体側で描く「8の字の動き」はそのまま仙骨のすくい上げになる
この記事にはプロモーションが含まれています
こんにちはユウキです。「ご機嫌」になる姿勢の補足の2つ目です。早速ツイートをご覧ください。
体側で描く「8の字の動き」はそのまま仙骨のすくい上げになる
✅肩甲骨と骨盤の同調は骨盤を「背骨」と「脚」に分けるから
・仙骨→背骨
・腸骨→脚短いほうをすくい上げるになるスムーズになる回転がそのまま動きの中心を股関節にする。 pic.twitter.com/rv2MhubdSM
— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) November 27, 2024
・肩甲骨と骨盤の同調は骨盤を「背骨」と「脚」に分けるから
仙骨→背骨
腸骨→脚
短いほうをすくい上げるになるスムーズになる回転がそのまま動きの中心を股関節にする。
体側で描く「8の字の動き」はそのまま仙骨のすくい上げになる

立った状態で、
- 手の甲の人差し指側からかぶせ込む
- 手の平の小指側からすくい上げる
動作を体の横で互い違いにすると、ひじの内側にリードされるように同側の肩甲骨と骨盤が後ろに下がって、前に出ることで回転します。
この一番分かりやすい例がテニスです。
参考:骨ストレッチ【公式】
骨ストレッチの公式動画が紹介している「仙骨テニススイング」は仙骨に手を当てることで、人ひとりを押し出すほどの力をラケットに伝えるテクニックです。
これは仙骨に手を当てることで、わき腹をねじることがなくなり、股関節を中心に体が回転するようになるからです。
とはいえ、これだけではわからないことが多いかもです。
肩甲骨と骨盤の同調は骨盤を「背骨」と「脚」に分ける

この理由は、骨盤をひとつの骨ではなく、
- 仙骨→背骨
- 腸骨→脚
で分けるからです。
腸骨と仙骨の間には仙腸関節という角度も長さもわずかながら動く関節があります。その関節で仙骨と腸骨が互い違いに回転します。
ということは、例えば右回りに回転したい場合は仙骨は右に回りますが腸骨は左に回ります。すると、脚をひねるのではなく、付け根にあるななめのらしきところで骨盤と胴体を折りたたむ動きになります。
これが股関節を中心に回転するという意味です。
仙骨操作に起きる疑問

とはいえなんですが、「仙骨をすくい上げる」ときは「右横に行きたいときはなら左へすくい上げる」と書いたのですが、疑問が浮かびます。それは、前後に動くときです。
スマホを見ているときのおじさんポーズの骨盤の状態になっているのではないのか?
と私も思っていました。
相対的に動くということは、例えば、前に行きたいときは、仙骨の前の上半分の部分を後ろにすくい上げるのですが、このとき、「腸骨と互い違いに動く」ということは、「仙骨が前に倒れると、腸骨は後ろに倒れる」ということです。なので、骨盤が後ろにかたむくから胴体をかたむけたとしても後ろにバックするのではないか、もしや思うかもです。
しかし、仙骨は腸骨といっしょに前傾します。まず2つの現象が同時に起きます。

- 胸骨の引き上げ→骨盤の前傾
- 恥骨の持ち上げ→骨盤の後傾
なぜなら、仙骨が前傾すると、胸骨が持ち上がりますが、同時に腹筋と恥骨も同時に持ち上がるからです。
- 胸骨の引き上げ:あばらから骨盤を遠ざける→伸ばす
- 恥骨の持ち上げ:あばらと骨盤を近づける→縮める
これで、仙骨の前傾と腸骨の後傾が同時に起きることで、仙腸関節がピッタリとはまった状態になります。さらに、腹筋が伸ばしながら縮んだ状態になることでわき腹のゆるみや遊びがなくなり、骨盤がぐらつかなくなります。
そして、その状態から仙骨を後ろにすくい上げると、骨盤も一緒に前に倒れるというわけです。
動きの中心はもちろん股関節です。
つまりどういうことなの?
右手でラケットを左に向けて振る場合
左の腸骨は胴体にかぶせ込むように折りたたむことに対して、仙骨は左側の仙腸関節を右回りにすくい上げます。同じく右回りなのに右側をかぶせ込まないのかというと、回転の始まりとなる場所を左側の仙腸関節とすることで、フリスビーは端を回すから飛んでいくというフライングディスク効果が出るからです。
もっとわかりやすく言うと、回転運動を出す場所を左側の仙腸関節にすることによって、
- 左側→短い
- 右側→長い
という差が出ます。
長いほうをかぶせ込むように回すよりも、短いほうを意識して重心をすくい上げるほうが小さく速く回転するので、短いほうに意識を持つことでスムーズに回すことができるのです。
これはバットを振るときのコツと同じです。
まとめ
体側で描く「8の字の動き」はそのまま仙骨のすくい上げになる
肩甲骨と骨盤の同調は骨盤を「背骨」と「脚」に分ける
- 仙骨→背骨
- 腸骨→脚
仙骨操作に起きる疑問
- 胸骨の引き上げ:骨盤の前傾→伸ばす
- 恥骨の持ち上げ:骨盤の後傾→縮める
同時に起きることで仙骨と腸骨の位置が真ん中に戻り、固めたわき腹のおかげで仙骨と腸骨を同時に前傾させることができる
動きの中心はもちろん股関節
坐骨を固定するから腸骨も固定され、仙骨だけが前にかたむく
短いほうをすくい上げるとスムーズに回転する
関連記事
体側で描く「8の字の動き」はそのまま仙骨のすくい上げになる【無料】
体側で描く「8の字の動き」はそのまま仙骨のすくい上げになる・肩甲骨と骨盤の同調は骨盤を「背骨」と「脚」に分けるから仙骨→背骨腸骨→脚短いほうをすくい上げるになるスムーズになる回転がそのまま動きの中心を股関節にする。