Written by Yuki Takemori

【ネタバレ】鉄人28号歩きのコツ【後ろに転ぶだけ】

ライフ 歩き方

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サッカーやバスケでの足の運びがうまくならないんだけどどうしたらいいだろうか。本人の努力もあるんだけど自分とは何が違うんだろうか普段からできる練習の方法はないだろうか1秒でも1メートルでもやりたいです

こういった疑問に答えます。

まずTwitterをご覧ください。

サッカーやバスケが上手い人の特徴は、
✅鉄人28号歩きができている
ですね。ふくらはぎを無理矢理固めるのではなく、「後ろに転びそうになった瞬間に思わずつま先が前に出る」が特徴です。
足裏にかかる接触圧力を均等に保つことが、ひざ腰を痛めない滑らかなプレーのコツになる。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

本記事の内容

では解説します。

1.鉄人28号歩きのコツ【後ろに転ぶだけ】

参考:岡田慎一郎の研究室

鉄人28号歩き

1.どういうものなのか

結論から言うと、「蹴らずに歩く」ことです。
腕を元気よく振って、かかとを踏んで、親指の付け根で強く蹴りだすウォーキングの逆になります。
もっと具体的に言うと、足裏全体をホバークラフトのように地面と平行に浮かせて歩く歩き方です。

2.どうやってやるのか

  • 1.つま先を正面に向けて立つ
  • 2.ひざがゆるむので、手を体に添わせる
  • 3.骨盤を後ろに倒す
  • 4.すると自然につま先が上がって、足が前に出る
  • 5.この繰り返しを使って歩く

3.コツ

骨盤を後ろに倒すと自然につま先が上がりやすくなります。
もっと細かく言うと、仙骨を後ろに傾けることです。
ちなみに仙骨の位置はお尻の割れ目の上の硬いところにあります。
その先っぽにあるトンガリを前に出すと簡単になります。

2.歩きに限定しなくても問題ない理由

ここから深掘りしていきます。

結論としては問題なしです。

理由:前に限定しなくてもいい

進む方向は前に限定しなくてもいいです。鉄人28号歩きの目的は

足裏の接触圧力を均等にする

ことが目的なので、後ろでも、横でも斜めでも行きたい方に行っても大丈夫です。

具体例:横にずれたり後ろに下がるとき

前から自転車が来ていたり、目の前を車が通りすぎたときに慌てずに動きたいですね。
ドタバタしながら慌てるばかりの自分と、サッカーも上手ければ、バスケでも映えるそんな彼らとの違いがこの足さばきにあると行ってもいいです。
骨盤を少し後ろに下げて、かかとを前後に出し入れしやすくすることによって、足裏にかかる接触圧力が均等になります。
その結果、「蹴って動く」というワンテンポ遅れることで起きる脳ミソ君のイメージと体の実動作のずれからくるパニックを起こすことなく、素早く動くことができるというわけです。

ここまで読んだ方は「もしや、できないかも」と思うかもです。

しかし問題なしです。

行列でゆっくり歩くときに利用しています。こういったちょっとの機会を見つけて、徐々に上手くなっています。

繰り返しですが問題なしです。

3.注意点3つ

  • その①:下を向かない
  • その②:手を振らない
  • その③:休憩も大事

その①:下を向かない

下を向くとひざを突っ張ってしまいます。
すると、重心が前にいくので、それを支えるためには、どうしてもつま先立ちになります。
ということはそのまま前に進もうとすると、どうしても蹴って移動することになります。
それに「靴下+木の床」という滑る状況では、前のめりに転倒ということになるので、下は向かないようにしましょう。

その②:手を振らない

手は振らないようにしましょう。
手を振ると左右にねじる運動が加わり腰に負担が集中して痛めてしまいます。
そもそも、この鉄人28号歩きは「ねじらす、うねらず、ためず」に動くための土台になる動きなので、手を振ると意味がなくなってしまいます。
なので、手は体に添わせましょう。

