Written by Yuki Takemori

【超ラク】かかとを軸にしたターン【ターンからワンアクションです】

ライフ 向きの変え方

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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 【超ラク】かかとを軸にしたターン【ターンから走るのがワンアクションです】

まずTwitterをご覧ください。

ターンを簡単するには、
✅かかとを軸にターンする
ことです。
1.左足をついて少し伸ばす
2.このとき体を後ろに倒す
3.左足のひざの上を右足が通過するようにターンする
ターンが終わったころには前傾姿勢で走り出すポジションになる。
パニックをリセットするにもどうぞ。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

この記事を読むメリット

では解説します。

1.かかとを軸にターンする方法

参考:ansony jack

「踵(カカト)を軸にしたターン」、5:45~6:10

かかとを軸にしたターン

  • 1.左足をついて少し伸ばす
  • 2.このとき体を後ろに倒す
  • 3.左足のひざの上を右足が通過するようにターンする

コツ

  • 小趾の先からかかとのライン全体を使って支える

ターンするときにかかとが倒れますが、小趾の先からかかとのライン全体を使って支えると、恐怖心が和らぎます。
さらに倒した時点で体全体が左に倒れるから、右足を通過させるときは、足の重さを使うだけでできます。
「小趾―かかと」を意識するだけでつま先、膝、骨盤、肩甲骨がひとつにそろって向きを変えるから、体にも優しいです。腕は振ると上半身と下半身のつながりが途切れてしまうため、振らずにやるとうまくいきます。

ここから深掘りしていきます。

2.いきなりでできなくても問題ない理由

結論としては問題なしです。

  • 理由①:ゆっくりやればいい
  • 理由②:分解すればいい
  • 理由③:左右入れ替えてもいい

理由①:ゆっくりやればいい

とにかく、ゆっくりやりましょう。
ひとつひとつの動作を確かめながらできるようになるとそれが「できた‼」という自身になっていきます。
ゆっくりやることを繰り返していくうちに、徐々に早くできるようになっていきます。

理由②:分解すればいい

ゆっくりやる上で大切なのは、分解することです。ひとつひとつの動作を丁寧にこなすことができるようになります。時間はもちろんかかりますが、その分、

  • よかったところ
  • ダメだったところ

を「できなかった」という事実を直視したうえで、

  • 何がダメで
  • どうしたかったのか
  • 何が改善できるか

よかったところにフィードバックすることができるようになります。

理由③:左右入れ替えてもいい

今回の場合は、左足のひざを右足が追い越すということで紹介しましたが、脚は好きなときに入れ替えても余裕でOKです。
私もあなたも効き足がありますので、気に入った方や、やりやすいほうの足から練習してもいいです。
「できた!!」という達成感がつぎのモチベーションになるので、好きな方から挑戦して、そこから「じゃあ、ちょっと反対の足もやってみるか」というスタイルのほうが上達も速いです。

  • 具体例①:立ち止まってからやる
  • 具体例②:確かめながらやる
  • 具体例③:わざと苦手な方でやる

具体例①:立ち止まってからやる

いきなり走ってからはできません。というかやめましょう。メッチャ怖いです。
なのでいっそのこと一度立ち止まりましょう。
そこから上記のとおりに、

  • 左足をついて少し伸ばす
  • このとき体を後ろに倒す
  • 左足のひざの上を右足が通過するようにターンする

一項目ごとにこなすようにすると「あッ、こうすればできるようになるな」というタイミングが見えるようになります。

具体例②:確かめながらやる

ひとつひとつの動作を確かめながらやるとかえって上達は早くなります。
左足をついて少し伸ばすときは、かかとを着いていることを確認しましょう。
そして、左足のひざの上を右足が通過するようにターンするときには「小趾―かかと」のラインが地面について、体重を支えられていることを目で見て確認して、安心してからのターンに移すと「できた!!」を増やしていくことができるようになります。

具体例③:わざと苦手な方でやる

利き足から始めるとかえって苦手意識を持ってしまうので、苦手な方の足、右足が利き足なら左足から始めるとうまくいきます。理由は簡単です。
使い慣れていない分、スイスイ動かすことができずに、動作を確認するようにゆっくりと分解しながら練習するようになるからです。
ちなみに、利き足は階段を昇ろうとしたときに最初に振り上げる方の足です。

