【手を置くだけ】仙骨でテニススイング【方向転換にも乙】
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こういった疑問に答えます。
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✅仙骨でスイング
1️⃣仙骨に手を置く
2️⃣何度かスイングする
3️⃣パートナーに手を押してもらうコツは腕が体の横に来たときぐらいで一旦止めてもらうことです。
腰、肩、あばらが一緒に動くからスイングがラク。体幹からパワーが出ます。
パートナーは「飛ぶ」ことだけには気を付けて。— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) March 9, 2023
1.仙骨に手を置く
2.何度かスイングする
3.パートナーに手を押してもらう
コツは腕が体の横に来たときぐらいで一旦止めてもらうことです。
腰、肩、あばらが一緒に動くからスイングがラク。体幹からパワーが出ます。
パートナーは「飛ぶ」ことだけには気を付けて。
骨から体を動かすテクニックを発信しています。
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この記事を読むメリット
1.仙骨でテニススイング
参考:骨ストレッチ【公式】
仙骨テニススイング
- 1.どういうものなのか
- 2.どうやってやるのか
- 3.メリットとデメリット
1.どういうものなのか
お尻の割れ目の上にある固い部分である、仙骨を手で押さえることによって、スイングを力強くするというものです。
2.どうやってやるのか
- 1.仙骨に手を置く
- 2.何度かスイングする
- 3.パートナーに手を押してもらう
3.コツ
パートナーに手を押さえてもらうときは、スイングの途中で、腕が体の横に来たときぐらいで一旦止めてから、押さえてもらいましょう。そこからスイングすることによって、大の男でも押しのけることができる力が出せるというわけです。
ここから深掘りしていきます。
2.なんでこんなに出る力が変わるの?
参考:Anatomy Standard
仙骨を押さえることで体幹が制御された結果、手足が末端だけでなく、腕と脚の付け根から動くようになります。
- 理由①:仙腸関節が動く
- 理由②:背骨の動きが止まる
- 理由③:手があばらから動く
理由①:理由①:仙腸関節が動く
仙骨を押さえることによって、その両端にある腸骨との隙間である仙腸関節が動くようになります。
押さえてない状態では骨盤が「なんとなく回転」するのですが、押さえることによって、骨盤と仙骨の上にある背骨が別々に動くことによって、骨盤にある、足腰の力の源である股関節が動くようになります。
理由②:背骨の動きが止まる
仙骨から後頭部の付け根にかけて、だるま落としのように積みあがっている背骨の動きが一体化します。
「ちょいこわ」ですがこれが大事です。押さえる前までは下から順番に少しずつ回転することを使う、「捩じる」動きによってのスイングがなされていたのが、「全ての背骨が同時に横に向く」動きに変わります。
理由③:手があばらから動く
背骨の内、胸の部分につく「あばら骨」、人によっては「かご」と呼ぶ部分が動くことによって、体の前であばらをつなぐ胸骨も同時に動きます。そこには、腕と体幹をつなぐ鎖骨があります。そこを無理なく動かすことができます。結果として、「腕だけ振る」動きから「体幹からスイング」の動きができるようになるというわけです。
- 具体例①:足が骨盤から動く
- 具体例②:仙骨から頭まで同時に動く
- 具体例③:腕が肩甲骨から動く
具体例①:足が骨盤から動く
さて、脚はどこから始まっているのかというと、骨盤の横の出っ張りである腸骨からです。繰り返しですが仙骨を押さえることによって、腸骨とそれの間にある仙腸関節が動くことによって、
骨盤から脚
を動かす事ができるようになります。
具体例②:仙骨から頭まで同時に動く
多くの解剖図では仙骨は骨盤の一部として登場します。それは正しいです。
とはいえ、実際の仙骨は腰でなく、
背骨
です。背骨の土台となって体幹を支えています。そこが制御されることによって、今まで背骨のの末端である骨盤と後頭部を互い違いにねじることによって、バラバラに動いていた体幹が全て同じ向きに、かつ同時に動きます。
具体例③:腕が肩甲骨から動く
脚と腰からは想像しづらいかもですが、このことによって、腕を、
肩甲骨を引き出すことによる動作
に変えることができます。「理由③」で書いたとおり、鎖骨は、腕と体幹をつないでいます。その腕は鎖骨と直結しているわけではなく、背中にある肩甲骨を仲介してつながっています。
とはいえ、これだけでは「肩甲骨から腕」は想像しづらいですね。なので、こう考えるとイメージしやすいです。
鎖骨・肩甲骨は肋骨の上に乗っている
こうすると納得できますね。肩甲骨を支えているあばらが動くことで、肩甲骨が自然に引き出されて、力づくではない腕の動きである、
あばらに動きを助けられた腕
にすることができます。
ここまで読んだ方はこんなに複雑なことなんて「もしや、できないかも」と思うかもです。
しかし問題なしです。
この動きは「仙骨に手を置く」だけでできるようになります。
繰り返しですが、仙骨を押さえることで体幹が制御された結果、手足が末端だけでなく、腕と脚の付け根から動きます。
3.注意点【1個だけある】
- 広いところですること
広いところですること
思っている以上のパワーが出るので、広いところでしてください。
マジでパートナーは「飛びます」
広いといっても、できるだけ壁があるところ、体育館などをおススメします。「上手く転ぶ自身がない」という人にはなおさらです。もっと突っ込んで言うと、転ぶことができない人はしないでください。
おさらい
参考:骨ストレッチ【公式】
仙骨テニススイング
- 1.仙骨に手を置く
- 2.何度かスイングする
- 3.パートナーに手を押してもらう
この記事を書いている僕の経験
この記事を書いている僕の経験
- 腰がラクになった
体を捩じることによって途切れていた上半身と下半身がつながるようになりました。その結果、咄嗟に向きを変えなければいけないとき、例えば、
直角に曲がらなければいけないとき
に仙骨に置いた手を横に動かすだけで曲がれるようになりました。
それだけではなく、広さがどうしても取れない場所で、後ろを向くときに、仙骨を横に動かすだけで、右に向くなら、右足のかかとが前に出て、つま先、腸骨、肩先が同時に動くので、最小限度の空間と動きで向きを変えることができるようになりました。
繰り返しですが、体幹のさらに芯の部分である「尾骨から鼻骨」がねじらない動きをすることによって、これらの動きができます。
まず歩いてみよう
そこで仙骨に手を置いて歩くことからオススメします。
「僕はテニスをしません、だからわかりません」という方も無縁ではありません。具体的には、歩くときに使うからです。
やり方は、繰り返しですが「仙骨に手を置く」だけです。それを「やさしく」押してあげるだけで、
- 力まず
- 疲れず
- 速く
歩くことができるようになります。
振り出しましょ、割れ目を押し上げ、しわ伸ばして
疲れずに歩く方法は簡単ですね。骨盤の真ん中を押し上げるだけだから。1.お尻の割れ目の上にこぶしをおく2.ななめ上に持ち上げるタネは「階段歩きを平地でやる」こと。腰を反らずに骨盤がかたむく。
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根拠
さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。
参考:岡田慎一朗の研究室