草取りウォークの意外なコツ【頭と反対の向きに骨盤を向ける】
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こんにちはユウキです。早速こういうツイートをしました。
しゃがんで歩くときは、
✅ひざを立てているほうに頭を出す
と簡単です。
多くの人はしゃがんでから「立て膝→膝だけ出す→しんどい」ですがそうではなく、「立て膝→頭出す→立てながら頭を振る」が正解です。
立てた膝に乗る上体の重さがひざの負担減らし、リードされた動きが前進のもとになる。 pic.twitter.com/3qXUx79V4m— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) June 12, 2024
・骨盤で半円を描くとできる
ですね。多くの人は「立膝→前進→かかと上がる→ぐらつく→ひざ痛い」ですが、そうじゃくて正しくは「立膝→前傾→膝へ半円描く→反対のひざ立てる」が正しい膝行です。
2つの半円の組み合わせの結果が直線運動になる
では解説します。
草取りウォークの意外なコツ
しゃがんで歩くときは、
✅ひざを立てているほうに頭を出す
と簡単です。
多くの人はしゃがんでから「立て膝→膝だけ出す→しんどい」ですがそうではなく、「立て膝→頭出す→立てながら頭を振る」が正解です。
立てた膝に乗る上体の重さがひざの負担減らし、リードされた動きが前進のもとになる。 pic.twitter.com/3qXUx79V4m— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) June 12, 2024
しゃがんだ状態で進む「膝行」。これを簡単にする意外な方法がありました。それは、
ひざを立てているほうに頭を出す
ことです。
やり方
- 1.立膝になる
- 2.股関節から脚を広げる
- 3.立てているひざのほうに自分の頭を出す
- 4.ついているひざのほうに頭を振りながらひざを立てる
後はこの繰り返しです。
コツ【3つある】
1.頭と反対の向きに骨盤を向ける
腰を頭と反対の方向に向けることで、上半身を倒したい方向へかたむけやすくなります。
左右の向きが変えやすくなるだけではなく、
下がった頭の反対にその重さで腰が上がるので、ついている膝に体重がかかりにくくなるだけではなく、
その反対の骨盤を後ろにかたむくので、後ろに倒れないようにするために自然に足が上がる体に備わった仕組みを利用する
ことで、膝を引きずって内側の腱や靭帯をケガすることなく、股関節から脚を動かすことができるようになります。
腰を動かすときはほんの少し、体がかたむきだしたところまでで十分です。
2.ついている膝の側の手を下に出す
とはいえ、骨盤を大きく動かしすぎて、立てた膝をついたときに転んでしまう人ももしやいるかもです。
そこで、手の動きを利用します。
「1.」の立て膝になってから、ついている膝のほうの手を床につくように下に出します。
すると、反対側の手が上がると同時に体を前に進めるためのコツである「頭と反対の向きに骨盤を向ける」ことによる「立てているひざのほうに自分の頭を出す」ことが無理に意識しなくても、自然にできるようになります。
3.股関節を折りたたむまで手を下げ続ける
草取り歩きができなくなる最大の原因は
「3.」と「4.」の間にある股関節を折りたたんで横に倒す動きを飛ばすから
です。これがいつの間にか膝中心の歩きになる理由です。
しかし問題なしです。
ついた膝の側の手を下げ続けることで、「股関節を折りたたんで横に倒す」動作を飛ばすことがなくなるので、股関節が中心の動きを維持することができます。
繰り返しですが、手を下げ続けると上記のすべてのコツが簡単にできるようになります。
今までできなかった理由
今まであなたが草取りウォークをできなかった理由は、
膝だけを前に倒して進もうとしていたから
です。
ひざだけを前に倒して進むと、膝の上下運動に頼って前に進むことになります。
これはひざを痛めるだけではなく、上下に大きく動く体でバランスを崩し、ケガにもつながります。
さらに草取りウォーク以前に
かかとをつけてしゃがむことがそもそもできない
という人が現代日本人の実情です。
スカートでパンツを見られないようにするという服装もあるのでしょうが、最大の原因は
「服を汚したくないから」と言って、大人がやらなくなった
ことが最大の原因です。
確かに西洋と漢人の生活様式は水の貴重さから考え出されたであろうものですが、だからといって和式をやめなくてもいいのです。
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トレーニングにしたいときは?
実は草取りウォークはトレーニングにもなります。
はじめてのうちは股関節もひざも痛いので、両手を床につくことで、ゆっくりと「股関節を動かすとはどういうものか」という感覚をつかむほうが、もったいなくていいです。
とはいえ、慣れてしまうことで効果が薄れてしまうことも事実です。ということで、手をつかずにできるようになることが「普通」になったら負荷を上げましょう。やり方は簡単です。
両手を後ろで組んでやる
これだけです。手に甘えることができない分、上体での微妙なコントロールが必要なためトレーニングの効果を上げることができます。
おわり。
参考資料
参考:岡田慎一郎の古武術介護と身体の使い方研究室