Written by Yuki Takemori

あなたを「鬼」強くする方法【弱虫な理由は超簡単です】

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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • あなたを「鬼」強くする方法【弱虫な理由は超簡単です】

あなたはラッキーです。まずTwitterをご覧ください。

気の強い人の特徴は多分、
・体が固い
・緊張とリラックスのグラデーションが細やか
のどちらかです。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

自分の体を観察しない人は読まないでください。

この記事を読むメリット

では解説します。

1.気が強い人の特徴3選

  • その①:体が固い
  • その②:妄想と身体のずれを自覚している
  • その③:緊張とリラックスのグラデーションが細やか

その①:体が固い

気の強い人のパターンとしての特徴は体が固いことです。
これは、もともと体が固いということもあるのかもしれませんが、よくある、「汗だらの根性筋トレ」でがっちり固めている人も当てはまります。
体を変えるにはお手頃かつ一番効果があります。
特徴は以下の3つ。

  • 1.反応が早い
  • 2.緊張がすぐに動きにつながる
  • 3.思ってもないことに弱い

1.反応が早い

この場合は、

  • 1️.受ける
  • 2.緊張する
  • 3.緊張を出す

のプロセスが同時のレベルで起きます。
例えば、

固いもの、例えばコンクリートの壁などを叩くとすぐにショックが伝わりますね。
なので、受けた緊張を出すまでのプロセス、

いじめられる→やりかえす

の反応が素早く、かつブレずにできます。

2.緊張がすぐに動きにつながる

緊張は外から発生するというよりは、

中に入っていくもの

です。
ということは、体が固い場合、

  • 緊張が入る
  • 背骨に伝わる
  • そこから出る

というプロセスが、生物学でいうところの反応、脳に緊張が行くことなく、「入口→脊髄→出口」という脊髄反射で行います。
なので緊張が行き過ぎて固まるということがなく、素早く反応することができます。

3.思ってもないことに弱い

とはいえ、このタイプには弱点があります。
それは、

思ってもないことに弱い

ことです。具体的には、

  • お尻を後ろから縫い針でチクッと刺される
  • いじめ返した相手が飲み会に参加する

などです。
やられてからそれを理由に仕返しを正当化することができるかもですが、ケースによっては手遅れになります。

例えば、

  • 信号待ちや電車待ちを狙って、道路や線路へ突き落す
  • 犬の散歩とすれ違うときに、飼い主がリードをゆるめる
  • よそ見している人にボールペンや石ころを投げつける
  • 横を向いているときを狙って、「君、明日から来なくてもいいよ」と言う
  • 「小6までお姉ちゃんと一緒にお風呂に入っていた」突然みんなの前で言われる

こんな場合は「この世からさようなら」になります。たとえそうでなくても

  • 鼓膜が破れる
  • 眼球が傷つく
  • 指の骨を折る
  • いつまでも言われる

と、悔やんでも悔やみきれないことと死ぬまでお付き合いすることになります。しかも「どうぞおやりを、どうせ死ぬ度胸もないくせにね」という返答のもらいます。

その②:妄想と身体のずれを自覚している

物理学では、粒子(クォーク)同士を繋げたり、変化させる力より、重力はさらに弱い力と言われている。僕らが感じている重力の実感は、重力ではなく妄想力とバランスの崩れ。

とのことですが、要するに気の強い人は「最悪のことは起きるものだ」と前提が私たちとは違うのです。これは「物事を先さき手を打っておけばいい」ことにも似ていますが、上記のとおりパニックにも強いです。とはいえ、どうしてそんなマインドになれるのかというのが下記になります。

その③:緊張とリラックスのグラデーションが細やか

さて、一番これが実践的で私がおススメするものです。元ネタはロシア連邦軍特殊部隊の「スペツナズ」で行われている軍隊格闘、「システマ」がもとになってます。ここでは、上記の弱点とそれを強みにする方法を紹介します。

  • その①:緊張を動きにつなげる
  • その②:呼吸と両手足で緊張を出す
  • その③:特定の圧だけはキープする

参考:岡田慎一朗の研究室

とはいえ、理屈を知っていないと対応も何もあったものではありません。「言われずともできる」とか、「やらなきゃ生き残れなかった」という環境だったという人は現代社会ではむしろ少数派でしょう。そこで順を追って解説します。

