈は簡単です。右足といっしょに右手を下げた段階で、

  • 右肩の肩甲骨が前に出る
  • 左肩の肩甲骨は背骨に寄る

体はバランスを取ろうとして勝手にこうなるので大丈夫です。
結果として、体を右と左を互い違いに分けて回転しましょう。

強く踏んだ後に蹴りだそうとするのではなく、スキップするかのような足取りがポイントです。

メリットとデメリット

  • メリット :回転がラク
  • デメリット:ムズイ

メリット

メリットは回転がラクなことです。

デメリット

デメリットはムズイことです。
できないときはあばらを使ってみましょう。腕の付け根である鎖骨・肩甲骨の動きを助ける骨のなので助かります。
あばらを上下に動かすことによって、鎖骨・肩甲骨の動きが大きくなることによって、腕を大きく、細かく使うことができるようになります。

ここから深掘りしていきます。

2.いきなりできなくても問題ない理由

結論としては問題なし

  • 理由①:かかとを後ろに下げる

理由①:かかとを後ろに下げる

まずかかとを後ろに下げましょう。
ひざを曲げることも、骨盤を前に出すことも全部やってくれます。

  • 具体例①:向きを変えるとき

具体例①:向きを変えるとき

普段の生活で向きを変えるときに使ってみましょう。
先にかかとを後ろに下げることによって、反対の足の負担が劇的に軽くなります。

ここまで読んだ方は走りながら一回転なんて「もしや、できないかも」と思うかもです。

しかし問題なしです。
僕も、分解とゆっくりやるように練習して徐々に上達してます。

繰り返しですが問題なしです。

3.注意点3つ

  • その①:かかとを後ろに下げる
  • その②:とにかく分解
  • その③:体に任せる

その①:かかとを後ろに下げる

どういうものなのか

そのままです。かかとを後ろに下げることによって、まずつま先と膝の向きがそろいます。それだけではなく、腸骨(わき腹の下の出っ張り)と大転子(脚の付け根の出っ張り)も同時に内側に向きます。

どうやってやるのか

繰り返しですが「かかとを後ろに下げるだけ」です。

豆知識なメモ

かかとを後ろに下げた段階で前かがみになりますが、大丈夫です。具体的にはひざが曲がります。なんでかって言うと、ひざが曲がります。ひざが曲がる理由は筋肉の作用によるものです。

大腿筋膜張筋

作用は以下のとおり。

  • 脚を上げる
  • 外に振る
  • 内側に回す

このターンの場合は、「脚を上げる」と「内側に回す」動きが同時に行われるので前かがみになって、ひざが曲がるというわけです。

その②:とにかく分解

  • 1.どういうものなのか
  • 2.どうやってやるのか
  • 3.メリットとデメリット

どういうものなのか

とにかく分解しましょう。できないものをできるようにする近道です。繰り下がりの引き算と同じです。

  • 11-7=4

なら、

  • まず、10と1にする
  • 10-7=3にする
  • 最後に1を足して4にする

みたく。

どうやってやるのか

まず、かかとを後ろに下げましょう。これだけです。するとあとはひざが曲がって、手順通りになります。

その③:体に任せる

  • 1.どういうものなのか
  • 2.どうやってやるのか
  • 3.メリットとデメリット

どういうものなのか

体に任せるとうまくいくようになります。
腕を下げるか、かかとを後ろに下げた段階で、後ろに倒れそうになりますが、その段階で左脚は後ろに下がるので転ばなくてすみます。さらに同時に次の踏み出しにもなっているのでとってもラクです。

この記事を書いている僕の経験

バスケやサッカーは全然やらないので、どう役立てるのかはお任せします。私の場合は外に出かけるときに使っています。

  • ジョギング

ジョギング

ジョギングをしているときはどうしても「転ばないように、転ばないように」と思います。なのでこの瞬間は周囲の観察がどうしても雑になります。このことによって、「アレッ、今のなに?」と思って確認しようと振り返ることがあります。以前はこのときにふらつくのが嫌だったのですが、この「走りながら360°ターン」のやり方を取り入れることで向きを変えやすくなったので、少なくとも振り返るときは「かかとを後ろに下げればいいや」と思えるようになり、慌てなくなりました。

おさらい

参考:ansony jack

360度ターン、7:31~9:38

走りながら360°ターン

向きは右回りです。ターンをするときに

  1. 左脚が着地するときに左手も一緒に落とすようにする
  2. 左足をその場で180°くるっと回す
  3. 回った直後に右側がポンっと開く

ここで提案

  • 大腿筋膜張筋ほぐし
  • スキーで重心移動

大腿筋膜張筋ほぐし

とはいえ、普段使ってなかった筋肉は簡単に都合よくは動いてくれないのが実際のところです。

そこで太ももの横にある大腿筋膜張筋をほぐすことからオススメします。

スキーで重心移動

あばらと移動とどう関係があるのというと、あばらを上下に開くことによって、体重を使った自然なターンができるようになります。こちらの方が日常で使う機会が多いかもしれません。

» 【簡単】体を入れ替えるターンまとめ【ラクちんで乙】

申し込み

申し込みはこちらからどうぞ。

» 京滋身体操法研究会

» スポーツケア整体研究所

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。