背中のうえで荷物を背負うとラクになる件【柔道整復師直伝】
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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。
- 背中のうえで荷物を背負うとラクになる件【柔道整復師直伝】
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背中の上でリュクを背負うと軽くなりますね。 「多くの人は肩ひもを長くとる→歩くたびにバスン→腰痛」ですが、そうではなくて 「肩ひもを背中の上にくるまで締める」が正解です。 背中は揺れにくくリュックと一体化する。 おまけにリュックの底がお尻の上にくる。 下から支えてあげてもよし。 pic.twitter.com/7V69YV4GSn
— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) May 15, 2023
「多くの人は肩ひもを長くとる→歩くたびにバスン→腰痛」ですが、そうではなくて
「肩ひもを背中の上にくるまで締める」が正解です。
背中は揺れにくくリュックと一体化する。
おまけにリュックの底がお尻の上にくる。
下から支えてあげてもよし。
骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。
では解説します。
その①:背中の上部にリュックをセットすると疲れない
参考:岡田慎一郎の研究室
リュックを背負うときの悩み
- 1.リュックを背負うと疲れる
- 2.歩くときに「バスン、バスン」とお尻を叩く
- 3.腰が反って痛い
どうやったら疲れなくなるの?
手順は下記のとおり
- リュックを背負う
- ひもをリュックが背中の上にくるまで締める
- 肩ひもを小指と薬指でもって微調整する
リュックを持って疲れるのは腰の位置で背負っているからです。
多くの人は肩ひもを長くしていますが、そうではなく正しくは「背中の上にくるまで肩ひもを締める」です。
背中の上にリュックがくると背中を通じて体とリュックが一体化します。
小指から巻きあげるように肩ひもを持つと、ワキがしまってさらに体がまとまります。
歩くときは簡単で、肩ひもをもった手の状態のまま手を前に出すだけです。
手を前に出すと、重力に従って体が倒れようとしますが、その前に足が前に出て、体重を支えてくれるので安心して歩きましょう。
その②:胸、肩、リュックがひとつになるから安定する
とはいえ、「なんで腰の位置にリュックをセットしちゃしけないの?」
というと、ズバリ
腰痛になるから
です。しかも「反り腰タイプ」の腰痛だから、一度痛みを感じると、治るまで時間がかかる。
おまけに仮に痛みがとれたとしても、反った腰が癖になっているから何回も繰り返すことになる。最近、小学生で腰痛になる人が多い原因のひとつです。
それは歩きだすときも同じです。
多くの人は歩きだすときに息を吸って、胸を張ります。
第一歩目を踏み出すために気合を入れて吸っているのでしょうが、ダメです。
なぜなら、胸を張るからです。
ただでさえリュックの重さが背中にかかっている状態で、胸を張るとどうなるでしょう。
はい、腰が反れてしまいます。
わざわざ最初に「手を前に出す」と書いたのは腰を守るためです。
その③:腰が反らないから痛くならない
とはいえ、どうしても腰を反ってしまう。そんなときはどうしたらいいのというと、
耳の後ろを引き上げる
これ一択です。早速やってみましょう。
さて、耳の後ろを引き上げると、わき腹の上の背中側が反れてきます。
とはいえそのままでは「反り腰」になるため、ここでワンポイントアドバイスです。
オナラをガマンする
です。座ってガマンすると体感することがが簡単です。なぜかというと
体がお尻から後ろに傾くから
です。そうすることによって、
- 胸を前に出す
- お尻が後ろに傾く
ことで反り腰でも前かがみでもない、自然な立ち姿になるというわけです。
さらに腰が伸びるため腰を反ることによって縮むことを防ぐこともできます。
すると、ここでおさらい。
- 背中の上部にリュックをセットすると疲れない
- 胸、肩、リュックがひとつになる
- 腰が反らないから痛くない
さらにこんなメリットもあります。
おまけ
参考:#62 「鬼滅の刃」 屋根を走る宇髄天元が速すぎるとニュースで話題に! 遊郭編 Demon Slayer Kimetsu no Yaiba
- その①:腰から押されて歩くから疲れない
- その②:短距離走で速くなる
その①:腰から押されて歩くから疲れない
仙骨という骨をご存じでしょうか。
お尻の割れ目の上のお肉の少ないところにある大きな三角形の骨です。
犬や猫などの四足歩行の動物でいうところの尻尾に当たる骨です。
上記の方法でリュックを持つと、リュックの底の部分が仙骨に当たります。
リュックの重さで仙骨を押してあげながら歩くと重心移動による自然な歩きができます。
骨盤が動いた結果、自然に足がついてくるという武術でいうところの「腰で歩く」ことが可能になります。
手でリュックを支えてもいい
とはいえ、歩くことに集中したり、道路で周りを見渡したりすると、どうしても「猫背」、「反り腰」戻る。そんなときの対処方法は簡単です。
手でリュックを支えてあげる
だけ。
リュックの底の部分が程よく仙骨の位置にくるから姿勢がラクになります。
おまけに背中、肩甲骨から腕を回すようにすると、肩を下げることができます。
これはちょうどお年寄りが歩くときに手を後ろに組んで歩くのと理屈は同じです。
たまにリュック支えて、姿勢をリセットしよう。
その②:短距離走で速くなる
参考:【鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚】炭治郎役の声優 花江夏樹がアフレコ実況!
