仙骨のすくい上げはそのまま「尾骨メソッド」になる
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こんにちはユウキです。
「読むと全自動で「ご機嫌」になるすごい記事【答え:仙骨をすくい上げる】」の補足事項の3つ目です。
早速こちらの要約をご覧ください。
仙骨をすくい上げることがそのまま「尾骨メソッド」になりますね。
多くの人は、「腰で歩く」ときに仙骨に荷物を感じたときの重さで前にかぶせ込みますが、そうじゃなくて、実際は、仙骨をすくい上げた結果であることが正解です。
それが胴体を重心で回し、重心をの移動が前傾姿勢の維持になる。 pic.twitter.com/HMeBBTFwiO— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) February 16, 2025
多くの人は、「腰で歩く」ときに仙骨に荷物を感じたときの重さで前にかぶせ込みますが、そうじゃなくて、実際は、仙骨をすくい上げた結果であることが正解です。
それが胴体を重心で回し、重心をの移動が前傾姿勢の維持になる。
では解説します。
仙骨のすくい上げはそのまま「尾骨メソッド」になる

「尾骨メソッドのおさらい」
- 1.尻尾が天に向かって伸びている状態をイメージする
- 2.「尾骨を広げる!」とイメージして力を出す
のですが、これをどうしたらできるのかがわからなくて「やめた」という人も多いことでしょう。そんなわけで、「仙骨のすくい上げ」を利用します。
「尾骨すくい上げ」のやり方
仙骨の上半分の前面をすくい上げる
動きの動線を延長して尾骨が天に伸びているイメージをする
「尾骨を広げる!」というイメージが出て、力が出る
「いきなり尾骨」ではなく仙骨をすくい上げる理由
「尾骨メソッド」をうまくできない人(多分私だけ)には共通点があって、それは、「いきなりやろうとした」ことです。これは、「流行のYouTuber→やってみよう→再生回数2→オワタ」と同じです。今目に付く人は、10年前から試行錯誤しながら継続した人の生き残りで、そこを見ていないからです。
「尾骨メソッド」にも同じことが言えます。お尻の割れ目の付け根にある、尖った出っ張りである尾骨をいきなり「天に向かって伸ばす」といっても、感じることは矛盾と疑問でイラつき、試すことをやめてしまいます。
そこで、仙骨の前側の上半分をすくい上げます。上半分の後ろに向けて反った部分が尻尾を立てるためのイメージの動線になり、手前から遠回りをすることでかけたひと手間が伸ばすための勢いになります。
「手前から遠回りする」ことの具体例
映画館の誘導
最近は映画館で火事が起きることはめったにないのですが、映画館で火事が起きたときの手順としては、「非常口」の有る無しに関わらず、まず係員がきてこういうはずです。「お子ざま、お年寄りの方から順番にお願いします」と。
みんなが一刻も早く出たいのに、なんでこうするのかというと、その一言に注目を集めることで、みんなの一人ひとりが一秒だけ待って、冷静さを取り戻してもらうことが映画館側の目的です。
地下鉄にある「邪魔なポール」
フランスの地下鉄の車両は出入口と反対側の出入り口のちょうど真ん中には「邪魔なポール」が立っていることで有名です。これは、そのポールを立てることで「人がいない状態をつくる」ことで、人間は「人がいたら動けない、いなければ動ける」性質を利用したものです。
つまり
これは人間が思っていたこととは違うことに反応することで体が緊張して、思い通りにできないことに注目することで、手っ取り早く物事を処理しようとして、簡単で力任せにできるやり方に頼る性質を利用したものです。
例えばこれはあなたが1人の状態でも起こります。どういうときかというと、ハチが飛んできたなどの緊急のときです。多くの人は手っ取り早く生き延びるために、無意識に「うねる(動きが伝わる)・ねじる・ためる」ことで体を動かします。これはまさしく非常口に人が一斉に殺到したときの反応と同じで、
- 出口に殺到する=ためる
- 出られずに戻る=ねじる
- 後ろから来た人とぶつかる=うねる
ことで、動きが止まってしまいます。ここで力任せに動くので、わきなどを痛めてしまうのです。
緊急時に限ったことだけではなくて、椅子に座ったまま首だけで振り向こうとして、「首をひねる→うねる→脇をねじる」ことでも起きます。
ここで注目してほしいことが「痛める」ことです。人は痛みを感じると体を守るためにそれこそ何も考えずにそれまでの行動をやめ、距離を置きます。熱い薬缶や汁物に触った瞬間に手を引っ込めることと同じで、一瞬「空っぽ」の状態になってから、冷やす(少数の人は温める)などの対処を冷静にできます。
どういうことかというと、緊張を葛藤でパニックを起こしていた脳ミソ君が「痛み」というさらに大変なことが重なったことで、パニックを起こしていたことが吹き飛び、なかったことになってしまうと考えられるからです。
これは、道路の両端に謎にブロックが埋め込まれていることと同じで、自転車でも車でも運転しているときにそれを見ると、「アッと、ぶつける」と一瞬驚くけれど、同時に「人が通るかも。端から避けよう」と冷静な判断をすることと同じです。
無駄にも見えることを敢えてすることで、人それぞれに「1秒ルール」をさせることになり、パニックに対する一番の特効薬である「コントロール感を取り戻す」仕組みなのです。
尾骨が残っているのは何のため?
命懸けの再現のため
とはいえなんですが、本能を出し入れするために実戦経験を積むとはいっても、事件や事故に巻き込まれていてはその一回で死ぬかもですし、ましてや事件を起こしてはダメです。
身体に無意識な運動が出るように訓練する方法として、尻尾は本能と直に密につながっていることを実感してもらうための「尾骨メソッド」です。
例①:無意識
- 尻尾を立てる:腰が反る=背中が立つ→緊急で走る
- 尻尾を股に入れる:ブレーキ=まず止まる→リラックス
人の場合は興奮して前のめりになったり、気乗りしないときに尻込みしたりします。
例②:意識
尻骨を立てる:仙骨を後ろにすくい上げる→同時に胸骨の引き上げによる腸骨の後傾で傾きがなくなる=腹筋の緊張で背骨が立つ
尾骨を股に入れる:仙骨を前にすくい上げる→骨盤が後傾する=直腸が真っすぐに立つことでリラックスする
まとめ
仙骨のすくい上げはそのまま「尾骨メソッド」になる
尾骨が残っているのは命懸けの再現のため
理論で実験し、現場で積み上げ
「思考と反射の融合」
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仙骨をすくい上げることがそのまま「尾骨メソッド」になりますね。多くの人は、「腰で歩く」ときに仙骨に荷物を感じたときの重さで前にかぶせ込みますが、そうじゃなくて、実際は、仙骨をすくい上げた結果であることが正解です。それが胴体を重心で回し、重心をの移動が前傾姿勢の維持になる。