Written by Yuki Takemori

【激痛を再設計しました】割ってペタンコ悪魔の仙骨割り【1分で死ねる】

エクササイズ 腰エクササイズ

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こんにちはユウキです。

先日こういうツイートをしました。

女の子座りはひと工夫するだけで姿勢の改善になりますね。
多くの人はひざや足首の変形というデメリットを指摘しますが、一方で睡眠へのよさやヒップアップという利点が上げられます。
この差を解明するとともに「女の子座り」の利点だけを手に入れる方法とコツをトレーニングしながら学びましょう。

本記事の内容

  • 割ってペタンコ悪魔の仙骨割り
  • メリットとデメリット
  • この差はどこから来るのか
  • 「女の子座り」の利点だけを手に入れる方法
  • まとめ

割ってペタンコ悪魔の仙骨割り

最近になって東京の原宿という場所で「ある激痛のストレッチ」が大流行りになっています。その名は、

仙骨割り

と申します。
簡単に紹介すると、

股関節の動き以外のすべてを封印することで、コマネチラインに溜まった緊張をとる

エクササイズです。

やり方①

  • 1.うつ伏せに寝る
  • 2.両足を体と90度を目指して開く
  • 3.足首も90度にする
  • 4.膝を曲げながら体を起こし、お尻を床につける
  • 5.腰を前にしゃくるようにして胴体を立てる

やり方②

  • 1.胴体を立ててから、床に手をつく
  • 2.腰を反らずに、しゃくるようにしながら体を股関節から仰向けに倒していく
  • 3.痛みが出たところで呼吸して痛みを軽くしながらリラックスする
  • 4.徐々に倒せる角度を大きくしていく
  • 5.仰向けにできれば出来上がり

体を起こしたときに激痛になるワケ

「伸ばす」と「縮む」を両方やるからです。
確かにひざを内側に倒したときは内転筋群はその作用で収縮しますが、それは屈んだときや、椅子に座って体を前に倒すときで、立った状態に近い場合です。

一方で、完全に床に座ったときの内転筋群は、もちろん収縮もするのですが、大腿骨の内旋の動きに従って外側に巻き取られるように伸ばされもします。立ったときの内またを閉じたときとは違い、触った感じがたるんだように感じるのは、伸ばされる部分が骨盤と比べて、大腿骨のほうが広いからです

そこから仰向けになる、ということは、ざっくり言うと、「両端は伸びるけど、真ん中は縮む」ことを同時にします。痛みの出かたは男女で差があって、大きく分けると、

  • 女子:つま先の内向きによる緊張をゆるめる
  • 男子:外股でゆるんだまま固まった緊張を解く

ときに痛みとして出ます。
女子の場合は単純に(失礼)縮んで硬くなっている内転筋群をほぐすだけなので、実は簡単です。人によっては、本記事を読む必要がない人がほとんどかもです。

男子のほうが手間がかかります。骨盤の狭さによる動きのゆとりのなさもあって、お尻を落として外股になる方が筋肉がゆるんでラクなので、そのまま硬くなってしまうのです。

ということは、男子の場合は、伸びきったところにさらに伸ばしてショックを与えることで筋肉を縮ませることで、硬くなっているという自覚をさせた上で内転筋群をほぐします。
「無自覚である」ことを痛みによって気づきを与える必要があるので、男子のほうが手間がかかります。

痛みを感じるワケ

ここでは簡単にだけ紹介します。
人が痛みを感じるのは、ひとつは「これ以上は取り返しがつかない」という危険を知らせる体からの信号です。
もうひとつは、「恐怖心を使って同じ目に遭わない」ようにするための感情のブレーキです。

まとめると、恐怖心によって体が固まって、動きの邪魔をします。それを無理矢理ゆるめていこうとするとその緊張が生まれたときの記憶がよみがえるので、その反射で痛みが増すのです。

なので体を止めている緊張を出します。続き↓

コツ【3つある】

その①:かかとを浮かせる

はじめのうちはひざを曲げながら体を起こしてもお尻が浮いてしまいます。これは、内ももが硬いことも理由のひとつなのですが、もう一つは、つま先と膝がそろっていないことが原因です。

