Written by Yuki Takemori

姿勢をよくするもっとも簡単な方法は舌骨を斜め後ろに持ち上げることかもしれない(転載です)

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姿勢をよくするために簡単な方法が見つかりました。「なにを今更」と思うかもですが難しい技術を使うことなく、さらには今この場でできる代物です。

それだけではなく、結果として

  • 「耳の後ろを引き上げる」
  • 「首の骨の上下を前後に入れ替えて、起こす」

ことが同時で自動的にできるようになります。おすすめなので改めて共有します。

まずツイッターをご覧ください。

姿勢をよくするもっとも簡単な方法は
・舌骨を後上方に持ち上げることかもしれない
結果として「耳の後ろを引き上げる」、「首の骨の上下の位置を前後に入れ替えて、起こす」ことになるからである。
動きが始まるその小さなところからの位置や動きの改善が技術の意味と目的を最大限に活かす。

では解説します。

■姿勢をよくするもっとも簡単な方法は舌骨を斜め後ろに持ち上げることかもしれない

実は舌って正しい位置がありまして、それは、佐藤青児という人が自身のYouTubeチャンネルでの動画である「【15歳が東大に合格】舌の位置を変えるだけで思考力が爆上がりする!さらに二重あご・首こりまで改善する奇跡のミューイングとは」によると、

  • 舌が後上方にグッと持ち上がっている
  • 舌の先が少しだけ歯から離れて舌の奥の方が上あごについている状態

であるといいます[1]。さらに「酸素アドバンテージ・プログラム」を開発したパトリック・マキューン氏によると、

正しい位置にある舌は、表面積の4分の3ほどが上あごにくっついている。そして舌の先は、上の前歯の裏に触れている状態だ[2]。

[2]パトリック・マキューン著、桜田直美訳(2017)『トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法』かんき出版,p.285.

であるといいます。

「私が試している限り」にはなりますが、舌の先端の位置は、舌の先が少しだけ歯から離れて舌の奥の方が上あごについている状態にすると、上の前歯の裏の根元と歯ぐきの境目のあたりに触れているようになるのだと思います。

■舌の位置を直すと姿勢が良くなるワケ

舌骨を後上方に持ち上げる
と、

  • 「耳の後ろを引き上げる」
  • 「首の骨の上下を前後に入れ替えて、起こす」

ことが同時にできて、ピンと伸ばすことなく姿勢をよくすることができます。

この「舌骨を後上方に持ち上げる」ときに上記の動画、「【15歳が東大に合格】舌の位置を変えるだけで思考力が爆上がりする!さらに二重あご・首こりまで改善する奇跡のミューイングとは」で紹介されている「ミューイング」という方法をヒントにして、

舌骨を後上方に持ち上げると同時に首の下を前下方に押し下げる

ことで首の前にある筋肉が伸びるようにした結果、舌骨が後上方に持ち上がるようになります。

・「耳の後ろを引き上げる」と

耳の後ろを引き上げる[1]と、

  • 1.鼻と上くちびるの間にある縦の線を下に
  • 2.同時に首の後ろにある盆の窪というへこみの奥にある後頭骨を上に
  • 3.位置を入れ替える動きで上あごの骨を後ろに下げる(引く)

ことで背中の真ん中にある肋骨がついている胸椎から反らすことで上を見るようになります[2]。

上から引っ張り上げることで緊張を感じるよりは、耳の後ろの出っ張りである乳様突起を下から持ち上げるようにすることで安定とリラックスになると思うのだが、ここでは下記の参考にした書籍の記述に従った。

・「首の骨の上下を前後に入れ替えて、起こす」とね

とはいえ、これでは背骨をつぶすように腰だけを反っているために、うなじを引き上げるように後頭部を持ち上げます。これで背中を反る動きと丸める動きを引っ張り合わせることができます。

ちなみにこれは

  • 1.後ろから見た首の骨の上にある後頭部のつなぎ目(盆の窪の奥)を後ろに
  • 2.同時に下にある背中(胸椎)とのつなぎ目(首を前に倒したときの出っ張りのへこみ)を前に[3]
  • 3.位置を入れ替える動きで首の骨を起こして立てる[4]

