Written by Yuki Takemori

体を入れ替えるターン【ワンアクションで解決します】

ライフ 向きの変え方

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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 体を入れ替えるターン

まずTwitterをご覧ください。

ターンが苦手なのは、転びそうになるからですね。手をつくとできます。
1.ターンのところで右足を前にする
2.左手を下に落とす
3.手を左足と同時に着地する
左、右と着地するのと体の向きを変えるのを同時にやる。手をつくから安心。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

あなたの5分を分けてください。

この記事を読むメリット

では解説します。

1.体を入れ替えてターンする方法

参考:ansony jack

「体を入れ替えるターン」6:10~6:40

左回りでターンします。

  • 左足を前にして、右足を後ろにつける
  • この状態から体全部を入れ替える
  • 倒れるままに前身

コツ

体をつくときに左手を一緒にポンっとつくとやりやすい。
心持ちターンしようとする直前で手を床につくようにすると、手を軸に体が回転するように入れ替わるのでやりやすい。

左手をポンっと落とした瞬間に両足が同時に浮き上がることを目標にするとあせらなくてすみます。

注意点

  • その①:指先は内側につける
  • その②:手と足をそろえる

その①:指先は内側につける

手をつくときは、指先をそろえて、内側に向くようにしましょう。
突き指、脱臼だけでなく、人から指を蹴られることを防ぐためです。

その②:手と足をそろえる

そして、左手をついたときに右足が前に出てしまうのが普通ですが、ここが一番大事です。

あくまで、左手をついたら左足を前にする

ここで右足が前に出ると体がねじれてしまいます。
そうすることによって、前に進もうとする右足と止めようとする左手の出す向きがぶつかってしまい、体の動きが止まってしまいます。
なので、「左手を出したら、左足を出す」ことを目標にしましょう。

ここから深掘りしていきます。

2.今できなくてもでも問題ない理由

結論としては問題なしです。

  • 理由①:ゆっくりやればいいから
  • 理由②:分解してやればいいから
  • 理由③:確認しながらでいいから

理由①:ゆっくりやればいいから

ゆっくりとやりましょう。ゆっくりとができるようになってから、素早くできるようになります。スポーツが得意な人や、プロアスリートも普段の練習、特にメニュー以外の個人研究の領域ではひとつひとつの動作をゆっくりとやることによって、練習で試して、本番で使えるようにしています。中には、指先一本動かすのに30秒かけて、じっくりと観察しながら取り組んでいる人もいるようです。
曰く、

「ゆっくりとできないことが、速くできるわけがない」

とのことです。

理由②:分解してやればいいから

最初は私も「ゆっくりと」やることすらできませんでした。そこで、分解することにしました。その手順は最初に書いた通りです。

  1. 左足を前にして、右足を後ろにつける
  2. この状態から体全部を入れ替える
  3. 倒れるままに前身

このように分解することによって、「ゆっくりやってもできない」、から「今日はここまでできるようになった」という感じでハードルを下げることができるだけではなく、「嫌いにならずに気軽に続ける」という理想的なマインドの獲得にもつながります。

理由③:確認しながらでいいから

あるあるです。体育戦死者のあなたは、

「いちいち確認なんかして、もたもたするな!!」

という感じの言葉であなた自身を呪い続けていることでしょう。しかしそれは無視してください。
なぜなら確認しているヒマがないのは本番なので、自主練や、家での個人研究ではどんどん確認してください。
確認しながらやると必然的にゆっくりとやるようになります。