その①:緊張を動きにつなげる

システマにおいて、

緊張=身体の中に入るもの

です。もっと具体的にいうと、指先から入った緊張が背骨に伝わっている状態のことを言います。
具体的には、格闘技で指を逆折りにされて、「極められた」ときがまさにその状態です。
そのまま何もしないでいると、発生した恐怖に体が支配されて、動かなくなります。「何かできることはないだろうか」という気にはならず、当然そのための観察もしません。

その②:呼吸と両手足で緊張を出す

そこで、呼吸と両手足を動かすことによって緊張を出しましょう。やり方は、簡単です。

  • 1.両手足を動かす
  • 2.動かしながら呼吸する

だけです。

身体の中に入った緊張はまず背骨に行きます。そこで動かなくなった状態が、いわゆる

  • パニック
  • 不安
  • 固まる

状態になります。
さて、右腕を極められているのであれば左腕を小刻みに動かしましょう。指先はもちろんのこと、前腕、二の腕、肩、背中の肩甲骨、胸の鎖骨と腕全体を動かすことによって、受け取った緊張を出していきましょう。
するとあら不思議、痛くなくなっていきます。

その③:特定の圧だけはキープする

とはいえ、体全体がグニャグニャになるとかえって相手の思い通りになっていとも簡単に圧倒されていしまいます。
そこで、

特定の圧だけはキープする

することを心がけましょう。例えば、「指先」とか「腕」だけを意識することによって、他の体の部位がリラックスした状態になるというわけです。
ここに呼吸を加えることによって、緊張が筒を通り抜けるように出してあげることができます。
このことによって、「指先」や「腕」にかかる負荷を体全体で上手く受け止めることができるようになり、筋肉の緊張と弛緩のグラデーションが速やかに変化するようにできる戸いうわけです。

参考:システマ東京チャンネル SYSTEMA TOKYO channel

2.今、気が弱くても問題ない理由

結論としては問題なしです。

  • 理由:今からやればいい

理由:今からやればいい

タネと仕掛けはもうわかりました。今からやりましょう。
何ならここで読み終えてください。

  • 具体例:緊張のタイミングを見つける

具体例:緊張のタイミングを見つける

普段の生活で緊張するタイミングは何かと言うことを観察しましょう。観察のし方は「フォーミックビジョン」です。すると、「まず○○したことを謝れ」と言いたくても言えないなど不満や、思い通りにいかないことが緊張になっていることに気が付くはずです。
見つけた緊張は呼吸で解いていきましょう。

  • 1.鼻から吸う
  • 2.口から吐く
  • 3.繰り返す

です。

ここまで読んだ方は気が強くなるなんて「もしや、できないかも」と思うかもです。

しかし問題なしです。

私も練習して徐々に上達してます。

繰り返しですが問題なしです。

3.注意点3つ

  • その①:ゆっくりやる
  • その②:あせらない
  • その③:「よかったこと」に目を向ける

その①:ゆっくりやる

とにかくゆっくりとやりましょう。今までしてこなかったことが急にできるようになるわけがありません。
繰り返しですがゆっくりとやりましょう。

「ゆっくりとできないことが、速くできるわけがない」

ひとつひとつできるようになればいいのです。

その②:あせらない

「できなくったてあせらない」

この一言につきます。やり始めただけでも偉いです。

その③:「よかったこと」に目を向ける

とはいえ、「イラついてばっかり」、「独り言が止まらない」というあなたにはとっておきの一言を差し上げましょう。

イラつきを自覚できた

です。

他にもリストアップできますよ。

  • 殴られずにすんだ
  • 無事に家に帰れた
  • 家族の心が安らかだ
  • 独り言を自覚できた
  • 緊張のタイミングがわかった
  • 朝日を見ることができた
  • 草のにおいを感じることができた

緊張とリラックスのグラデーションを細かくする

さて、ここでおさらいです。

  • その①:体が固い
  • その②:妄想と身体のずれを自覚している
  • その③:緊張とリラックスのグラデーションが細やか

この記事を書いている僕の経験

さて、ここで小学校のときの具体例を紹介します。これを読んでいる人は誰もがこういうふうにしたいと思っているので、参考になれば幸いです。

どういうことかというと、

相手の巧みな、あるいは口当たりのいい勧誘に乗ってしまうというのは、それまでいい加減にしか人生やら思想、宗教について考えてこなかった自分自身に責任があると思います。