引用:脳の負担を減らす『利き足診断テスト』を日常動作で確かめよう

ここまで読んだ方はそんなに難しいことなんて「もしや、できないかも」と思うかもです。

しかし問題なしです。

私も家で、例えばトイレに行きたくなったときなどを練習の機会にして、外出先、面接会場へ行く途中で実践しています。急ぐときに便利です。

繰り返しですが問題なしです。

3.注意点3つ

  • その①:足の仕組み
  • その②:ひざは伸ばしたまま
  • その③:ゆっくりとやる

その①:足の仕組み

かかとをつけた瞬間は確かに怖いです。なんでかって言うとかかと一点で立つことによって不安定になるからです。
なので、ここで足の骨格が持っている仕組みと役割を知っておきましょう。
観察しながら練習するときもイメージがしやすくなって上達も早くなります。
足の骨格は役割で大きく二つに分けることができます。

内側(親趾―かかと)

  • 1.方向を変える
  • 2.片足立ちの体重移動

外側(小趾―かかと)

  • 1.バランスをとる
  • 2.立っているときの安定

つまり、ターンの瞬間で片足立ちになったときに、

内側:体重移動により方向を変え、

外側:バランスを取っている間にターンする

というふうに、役割分担を細かくしていると知ることによって、「わぁ、難しいな」と諦めるのではなく、「まず、片足を着いた状態からの、内側の体重が外側に移る。かかとと小趾のラインをつける。そして反対の足のひざが乗り越える。」というふうにステップアップするように練習すると無理なく上達できます。

その②:ひざは伸ばしたまま

ひざを曲げると、反対の足が乗り越えられなくなります。
そうすると、脚がもつれて転倒するために、ひざは伸ばしたままにしましょう。
確かに、コンクリートをかかとの一点で蹴りつける体勢になるから、脚からダイレクトに「衝撃の線」が脳天まで走るかもです。でも大丈夫です。着地と同時にかかとを回しているので、衝撃は向きを変えたときに逃げています。
むしろ、ひざを曲げると、急ブレーキにによって、ひざの下の向こうずね、太ももの筋肉をつないでいる腱に負担がかかり、ケガにつながるのでやめましょう。
どうしても伸ばすのが怖い時は、いっそのこと一度立ち止まってから、ゆっくりとターンしてください。

その③:ゆっくりとやる

繰り返し書いていることですが、ゆっくりとやりましょう。
別に誰と競争しているわけでもありません。
途中でやめても余裕でOKです。
また気が向いて「もう一回やってみようかな」というぐらいのお気楽さで取り組んでください。
もし、できない自分を責めているときはそのヤジを誰が言っているのかよく聞いてください。間違いなくあなたですよ。
確かにシャトルランで上手くいかなかったときはヤジを言われたかもですが、その後はあなた自身が言ってることです。
自分のヤジに負ける必要は全くありません。
なのでゆっくりとやりましょう。

この記事を書いている僕の経験

  • 急に振り返るときに慌てなくなった

急に振り返るときに慌てなくなった

さて、できれば急ぐことはないようにしたいのだけど、そうも言ってられないときは必ずといっていいほどくる。
そんなときに限って行き過ぎたということは頻繁に起きるそんな時いつも慌てていたのだけれど、この「かかとを軸にしたターン」を覚えてからというもの少しも慌てなくなった。
理由は、かかとを着けるときに一瞬でもブレーキがかかるために体を通して感情にもリセットがかかるためだと考えています。

足首を痛めそうで怖い

  • 足首回し
  • 体にいい内股ってある❓️【結論】足首から股関節をパタパタしよう

足首回し

普段は足首の動きは意識することはないため、がっちりと固まっていることが多いです。
なので、まずは足首をほぐして、動きを滑らかにすることからはじめることをおススメします。

体にいい内股ってある❓️【結論】足首から股関節をパタパタしよう

これができたら体全体を使った足首のトレーニングを紹介します。
足首だけではなく、股関節のトレーニングにもなります。

まとめ記事はこちら。

おまけ

内側(親趾―かかと)のラインはターンするときだけでなく、普段の歩きにも威力を発揮します。
小指から着地することを意識するだけで、歩くことが非常にラクになります。

参考:岡田慎一朗の研究室

申し込み

» 京滋身体操法研究会

» 岡田慎一朗公式サイト

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。