手動瞑想による手根骨のほぐれがスマホ・パソコン仕事を円滑にする
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怖い思いをしたり思い通りにいかないときに手指を動かす目的は
✅手動瞑想
です。
指先だけでなく手の平の中の指と手首をつなぐ手根骨が動くようになることで、1mmでも動くことが緊張を解くことにできます。
土台の動きが全身の連環になり、動き続ける自覚が本当のリラックスになる。 pic.twitter.com/2zTVV1LGar— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) September 30, 2024
・手動瞑想
です。
指先だけでなく手の平の中の指と手首をつなぐ手根骨が動くようになることで、1mmでも動くことが緊張を解くことにできます。
土台の動きが全身の連環になり、動き続ける自覚が本当のリラックスになる。
はじめに
パレオな男さんのブログによると、
これは20世紀に生まれた新しい方法で、呼吸や思考に集中する一般的な瞑想とは違って、身体を動かしまくりながら行うのが特徴。
※引用:Paleolithic Man
とのことです。
とはいえ、「仕事が忙しくてこんな暇はとてもではないがとれない」こと自体思う余裕がないという人が大半であります。
そこで、イケハヤ氏がかつてYoutubeで紹介していた(今はない)手動瞑想を体幹内操法の観点から解説します。
手骨操作トレーニング
何をしたいのかというと、手首のすぐ上にある親指の付け根の部分にある手根骨を動くようにすることで、指先だけではなく、手首から肩、肩を通して体幹、頭へつま先へと動きを伝えることによる全身が動き続けることで体から心がリラックスするようにすることであります。
この手の動きは足の動きと合わせることができます。
つま先とかかとの入れ替え動作がフォアフット走法を安定させる
つま先着地をケガなくできるようになるヒントは・甲出しですね。多くの人は「つま先=足指の先」と思っていますが、そうではなく正しくは、肉球にあたる範囲が正解です。反らせた足首で趾の付け根をかかとからつくように着地することが、趾を体重を支えるアーチと蹴りだすスパイクにする。
そもそも手根骨群とは?
手根骨群は手首の近くにある親指の付け根にある骨で、8個が4個2列に並んでいます。
手首を通して中指を見ると、足裏のようにアーチになっていて、腱や神経血管が収まっています。
さて、この8個の骨は中央の境目で遠位列と近位列にすることができ、「手根中央関節」という関節なのです。
さらにそれぞれの手根骨の間は「骨間手根間靭帯」によってわずかながらに動くので、「手根間関節」とも呼ばれています
参考:プロが教える 骨と関節のしくみ・はたらきパーフェクト事典
手の平
手の甲
手根間の僅かな動きがもたらすもの
使える関節が増える
手首には手関節(橈骨手根関節)があり、
- 曲げ伸ばし
- 内外に曲げる
- 親指以外の曲げ伸ばし
- 親指以外の開閉
- 親指を手の平に近づける・離す
- 親指を人差し指に近づける・離す
という働き者であります。
解剖学上は手関節だけが動くうえに、字を書くことからマウスの操作まで無自覚に手首を反っているので、そこに負担が集中しています。
そこで、手根操作によるトレーニングで、使える関節を
- 中手骨
- 手根骨
- 手関節
に増やすことで負担を減らします。
とはいえ、「せいぜい1mm程度の可動域なのにこれやる意味あるの?」ともしや思うかもです。
しかし、だからこそ手動瞑想と合わせて手根操作をトレーニングします。
中手骨の土台である手根骨から動くことで指を動かせる範囲が大きくなるからです。
繰り返しですが指を動かせる範囲が大きくなります。
指のつけ根ではなく手首側の近位列から開く
とはいえ、「こんな風に手を動かすことなんてできない」ともしや思うかもです。
なので、まず、手首から指を開くイメージで指を広げてください。それで何となくでも「ちょっとわかってきたぞ」と感じたら、手の甲にある指の骨の間の少し下ぐらいから開くイメージでそれぞれ
- 両手の平を下に向ける→ゴムラバーが両方向に開き撓むイメージ
- 両手の平を向か合わせる→ひら側と甲側がそれぞれお互い開閉するイメージ
によって「小さな手」の「開き(パー)」「巻き込み(グー)」ような操作で中手骨群の付け根と手根骨群の間を開くことで中手骨群と手根骨群の関節が機能するのです。
具体例【3つある】
- 親指をしまう
- レモン絞りの手
- 撃鉄を起こす手
手根骨から指を動かすことはダンスや武術、スポーツから介護に限ることなく日常生活のすべてにおいて有効です。
親指をしまう
バレエで肩が上がっていると、「親指をしまって」と注意されるそうです。肩と手には筋肉のつながりでの関係があり、これはその代表的なものです。
簡単に説明すると、親指側の手根骨が手の平の真ん中に寄ることで、そのつながりの先にある肩甲骨があばらに密着するように背骨によるのです。
とはいえ、レントゲンもないのに手根骨の動きが見えないことも事実です。
なので、「とりあえず親指のふくらみの前にあるつけ根と中指のつけ根どうしが向かい合えばいいのね」ぐらいの感じでしてください。
レモン絞りの手
ペンのネジ部を回すときは、レモンを片手で絞るような手の形にするとできます。内容は「親指をしまう」ことと同じなのですが、やり方が少し違います。
それは手首にある親指側と小指側の横線をそれぞれ同時に中指のつけ根に向けて前に出すことでできます。
指先をただ引っ掛けるだけの状態にして不要な力みを封じるだけでなく、「親指をしまう」理屈で肩を下げることもできます。
撃鉄を起こす手
親指側の手首のしわだけを前に出す方法です。拳銃の撃鉄を手前に倒す、ハンマーを起こす親指の動きからこの名がつきました。
親指から肩、肩甲骨を通してあばらの下にまでつながる経筋のはたらきで、ブレーキと緊張の作用がある胸や腹などの体の前の筋肉を強制的に使えなくします。
- 座り込んだ人を引き起こす
- 米袋を上から引っ張らずに持ち上げる
手の平の中にある指の骨を向かい合わせると鍋が軽くなる
お鍋が最近重いのだけれどどうしたらいいだろうか。家事は毎日のことだし、トレーニングジムどころか筋トレの時間もとれない。何より今からパートに行かなきゃいけない。「仕事=筋トレ=勉強」になるいい方法はないだろうか。
ときに本来はたらく場所である背中と腰の出番を作る方法です。
参考資料
参考:Zou Koz