私のひとつ上の学年の人のお話。
対応がとにかく早いです。ガタイがよくスポーツもよくできたのですが、どうもそれだけではありません。
私の観察と記憶によると、

  • 1.やられる3歩手前から動く
  • 2.生活習慣
  • 3.結果どうなる

です。

1.やられる3歩手前から動く

体が固い人と同じく反応は早いのですが、それ以外にパニックにも強い人でした。実際に、「やられたと見せかけて、突き飛ばす」気すらもその瞬間に根こそぎ失くさせていました。
4歳で不良にあいさつさせられて、そこから30年間なめられつづけるうえ、道路の反対側、私が後ろでも横でもないななめの位置から大きな声で「オイッ!!」っと言われても、リンチに怯え、変な噂を立てられることを恐れて何もしないまま、やられたい放題の私とは大違いです。
さてそんな彼は、恐怖を受けてはいるのですが、その瞬間の刺激を素早く、敏感に察知していました。その結果として、上記の例のときでも、逆に「よぉっ!!」と、先んじて鮮やかに返していたことでしょう。

2.生活習慣

さて、そんな彼とは何が私とは違うのでしょうか。ここで考察です。
すると以下のようになりました。

  • 1️.普段から広く視野をとる
  • 2.いじめる瞬間、口を結ぶなどのクセを捉える
  • 3.同時に相手に向かう

1️.普段から広く視野をとる

思い出してみると、彼は普段から視野を広くとっていました。これは観察なのですが、あなたが思っている観察、「虫メガネを見ながら~」ではありません。彼のものの見方は、

フォーミックビジョン

だったのです。すみません意味不明ですよね。解説します。
これは、小さなものを拡大するフォーカスと大きなものを眺めるパノラミックを組み合わせたものです。
このことによって、「広い視野で、くっきり」と見ることができるようになります。
写真や動画を撮ることを仕事や趣味にしている人なら「パンフォーカス」という言葉がしっくりきます。

いじめる瞬間、口を結ぶなどのクセを捉える

人間には誰しも行動するための儀式というかクセを持っています。私の同級生は、私のように親の暴力や威嚇に飼いならされた家畜を見分ける達人でした。まぁ私の場合は見た目からわかりやすいのでしょう。
さらに普段から猫背でうつむいていたため、周囲を見てない上、「やられないように、やられないように」と赤ちゃんのように自分のお腹からだけの視点、自意識に引きこもっていたのです。そのため反応がどうしても遅れます。それではダメです。はっきり言って。
対してその上級生は、フォーミックビジョンによって、その「突き飛ばし君」のクセを的確に捉えていました。それは、タイトルのとおり、「突き飛ばす直前に口を結ぶクセがある」ことです。そのことによって、「1.やられる3歩手前から動く」ことを可能にしていました。

3.同時に相手に向かう

「1.」と「2.」によって「突き飛ばし君」が動き始めた瞬間に動いているため、素早い、というよりは「ほとんど同時」に対応していました。
「突き飛ばし君」から見ると次のようなことが起きてます。

  • 1.「よし、またよそ見してる、しめしめ、突き飛ばしてやろう」
  • 2.と同時に口を結ぶクセを出す
  • 3.そのために動いたと同時に制圧される

「突き飛ばし君」は呆然としていました。それはそうでしょう。「これは絶対うまくいく」と思っていたものを同時のレベルでぶっこわされるのですから。
まぁ、原因は「突き飛ばし君」を周りを見ていないからなのですがね。上記の「人間は誰しも~」から参照。

結果どうなる

緊張とリラックスを上手に使い分けることによって、「上手に怒る」ことが可能になります。

今からできることかつ、現実的なものは、「その③:緊張とリラックスのグラデーションが細やか」が正解ですね。

参考:「甲野善紀オンライン」youtube版 Yoshinori Kono online Channel

刺激に反応しながらパニクらない

最高ですね。そのためには、

  • 1.ゆっくりやる
  • 2.呼吸で回復
  • 3.緊張をこまめに解く

が近道ですね。すると「自分がどのタイミングで緊張するのか」ということが見えるようになります。

つまり、気の強さとは、

  • どれだけ人と触れあってるか
  • ふれあいながら回復してるか

の指標です。
「クローズ」や「東京リベンジャーズ」を楽しむヒントになれば幸いです。

まず体の緊張を解きましょう

そこで体の緊張を解くことからオススメします。

申し込み

申し込みはこちらからどうぞ。

» 岡田慎一朗の公式サイト

» 松聲館

» SYSTEMA TOKYO

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。

参考:「甲野善紀オンライン」youtube版 Yoshinori Kono online Channel