「NARUTO走り」の小ネタ【3つある】
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「NARUTO走り」には3つのコツがある
①ミッドフット→背中によるアクセル
②曲げ反らした趾→スパイクによる反作用
③後ろに伸びた手→体をねじらない膝より前に出たみぞおちが進む力になり、体を支えるためにスパイクがかけたブレーキの反作用と合わさり進み続けることになる。
— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) August 28, 2024
①ミッドフット→背中によるアクセル
②曲げ反らした趾→スパイクによる反作用
③後ろに伸びた手→体をねじらない
膝より前に出たみぞおちが進む力になり、体を支えるためにスパイクがかけたブレーキの反作用と合わさり進み続けることになる。
- その①:ミッドフットではたらく裏ももの筋肉
- その②:旋段の足
- その③:後ろに伸びた手は「仕事歩き」
その①:ミッドフットではたらく裏ももの筋肉
ミッドフットの特徴は、
着地の瞬間に体の後ろの筋肉に力が入る
ことである。
前後四股
これは、全身をつなげて体の後面を目覚めさせる「前後四股」と同じ状態である。
- 背中
- 腰
- 裏もも
が一つになって体のエンジンになります。ついている足も裏ももに力が入るので、背中と同じくエンジンになります。
つま先を上げる
ミッドフット走法を前後四股のように最大限に活かすためには、
着地の瞬間はつま先を上げておく
必要があります。
なぜなら趾先に重心が乗ると、趾がスパイクとなることでふくらはぎと前ももがはたらき、ブレーキになるからです。
このことによって、一瞬のことではあるのですが、背中が反って、みぞおちが膝より前に出ることで、体の重さを使って前に進むことができるのです。
とはいえ、「みぞおちが膝より前に出る」姿勢は前で誰かが支えていない限りは転倒します。その支えとなるものがブレーキなのですが、そのブレーキがスパイクになった趾なのです。
その②:旋段の足
浮き趾という症状があります。
判断は簡単で、
裸足のときに趾先が床についていない状態
のことを浮き趾と言います。
ちなみに、趾がついていても、反りかえるように逆折りの状態も浮き趾です。
これは
- 靴が入りにくいから
- 子どもはすぐに大きくなるから
という理由で自分の足よりもサイズが大きい靴を履くことで、趾で靴の先を引っ掛けることで起きます。
とはいえ、上記にある「スパイクとしての趾」と浮き趾とは何が違うのでしょうか。
それは、
靴で受け身のまま形作られた趾と違い、能動的に動くことで床につけにいくために趾を上げる
ことが違うところです。
スパイクをかけに、趾に体重を乗せるときは趾を浮かせるというよりは、趾を曲げたまま付け根を反らすというほがしっくりきます。
これはまさに甲野善紀氏が言う「撃鉄を起こす手」と人差し指を握り込み、小指を手の甲に反らせる「旋段の手」の状態であり、このときの趾の緊張は、力んで固まるでもない凝縮ともいうべきであり、この足首が体幹とつながる様子は、これはまさに、子どもが大人でも引き寄せる旋段の手です。
走っている状態ではいつ起きるのかというと、上記の前後四股の足と同じく、ミッドフットから趾をつけにいくときの、ほんの一瞬だけですが、この「旋段の手」の足になります。
そうしてスパイクになった旋段の足が体重を支えることと、転倒を止めるブレーキになると同時に足を後ろに引くので、後ろに引いた反動で体が前に運ばれます。
これをすべて合わせると、
前後四股(背中のエンジン+)+旋段の足(趾のブレーキ-)+膝より前のみぞおち(重力+)=前進(慣性+)
になります。
趾を活かして歩くための練習【シャクトリムシウォーキング】 | yukitakeblog
はじめて草履やわらじを履いたときに「うまく歩けない」という人が大半であると思います。ゆっくり歩いたり、踵のバンドをつけたりといろいろな対策があるのですが、このとき盲点になるのが趾先を使い方です。多くの人は鼻緒をつかむために力を込めて鼻緒をはさもうとするのですが、これは趾のはたらきを邪魔しているので、本来のはたらきができません。そこで、
その③:後ろに伸びた手は「仕事歩き」
すぐに武器に手をかけるため
ナルト、犬夜叉、ルーラー、彼らが走るときは左右にてを振っていません。その最大の理由は
すぐに武器をとれるようにするため
です。リアルな彼らが生きていた中世や近世ではすぐに、それこそ走りながら剣やナイフを手に取れるように体幹に手を沿わせていました。
武器を持たない人でも転倒したときにすぐに手を地面につけるようにやはり手を体側に沿わせていました。
現在でも警察官や軍人など、拳銃を携行しなければいけない人は拳銃をホルスターから抜くと同時に打てるように右手を体に沿わせるように下げていることと理由は同じです。
それだけではなく、なにより、足の上下と鎖骨の上下を同期させることで、肩と股関節を同時に動かすことができ、平行四辺形を崩すような一枚の板の動きによって、腕を振っても振らなくても、体をねじることがないので、疲れたり脇が痛くならないことも理由です。
まとめ
- その①:ミッドフットではたらく裏ももの筋肉→背中を使う
- その②:旋段の足→趾をつけてスパイクをかける
- その③:後ろに伸びた手→体をねじらない
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