ことでも可能です。

・左右に開いた鎖骨が胸骨を持ち上げてあばらを締める

首の動きは首の下にある鎖骨を真ん中にある胸骨のつなぎ目から横に開きます[5]。

その横に開く動きは付け根にある胸骨を持ち上げます。その胸骨を持ち上げる動きは「あばらを締める」動きでできています。

「あばらを締める」とは言っても横から押すわけではなく、

下のあばら骨の向きに沿って胸骨に向けてネジを巻いて締めるようにする

のです[6]。そのことによって、上記の首の骨と鎖骨の動きとあわさって肩甲骨の

  • 上がりと下がり
  • 外に出すと内に入れる

の引っ張り合いによって肩甲骨の位置を元に戻して安定させることができるのです[7]。

・首と胸の引っ張り合いは骨盤の安定になる

上記の引っ張りあいと運動連鎖は骨盤にも起きます。

上記の「首の骨と背中(胸椎)とのつなぎ目を前に出す」と骨盤の前にある「大事なトコロ」の上にある硬い部分である恥骨を静めるように骨盤が前にかたむきます。同時に「首の骨と後頭部(後頭骨のつなぎ目)を後ろに下げる」と腰をしゃくるように、お尻の割れ目の上にあるお肉が少ない固い部分である仙骨を押し下げて、骨盤が後ろにかたむきます[8]。

そして、反らす動きと丸める動きのそれぞれの運動連鎖が同時に起きることで、背中とわきを含めたお腹の筋肉が力を入れながら伸ばし合うことで、背筋をピンと伸ばして背中を力ませることや腰だけを反って固めることなく、骨盤から仙骨を土台にして背骨を積み立てることが可能となるのです。

■固まって動けないのでは?

とはいえ、この方法も体幹をガッチリと固めてしまうことで、背筋をピンと伸ばすことと同じく動けなくなるのではないかともしや思うかもです。

しかし問題なしです。

背中とおなかの筋肉がお互いに引っ張り合うことはいつでも動く準備をしている状態であることでもあります。そこに半分固定した状態の胸骨を仙骨が連動することで、例えば転がるために背中を丸くするときは、骨盤も含めた背中全体を伸ばして開くときに、胸骨と仙骨が体の前で向かい合うように動くことで

股関節の動きを始点にして主体的に骨盤が後傾する

ことによって、頭を下げたり、首を前に倒すだけではなく、結果として転ぶときの必須の行動である「ヘソを見る」ことを可能とするのです。

また、半固定している胸骨と仙骨の連動は、この場合は

  • あばらを前に屈める→内腹斜筋
  • 骨盤を後ろに傾ける→外腹斜筋

を最初にはたらかせることでヘソ下をはじめとする腹筋全体の運動ともなるのです。

■まとめ

  • 姿勢をよくするもっとも簡単な方法は舌骨を斜め後ろに持ち上げる
  • 舌の位置を直すと姿勢が良くなるワケ
  • 固まって動けないのでは?→お互いの筋肉の引っ張り合いはそのまま動く準備になる

おわり。

■出典と参考資料

姿勢をよくするもっとも簡単な方法は舌骨を斜め後ろに持ち上げることかもしれない

[1]さとう式リンパケア 〜1日5分で幸せ美人に.(2026年02月5日).『【15歳が東大に合格】舌の位置を変えるだけで思考力が爆上がりする!さらに二重あご・首こりまで改善する奇跡のミューイングとは』 [動画].3:14~3:30.https://www.youtube.com/watch?v=MGdLz4bm3RM (参照日: 2026年2月12日).

[2]パトリック・マキューン著、桜田直美訳(2017)『トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法』かんき出版,p.285.

舌の位置を直すと姿勢が良くなるワケ

[1]仲野孝明(2019)『調子がいい!がずっとつづくカラダの使い方』サンクチュアリ出版,p.33.

[2]専心良治.(2021年12月16日).『背中硬くてうまく反れない意外な原因と背中反りやすくする2つのコツ』 [動画].5:35~5:56.https://www.youtube.com/watch?v=MGdLz4bm3RM (参照日: 2026年2月8日).

[3]甲野善紀・松村卓(2014)『「筋肉」よりも「骨」を使え!』ディスカバー・トゥエンティワン,p.203.

[4]栢野忠夫(2016)『動く骨 手眼足編』ベースボールマガジン,p.181.

[5]専心良治.(2024年7月11日).『【巻き肩・猫背リセット】意識したいポイントとセルフ整体』 [動画].7:00~8:29.https://www.youtube.com/watch?v=MZ9-tfGLDow (参照日: 2026年2月8日).

[6]専心良治.(2017年12月9日).『バレエであばらを締めるときのイメージ』 [動画].3:40~4:02.https://www.youtube.com/watch?v=tCGHcGBU08w (参照日: 2026年2月8日).

[7]専心良治.(2024年7月11日).『【巻き肩・猫背リセット】意識したいポイントとセルフ整体』 [動画].5:35~6:28.https://www.youtube.com/watch?v=MZ9-tfGLDow (参照日: 2026年2月8日).

[8]島田 智史.“バレエ骨盤を立てるって、どこのこと?”.専心良治.2017-10-18.https://www.youtube.com/watch?v=OMGeqJuoCPE,(参照2026-02-08).

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