さて、意外なことですが短距離走も早くなります。やり方は簡単です。
- 上記の手順をリュックなしでやる
- 肩ひもを持った手のまま、腕を下ろす
- そのまま腕を真後ろに向ける
- 前に傾いた胴体を支えるために脚を出し続ける
「こんなことして意味があるの?」って言うと
体が左右に揺れない。
小学生のときランドセルを背負ったまま走るとなぜか妙に疲れる原因はズバリこれです。
そんなに疲れることをする必要は一切ありません。
肩甲骨で両脇を締めたまま体を前に倒すから、猫背になりません。
止まるときはひじを前に出すだけ。
上記のとおりです。
階段がラクになる「新・火焔の手」【荷物も軽い】
階段や坂道を軽くするには✅親指と小指の付け根を近づけることですね。親指を手のひらにしまうと肩甲骨が背中に寄せられる。すると腕が自由に使えなくなるだけ、体幹の動きに頼ることになる。パワーのある脚から動くから段差も傾きもヘッチャラになる。腕を後ろに伸ばすと「鬼滅ダッシュ」。
筆者の経験
参考:テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編 次回予告第六話
ここから、僕の体験を紹介します。
- リュックがあるときとないときの歩く時間の差が0分になった
- ワキが締まるから体が安定する
- 急ぐ時でも体を安定させながら走れる
1.リュックがあるときとないときの歩く時間の差が0分になった
- 1.リュックと同じく歩くことが軽くなった
- 2.体重+リュックの重さで歩くから、重力からの力をもらいやすくなった
- 3.結果、歩くのが早くなった
2.ワキが締まるから体が安定する
- 1.鎖骨と肩甲骨で胴体を固定できる
- 2.みぞおちに重心が来るから踏ん張らずにすむ
- 3.走るときも体が左右にぶれないから、荷物に振り回されない
3.急ぐ時でも体を安定させながら走れる
- 1.腕を後ろに伸ばすだけでできる
- 2.肩ひもで鎖骨と肩甲骨が固定されているから安心
- 3.止まるときはひじを前に出すだけでできる
最後に
ここでおさらいです。
背中のうえで荷物を背負うとラクになる件【柔道整復師直伝】
- リュックを背負う
- ひもをリュックが背中の上にくるまで締める
- 肩ひもを小指と薬指でもって微調整する
でした。
今回は以上です。
さて、リュックを背負はなくても、耳の後ろを引き上げるだけで疲れずに歩くことができます。
こちらに記事を用意したのでぜひ読んでください。
姿勢をよくするにはどうする 【ネタバレ】耳の後ろを引き上げるだけ
姿勢をかっこよくする方法。✅耳の後ろを引き上げる体が正しい位置におさまる。1.胸が開く2.肩甲骨が寄る3.あごが正しく引ける場所も時間もかからずすぐできる。セミナーに通わなくてもマスターできる。筋トレ要らず。これ一択です。
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さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。