Written by Yuki Takemori

【簡単】折れて紅葉な「キツネさんの手」【解剖学的根拠あり】

ライフ 持ち方

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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 【簡単】折れて紅葉な「キツネさんの手」【解剖学的根拠あり】

まずTwitterをご覧ください。

腕に仕事をしてもらうのは簡単ですね。
指の折り方で「手先を黙らせる」だけでいいから。
1.手を「パー」にする
2.中指と薬指を折る
3.小指を広げながら立てる
腕に程よい緊張が走る。
腕だけでなく全身にスイッチが入る。
釣り輪に、荷物に、こたつの移動
いざって時の身を守ることにも大活躍。

では解説します。

物を運ぶ時に何が一番のハードルかって言うと、「腕がすぐに疲れる」こと。
なぜかって言うと、手先だけを使っているから。
解決する方法は簡単。手だけに仕事をさせなければいい。

こちらからどうぞ。

キツネさんの手

参考:岡田慎一朗の研究室

  1. 手を「パー」にする
  2. 中指と薬指を折る
  3. 小指を広げながら立てる

薬指を拳のギザギザから持ち上げると小指を立てやすくなる。
そいつを見ながら立てると、スジが小指の方に動くのが見える。
あとは小指を開くと、自動で中指から離れる。
薬指を拳のギザギザを持ち上げると小指を立てやすくなる。

もうちょいチャレンジしたい人は、伸ばした指(親指、人差し指、小指)がお互いに直角になるように広げてみよう。

ここから深掘りしていきます。

「でも、なんで?」

と言うと、手の筋肉の仕組みにある。
指をそらす筋肉に「総指伸筋」がある。それにプラスして親指には「拇指伸筋」、人差し指には「示指伸筋」、小指には「小指伸筋」という専用の筋肉があるが中指と薬指にはない。
つまり中指と薬指は曲げることが得意な筋肉なのだ。
なので中指と薬指を曲げた段階ですでに「かける」仕組みはできている。
だから力を入れて握る必要はないというわけだ。

手をグーにしてからの方がやりやすい人もいるだろう。そんなあなたにはこちら。

簡単バージョン

  1. 手をグーにする
  2. 人差し指と小指を指だけ前に伸ばす
  3. 伸ばした指を外に開きながら立てる
  4. 根本を曲げたまま、中指と薬指をほどく

中指と薬指がほどよく曲がって、見た目にも「引っ掛けている感」がわかるはず。

実はこの動き、特に中指と薬指のそれは特別なものではない。
通勤電車の丸いつり輪、鞄の取っ手を持つときはほとんどこの動きだ。
「普段」の中でこの動作を探すのもちょっとしたゲームにできる

シンプルで応用も効く。
吊り輪だけでなく、おこた(炬燵)の移動から、護身まで。

上手くポーズがとれない人は、

で指をほぐしてからやろう。

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。