その③:休憩も大事

あるあるですが、いつの間にか骨盤を前傾させてひざを突っ張ってしまうのはよくあることです。
確かに歩き始めたうちは、つま先に引かれるような感覚で歩くことができるのですが、「歩こう、歩こう」としているうちに骨盤を前に倒して、ひざを突っ張ってしまいます。多くの人が「なんか難しいな、やめよう」となる原因です。
なので、つま先に引かれなくなったら、一度休憩して、骨盤を後ろに下げてからまた始めましょう。

おさらい

参考:岡田慎一郎の研究室

鉄人28号歩き

1.どういうものなのか

結論から言うと、「蹴らずに歩く」ことです。
腕を元気よく振って、かかとを踏んで、親指の付け根で強く蹴りだすウォーキングの逆になります。
もっと具体的に言うと、足裏全体をホバークラフトのように地面と平行に浮かせて歩く歩き方です。

2.どうやってやるのか

  • 1.つま先を正面に向けて立つ
  • 2.ひざがゆるむので、手を体に添わせる
  • 3.骨盤を後ろに倒す
  • 4.すると自然につま先が上がって、足が前に出る
  • 5.この繰り返しを使って歩く

3.コツ

骨盤を後ろに倒すと自然につま先が上がりやすくなります。
もっと細かく言うと、仙骨を後ろに傾けることです。
ちなみに仙骨の位置はお尻の割れ目の上の硬いところにあります。
その先っぽにあるトンガリを前に出すと簡単になります。

この記事を書いている僕の経験

動作がラクになりました。
かかとを上げない、というよりも親指の付け根の母趾球で蹴ることがなくなりました。
それだけではなく、次のようなことも日々感じています。
もっとも、24時間「鉄人28号歩き」をしているわけではありません。
普段は歩くときに普通にかかとは上がっています。
ではなんで、「鉄人28号歩き」をしているのかというと、「単にラクだから」です。
理由は以下の通り。

その①:足のアーチを保つ

かかとから母趾球のラインで歩くと、足のアーチがつぶれます。
それに対して、鉄人28号歩きは足裏が着陸するときも、足裏全体を垂直に着陸させることになります。
そのことによって、足のアーチを保つことができるようになります。
それだけではなく、普通にかかとを上げて歩くときも、「かかとから親指」ではなく、「小趾から着地」する歩き方になり、足裏を移動する体重を「かかと→小趾→親趾」にすることができるので、長くラクに歩くことができるようになります。

その②:ひざがねじれない

「鉄人28号歩き」のときはひざが曲がった状態で固定されます。
不格好やダサいという外見上の問題よりは、曲げ伸ばしができずにキツイということが実感だと思います。
とはいえ、ここがポイントです。
かかとから母趾球のラインで歩いて、自分のひざとつま先を観てみましょう。

  • 母指球に体重がかかる
  • 足首が内側に倒れる
  • ひざが内側に入る
  • 親趾が外側にねじれる
  • 腰が左右に回るので、まっすぐにするために腰を中心に肩と腰をねじる

ひざのねじれによる負担だけではなく、腰、骨盤の上の部分を肩と互い違いにねじるので腰にこたえます。
なので、確かにふくらはぎにはこたえますが、膝と腰のブレがなくなるので、かえってラクです。

その③:向きを変えるのがラクになった

あまり関係がないかもですが、体の向きを変えることが簡単になりました。
骨盤を後ろに傾けると、股関節をひざが連動して開いてくるのですが、それだけではなく、つま先も開いてきます。
もっと正確に言うと、かかとが前に出るように土踏まずが前に向いてくるのです。
この「かかとを前に出す」という動きを利用すると腰をねじることとは違って、体全体で向きを変えることができるので、曲がり角などで非常にラクです。

スリッパを履こう

そこで、まずスリッパを履くことをおススメします。
簡単に足裏にかかる接触圧力を変えないようにする簡単な方法です。

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根拠

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