そこで一度立ってからこれを試しましょう。

  • 1.普段どおりに立つ
  • 2.土踏まずを後ろに向けるように、かかとを後ろに下げる

すると、ひざをつま先と同時に内側に向けることができます。

その②:耳の後ろを引き上げる

理由は背中を丸めないためです。背中を丸くすると、体を起こすときに骨盤の上のあたりだけを反ることになり、背骨を傷めるので危険です。
そこで、耳の後ろを引き上げることで、腰に集中する反りによる負担を分散します。

そして何より、指導も筋トレを要らずに姿勢を正すことができます。

その③:こぶしを仙骨に当てる

「腰をしゃくる」とは骨盤を前に出すことと同じ意味なのですが、鼠径部に緊張がある場合は骨盤が前に落ちているために骨盤を動かすとさらに前に倒してしまいます。

なのでこぶしを仙骨に当てましょう。
仙骨の場所は簡単です。お尻の割れ目の上のお肉の少ない硬い部分が仙骨の位置です。そこにこぶしをあてて前に出します。

前のめりになるけどいいのか

土踏まずを後ろに向けることで、ひざを内側に向ける筋肉である、内転筋群に共通したはたらきである、股関節の

  • 屈曲
  • 内旋

が同時にできます。事典では脚を曲げるだけの図になっていますが、これは立っている状態で脚を骨盤に引き上げる場合です。
イスに座ってひざを内側に向けると、骨盤から太ももの骨へななめにつくその性質上、体が前に倒れます。

なので、できていればこそ、前のめりになるので、問題なしです。

目的

鼠径部の緊張によって、ひざから股関節、股関節から胴体の二つのアーチができます。それをなくすことです。
コマネチラインに緊張があると、骨盤が前に落ちた反り腰になるだけではなく、前に倒れた骨盤によって、脚を上げることができる範囲が制限されるだけではなく、「上げたつもり」で段差につまづいて転ぶということを失くすことが目的です。

理由

前傾、反り腰がなんでダメなのかというと、姿勢を決めつけるからです。特定の姿勢に固まっていると、それ以外の動きができなくなります。

ダメな具体例

骨盤を前に倒した、出っ尻になって前から来る自転車をよけるつもりで動いてみましょう。公道では危険なのでしないでください。あくまでもイメトレです。それと、スピードは少しふらついているノロノロ運転がいいですね。爆速と違って、「危ない」と思うタイミングがつかみづらいので、とっさの衝撃を受け流す練習にはこっちの方がいいです。

さて、骨盤を前傾すると、つま先が地面に刺さったような感じがするかもです。実際に動けませんし、動き出すときにふらついて危険でもあります。

動くときにだけ股関節を前に倒すこととは違い、脚が上がらないうえに、骨盤の前傾の最大の目的である「体重を前に送り出す」ことができません。

参考:システマ東京チャンネル SYSTEMA TOKYO channel

紹介

解説編

メリットとデメリット

とはいえなんですが、仙骨割りはある意味で「とんび座り」でもあるのでデメリットも確かにあります。なので、まずデメリットをしっかりと押さえたうえでメリットに目を向けましょう。

デメリット

  • その①:骨盤がゆがむ
  • その②:猫背になりやすい
  • その③:X脚・O脚になりやすい
  • その④:代謝が悪くなり太りやすくなる
  • その⑤:将来歩けなくなる可能性も!?

子どもや若い女の人に見られる「ぺたんこ座り」は体がやわらかいからこそできる座り方です。東洋医学や武術では割座という名前で知られています。
見た目がかわいらしい、らしいのですが、医学的に見ると上記のデメリットがあります。

私が見る限りでは次の部位を痛めるからだと思います。

  • 薄筋
  • 内側側副靭帯
  • 半腱様筋
  • 半膜様筋

これらの筋肉はどれも脛の内側にある膝下のくぼみつくか、通っているので、ひざから下だけをねじった場合は縮んで硬くなり、つま先が内向きに固定された「膝下O脚」になります。
体重を腰の真下に置くことができないのでふくらはぎの外側がすぐに張ったように疲れが出るという特徴があります。

