Written by Yuki Takemori

達人の呼吸、四の型、IAP気合!!

ライフ 回復


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こんにちはユウキです。
まずはTweetをご覧ください。

達人の呼吸四の型
✅IAP気合
腹式呼吸の逆。お腹を「吐くときに出す」。
「口」から全部から出す。仙骨を意識する。
小さくても声を出す。背骨から姿勢改善。
精神の安定によし。科学の世界で実証済み。

では解説します。

「気合」が科学の力で証明されました。

と言ったらどう思いますか?
「うわっ、胡散臭ぇなこいつ」と思ったあなたはラッキィです。
今ここで「心の安定」を手に入れましょう。

です。内容は「達人の呼吸、参ノ型 ドローイン呼吸!!」の続きですが、より

「体で「あなた」とエネルギーをつなぐ」

となっております。
1分でできる。しかも科学で効果が実証済みという代物です。

前半

IAP気合

家トレTVより引用。

(参照2022/08/30)

  1. 息を吸うときに、骨盤の底と前のお腹をへこませながら息を吸う
  2. 吐くときにお腹をふくらませる
  3. 「1.」「2.」を繰り返す

「気合」というのは柳生新陰流ノ呼吸法のひとつ。
「息を吐くときにお腹をふくらませながら声を出す」
というもの。

呼吸のときに仙骨が動くことを意識するのがコツ。

講習会をすると毎回リクエストが来るという人気っぷり。

呼吸筋が十分に働くと自律神経のバランスが取れるようになり、精神が安定します。
特に「落ち着く」ための副交感神経は仙骨の前で「ハブ」になって内臓に走っています。
「気合」は体と思考をつなぐ最適な呼吸法です。

この呼吸はまたの名を脊髄行気法といって、呼吸の要である横隔膜に効かせるというもの。
横隔膜は、肋骨の一番下から背骨にかけてついている。
その背骨の部分は大腰筋と重なっていいて、そこが連動することで、
内臓と、息を吐くときに使う腹横筋が活性化される。

つまり上半身と下半身をつないでいる大腰筋をほぐすことで、体全体を安定させるというもの。
腰を強くするのに最適な呼吸だとか。

後半

ところでこれってやって意味あんの?

ここから深掘りと後半パートです。

というと、

ズバリ、あります。

結論から言うと、

  • 姿勢の改善→腰痛の改善・予防
  • 内臓機能の向上→回復の時間が早くなる

さて、皆さんが大好き「スタンフォード大学」
その中のスポーツ医局アソシエイトディレクター、同大学アスレチックトレーナー
をつとめる山田 知生(やまだ ともお)さんが学生に実践してもらっている呼吸法がそれ。

その名も

IPA呼吸法

日本語では腹圧呼吸法というもので、書いて字のごとし腹圧(Intra Abdominal Pressure)の略。
やり方は「気合」とほとんど同じ。違いは、

  1. 鼻から吸って、鼻から吐く
  2. 5つ数えながら吸って、数えながら吐く
  3. 上記を6回繰り返す

だけ。
かかる時間は1分という優れもの。

「『IAP』とは、おなかの腹腔の圧力のこと。
日本語でいうと『腹圧呼吸』です。
息を吸うときも吐くときもおなかを凹ませずに、おなか周りを硬くしてパンパンに膨らませたまま息を吐き切っていくのです。
IAP呼吸をすると、おなかの圧力を常に保つことができます。
体の中心が“筒”のようになることで、体幹と背骨をしっかりと安定させることができます」※引用:他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞『カナロコ』

ちなみに、「気合」も、「IPA呼吸法」も寝た状態でもできる。

  1. あおむけに寝て、膝を90度に立てて足の裏を床につける
  2. 5つ数えながら息をゆっくりと吸っておなかを膨らませる
  3. 5つ数えながら、おなかを膨らませたまま息を吐いていく
  4. 6回ほど繰り返す

肋骨が沈んでいくような感じがして、反っている腰のアーチが床についているような気になればOK。
繰り返しますが、

です。特に後半のIAP呼吸法は試合の前にすると最高のパフォーマンスで臨めると、
学生(選手?)はすすんで行うそうな。

一見いいように見えても、なくすときは一瞬でなくすのが人生で人間社会です。
例えば、「今、ここ」でスマホがなくなった。
天気も時間もわからない。
そんなときに人間に何ができるでしょうか。
そう呼吸です。
「どんな時でもなくならない」し、お金もかからずどこでもできます。
このスキルを習慣にして置いたらいいと思う。

まとめると、

どのみち人生はパニックの連続です。

ならば、「慌てるものだ」という前提で行動する方がずっとラクです。
方法さえ知っていれば簡単です。
そこで、困ったときはまず体を安定させましょう。
こんなに簡単な方法で「体の安定」が手に入るなら、やらない理由はないと思いますが、皆さんはどうですか。

今回はこのへんで終わります。
体の安定は肩を落としてから始まります。

手っ取り早くお腹を鍛える方法もあります。5分で読めます。

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。