Written by Yuki Takemori

脱パニック、ジャパニーズ・スマイル

ライフ 回復

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参考:Anatomy Standard

こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 脱パニック、ジャパニーズ・スマイル

まずTwitterをご覧ください。

理由を目的に変えて考えることが今の人は大事にすべきだと思う。理由を考えると脊髄反射と言い訳で行動しなくなるから。「目的は何?」自問すると仕組みを探すようになる。あとは自分で組み立てるだけ。

では解説します。

この記事を書くにあたり気づきをくれたエリック・バーカーに感謝します。

「ジャパニーズ・スマイル」これを聞いていい気分の人はきょう日いないだろう。なんとなく笑う。意味不明ったらありゃしない。「戦争と人間」で登場する憲兵の職務質問のシーンを見ると外国人がいう「あんたの笑いは意味不明だ」、「気持ち悪い」等のあのぼんやりした嫌悪感を自分の体で理解できる。最近はカウンセリングでも「ここは笑うとこじゃないよ」指摘される。詳しい解説は小泉八雲の『日本人の微笑』や心理カウンセラーである心屋仁之助氏の著作を参照してください。

「でも、気がつかない」、「日本人特有の~」、「遺伝子🧬で受け継がれてるから~」類いの自分に甘える言い訳は全てここで捨てることができます。なぜならば 、「何もない状態」➡️「なんとなく微笑」へ行くプロセスの仕組みがわかってしまえば、「今ここ」のあなた自信を取り戻すことができるからだ。

ジャパニーズ・スマイル

あくまで私の考えだが、プロセスは以下の通り

  • 1.パニック
  • 2.からだが硬直
  • 3.芯からゆるめたい
  • 4.笑う

まず、きっかけになるのは、パニックだ。ここではアメリカ海軍特殊部隊の 基礎水中爆破訓練、通称BUD/Sを引用する。

BUD/Sは勝算のあるゲームだ。
元来合格できる。プールで訓練生の口からレギュレータを引きはがそうとする教官は、実は彼らが溺れた際に身を挺して
救おうと待機してくれている。ではなぜ不合格者がでるのか?それはパニックのせいだ。彼らはこれがゲームであることを忘れ、本当に死ぬかもしれないと思ってしまう。

パニックを起こすと人間は緊張する。そして不必要な行動は自分で停止する。これがいわゆる「硬直」である。

脳みそとか背骨を持っている限り例外はない。車よりも早く走るチータやカバ(本気出せば時速40km❗️)、腕っぷしならば人間の4倍以上というチンパンジーやゴリラでも同じだ。ニホンザルの「愛想笑い」も以下略。

もっと身近な例だと犬と猫だろう。犬が初めて見る人に吠えたり、痛ましい話で失礼だが猫が車に轢(ひ)かれる直前に動かなくなるのと反応としては同じだ。流れがつかえて、思い通りにいかない。でも「体を動かしていたい」、もっと分かりやすくいうと「生きていたい」という欲求が見えるようになっただけ。

それならなぜ「笑う」という行動に出るのだろうか

参考:Anatomy Standard

ズバリ、まず自分の体をゆるめようとしているから。「命の危機」に対処するために口呼吸をすると同時に「平常への復帰」のために鼻呼吸する結果だろう。

そして、口の端、口角だけあげる。鏡を見て笑ってみると一発でわかる。笑うと鼻の穴が広がる。つまり、鼻呼吸がしやすくなる。

というのが「ジャパニーズ・スマイル」なのだと私は結論づけた。

これだけではあまりに救いがない。なので、「ジャパニーズ・スマイル」を逆にアクティブにするメソッドがこちらになります。

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。

「おれない心を持つ極意」、p469

「鼻骨―尾骨のラインをつなげる」、p184~185

「付録:正しておきたい7つの「勘違い」、究極の体幹と脚」、p231