Written by Yuki Takemori

【ほぐすだけ】もも裏やひざ裏が固くなる意外な原因【腰仙関節】

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もも裏やひざ裏が固くなるのには意外な原因があります。本記事ではアプローチすべきポイントと、その仕組みを探るとともに、どうすればほぐれるのかを学び、ほぐれた目安をが知ることができます。

先日こういうツイートをしました。

ひざ裏が固いと感じるときは
・腰仙関節を整える
といいですね。
多くの人は前屈などで伸ばそうとしますがそうではなく、実は「骨盤をしゃくる動き」ができるようになるほうが近道です。背骨と骨盤の連動が本当のひざの動きのよさになる。

では解説します。

腰仙関節って何?

腰と骨盤の間にある関節です。
お尻の割れ目の上の硬い部分の上にあって、ズボンやパンツのゴムの高さぐらいにあります

腰なのにひざ裏が関係する理由

骨盤大腿リズム

股関節屈曲運動時(足を上げるとき)の大腿挙上(太ももがお腹に近づく動き)と骨盤後方傾斜の協調した動きのことです。簡単に言うと、脚を上げると同時に腰を前にしゃくる動きのことです。
股関節+腰椎+骨盤=120度ぐらいになります。

どうやって整えればいいの?

腰仙関節の場所

  • 1.お尻の割れ目の上にある仙骨から上にたどる
  • 2.押した感じが変わる→仙骨から腰椎になった
  • 3.真ん中にある出っ張りから外側に押すところを変える

ほぐす手順【2つある】

  • その①:持ち上げる
  • その②:持ち上げて左右に揺らす

その①:持ち上げる

  • 1.押さえてから2秒待つ
  • 2.持ち上げるできない
  • 3.鼻で呼吸する

その②:持ち上げて左右に揺らす

  • 1.押さえてから2秒待つ
  • 2.持ち上げる
  • 3.手を近づけたり離したりするように、小さく左右に揺らす

両方10秒ぐらいやります。

2秒待つ理由

皮膚が滑らずに深い組織を捉えやすくするためです。

チェック方法

鼻呼吸

鼻の通りが良くなれば、ほぐれています。姿勢が整うことで思い切り吸ったときの限界量が増えます。

そのほか

体がねじりやすくなっていれば完成です。

できないときは

  • その①:鎖骨ひねり
  • その②:ハムストリングほぐし

体、特に胸のねじりやすさが変わっているかでチェックします。
とはいえ、長い間無自覚に固めていた体は本記事の方法では整いません。
ということで、

チェック方法から体をほぐします。

その①:鎖骨ひねり

  • 1.胸の上にある鎖骨を同側の手の親指と小指で持つ
  • 2.正面を見たまま、左右にひねる

7回ぐらいが目安。

その②:ハムストリングほぐし

  • 1.あおむけに寝て、ひざを立てる
  • 2.片方の足の同側の手の親指と小指でくるぶしをつかむ
  • 3.反対の手でつま先を持つ
  • 4.後ろに転がる

7回ほどやる。
反対の足も以下略。
最後に参考資料を載せて終わります。

参考資料

専心良治

骨ストレッチ【公式】

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