内側側副靭帯はひざの内側にあり、太ももの大腿骨とひざ下にある脛骨をつなぐ靭帯です。
片足を前に出して、親趾のつけ根に体重をかけると、ひざがどんどん内側に入っていきます。同時につま先は足首を内側に倒しながら外側に向きます。
これは「ニーイントゥアウト」ととして一般認知されており、サッカー選手や野球選手がシュートやピッチングのときにひざを壊し、選手生命がなくなる一番の原因です。

つま先と膝が内側に向いた状態は女子に多いので、日常生活では女性が気を付けたらいいともしや思うかもです。
ですが男子の方が気を付けなければいけません。内股になる瞬間があるからです。
それは飛び降りて、着地した瞬間です。多くの男子は着地した瞬間に、つま先が外側に向いていますが、大半の場合、つま先だけが外側に向いているので、このときは内股になります。しかも着地という衝撃がかかるので、大きなケガをするのはむしろ男子のほうが多いと言えます。

これ以外にも内股にはデメリットがあり、それを下記にまとめました。

メリット

一方で下記のようなメリットも確認されています。

  • その①:骨盤調整
  • その②:集中力がUP
  • その③:足首調整
  • その④:股関節内旋の柔軟性UP
  • その⑤:大腿四頭筋ストレッチ

よく考えればそんなに体に悪いものならば、とっくの昔にできなくなっています。それに誰もネットに顔出ししてまで発言していません。

この差はどこから来るのか

仙腸関節の動き

脚が動き出す位置をコマネチラインから骨盤に変えるだけです。
具体的には、「わき腹から脚を動かす」ようにします。

仙腸関節とは?

お尻の割れ目の上にある硬い部分の仙骨と、そこから指でなぞるとあたる腸骨との間にあるつなぎ目です。

腰骨が脚になる

仙腸関節が動くことによって、ひざから脚を突き出して歩くのではなく、無理なく歩幅を広げて歩くことができるようになります。

わずかな動きが出す差

仙腸関節が動く範囲は、長さにして3~5ミリ、角度にして1~3度というすごく小さい動きです。確かに肩関節や股関節とは違い「動いている感」がありません。
ですがこれが大きな差になります。始まる位置が10cm高くなることで、足を前に運んだときの差の開きになります。
具体的には、足の長さの分を前に出すとわかります。脚の付け根から出した場合と比べると、足の長さの半分ぐらい前に進みます。
たとえ動く範囲は1度でも、始めの位置を高くすることで、末端の足には大きな開きとなって差が出ます。

仙腸関節の詳細はこちらの記事にまとめてあります。

「女の子座り」の利点だけを手に入れる方法

内旋の動きだけに注目する

「女の子座り」をすると、上記のとおりひざががねじれて痛いです。
とはいえなんですが、これは、「ひざのねじりに頼り切った場合」です。確かにわずかな保険程度しかないひざをねじる動きだけですると、痛めるどころが腱や靭帯を切るという大けがになります。良くても靭帯が伸び、関節のつながりが緩くなるので、結局は大けがと常に隣り合わせになります。
この意味では「女の子座りは危険」という医療従事者やヨガインストラクターの主張は正しいです。

ですが、問題なしです。繰り返しですが、

内旋の動きだけに注目しましょう。

上記の仙腸関節は脚を前後に振り出すための上下の動きだけではなく、脚を横に出すときの回転の動きもできます。
ということは、仙腸関節を使うことによって、腸骨が同時に上に回転すると、まず、上に上がった骨盤の分、ついている股関節の位置が上に持ち上がります。そして、その分、座った状態でひざを内側に向けるにあたって股関節は上に回転しますが、関節の位置が持ち上がっている分、上に回す範囲にゆとりができるので、無理なくできるというわけです。

まとめ

女の子座りは仙骨割りにすると姿勢の改善になります。

  • 理由①:内転筋群がはたらく→がに股がなくなる
  • 理由②:鼠径部が伸びる→反り腰がなくなる
  • 理由③:腰がゆるむ→パニックを起こさず動ける

鼠径部に溜まった緊張を解くことで、つま先から姿勢を改善するだけではなく、歩き方の改善にもなります。
終わり。