  • 具体例①:位置とかタイミングを見る
  • 具体例②:似たような動きを取り入れる

具体例①:位置とかタイミングを見る

足をついたときの両足の位置関係や手をいつ出すのかというタイミングを見ながら確認して練習するといいと思います。

具体例②:似たような動きを取り入れる

実はこの「体を入れ替えるターン」には似たような動きがあります。

何と、転ぶ時の動き

です。
何度か本記事の中でも書いたのですが、体全部が入れ替わる瞬間は

躓いて体が投げ出された瞬間

と身体の状態が同じです。
なので転ぶときの備えとして練習するのもいいでしょう。

ここまで読んだ方は手をついてターンなんて「もしや、できないかも」と思うかもです。

しかし問題なしです。

私も練習して徐々に上達してます。上記の理由と具体例を使ってターンができるようになってきています。

繰り返しですが問題なしです。

3.注意点3つ

  • その①:難しいです
  • その②:無理はしない
  • その③:休みましょう

その①:難しいです

これは一見簡単そうに見えて、実は一番難しいです。繰り返しになりますが、

「左手をついたら、左足が出ている」

ようにしましょう。
身体は「ひとまとまりである」ことが認識できているうちはパニックを起こしません。
ぼちぼち取り組んでください。

その②:無理はしない

がんばるよりも工夫してください。
頑張ることはいいことのように見えますが、「自分では何も考えない」ということの裏返しです。
ただがむしゃらに頑張って、体を壊しては何の意味もありません。無理はしなくてよろしい。

走りながら考える

ことをベースに「テスト→評価→改善」していきましょう。

その③:休みましょう

うまくいかないときは思い切ってやめてみるのもひとつの方法です。
すると思いが得けないときに

「もしかして、こうかも」

というアイディアが降りてくるときがきっと訪れます。
そこまでは回復しておきましょう。
メリハリが肝心です。

この記事を書いている僕の経験

  • 転ぶことが怖くなくなった

転ぶことが怖くなくなった

ところで、ターンのときになんでみんな、

  • 1.ブレーキ
  • 2.止まる
  • 3.向き変える
  • 4.構える
  • 5.スタートする

という面倒くさいというか、サッカーやバスケなら、ぶつかってケガするリスクがあり、カツアゲやストーカーや強盗相手なら命の危険があるのになんでこんなにいちいち動作をぶつ切りにして、止めるのでしょうか。
ズバリ、

転ぶのが怖いから

です。確かに体を入れ替える瞬間は、体が一瞬ですが宙に浮いています。
まさに転ぶ直前の体勢です。
なのでこの「体を入れ替えるターン」は、最初に手をついて転んでおこうという技とも考えられます。
確かに体が一瞬浮き上がって、からの落ちるまでの浮遊感は確かに怖いです。
とはいえ、こんなときは前提を書き換えてしまえば意外と簡単に安心の材料に変えることができます。

向きを変えるとは、バランスを崩して転ぶものだ
どうせ、自分から手をつきに行くから大丈夫だ

手をつこうとした段階で受け身のポーズになるから、実際に大丈夫です。

人間は体験を思い出す生き物なので、

転びそうになったら思わず手を出す

ことを使えばあとは勝手にやってくれます。もしその経験がない人はこの「体を入れ替えるターン」の手をつく瞬間を利用して、今のうちから転びに強くなろうとするのもいい方法です。

おさらい

参考:ansony jack

「体を入れ替えるターン」6:10~6:40

右回りでターンします。

  1. 右足を前にして、左足を後ろにつける
  2. この状態から体全部を入れ替える
  3. 倒れるままに前身

コツ

体をつくときに右手を一緒にポンっとつくとやりやすい。
心持ちターンしようとする直前で手を床につくようにすると、手を軸に体が回転するように入れ替わるのでやりやすい。

注意

手をつくときは、指先をそろえて、内側に向くようにしましょう。
突き指、脱臼だけでなく、人から指を蹴られることを防ぐためです。

提案

とはいえ、これは難しいです。私も最初の内は胴体を脚の動きがバラバラのため、「体をひとまとめにして動く」ことができませんでした。
そこで、「かかとを軸にしたターン」から練習することをオススメします。

まとめ記事はこちら。

申し込み

» 京滋身体操法研究会

» 岡田慎一朗公式サイト

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。