Written by Yuki Takemori

【簡単】脚が体を追い越すターン【あばらを開こう】

ライフ 向きの変え方

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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。

  • 脚が体を追い越すターン

こういった疑問に答えます。

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スピードを落とさずターンする方法。
✅脚が体を追い越すターン
左回りの場合。
1.ターンする手前で左のあばらを開く
2.体重が左に動くから左足のかかとを前に出す
3.着地と同時に右足が前に出るから、その勢いで加速する
あばらを開く向きは上下です。
✔️体は3.で前傾姿勢なので大丈夫です。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

この記事を読むメリット

では解説します。

1.脚が体を追い越すターンの方法

参考:ansony jack

「脚が体を追い越すターン」、4:37~5:08

脚が体を追い越すターン

ターン向きはする左回りです。

  1. ターンする場所のずいぶん手前で体を止める
  2. 体を脚が体を追い越したときにパッと向きを変える
  3. 体が倒れた向きに進む

脚が体を追い越したときに、体は勝手に進みたい方向に倒れて加速をしていってくれるので大丈夫です。

コツ

今回は左回りなので、体を追い越す脚は右足になります。
そこで、右脚が体を追い越した瞬間に、

左のあばらを開く

と上手くいきます。
支えになっている左足が外れます。そのことによって左に寄った体重を支えようとして、前に出ます。同時に右足は後ろで体重を支えつつ、前に出る準備をしている状態になります。

頭には「ターンしたいところの手前で行きたい方向のあばら(この場合は左)を開く」とだけ片隅に入れておきましょう。

ここから深掘りしていきます。

2.いきなりできなくても問題ない理由

結論としては問題なしです。

  • 理由①:一個ずつやればいい
  • 理由②:分解すればいい
  • 理由③:確認しながらでもいい

理由①:一個ずつやればいい

紹介した手順を一個ずつやればできるようになります。
一個ずつやることによって、項目をどうつなげたらいいのかが見えてきます。
なのでできないときは一個ずつやればOKです。

理由②:分解すればいい

分解すればできるようになります。
まず、右足を前に出します。左のあばらを上げます。
そして体重が移動したら、左足のかかとを前に出すと自然に向きが変わっています。

といった感じに分解すると、ハードルが下がって、ステップアップできるようになります。

理由③:確認しながらでもいい

ひとつひとつに分解した動作を確認しながら練習するのもいい方法です。「ゆっくりやる」ことにもつながるのでおススメの方法です。

  • 具体例①:声に出してやる
  • 具体例②:ポイントだけやる

具体例①:声に出してやる

声に出して動くと、高速でできるようになります。
なぜなら、声に出すことで、入力(インプット)と出力(アウトプット)の両方を同時に行うからです。
例えば本記事の「脚が体を追い越すターン」では、まさにターンするときに、コツの部分である「左のあばらを上げる」と声に出してやると、ターンのときに「左のあばらを上げる」ことがプログラムされるようになる。
考えるに、

  • 声に出す:出力(アウトプット)
  • 声を聴く:入力(インプット)
  • 実行する:体験を出し入れする

ことによって、

  • 胴体

という3つメディアを同時に使うことになります。
マルチメディアによる高速インプットと高品質アウトプットが最高の学習になります。

具体例②:ポイントだけやる

ここでは、跳んだり、向きを変えたりといろいろとやることが多くて、「やっぱやめようかな…」となりますが、ここで大脳だけで疲れるのをやめましょう。体が得意としていることに注力するとしましょう。体の得意なことは、

カラダには、「対象物の全体をとらえるとしっかりする」という性質のようなものがあります。

なので、ここでは、「あばらを開く」だけに集中しましょう。
迷ったら、「あばらを開く」ことを思い出しましょう。

ここまで読んだ方はこんなに難しそうな動きを一瞬でなんて、「もしや、できないかも」と思うかもです。

しかし問題なしです。

私も練習して徐々に上達します。あばらを開くだけで体重が寄って、重心移動ができるので大丈夫です。

繰り返しですが問題なしです。

3.注意点3つ

  • その①:できなくてもあせらない
  • その②:腕を使わない
  • その③:ゆっくりとやる

その①:できなくてもあせらない

できなくてもあせらない

練習する上ではこれが肝心です。最初からできる人は実はどんな天才でもいませんあなたとの差があるとすれば、

  • 全体をざっくり見てる
  • 細かく実験している

この二つを高速でこなしているだけです。
次々とほかのことを試すから、次々と改善していて、その結果上手くなっているというだけです。
とはいえ、上達が速い人は落ち込んでいるヒマもなく、「ただ、やる」ことを実践しているから、「誰よりもやってきた」という会頭になるだけです。
本記事では彼らがしてきたであろう、最低限度のことをまとめています。

その②:腕を使わない

腕を使わない

思わず振り返るときのあるあるです。
多くの人は振り返るときに腕を振ることによって、ターンしようとしますが、これがターンのときに「ストップ&ゴー」になる最大の理由です。
そうではなく、腕を使わずにターンするとかえって早くなるのです。
なぜなら、体の向きを変えるときに腕を振ると、腕に体が追い付かなくてはいけなくなるため、その分の動きとスピードがロスになってしまいます。
これは小・中学校で習う(ハズの)旅人算や一次方程式の問題の、

「追い越すときは相手のスピードを引く」

と理屈は同じです。

この反対は、

「向かい合ったときの両者のスピードは足される」

就職試験でも速度の問題は出るから覚えておくと便利です。

なので、腕を振らないことによって、左肩の肩甲骨と右脚の腸骨がみぞおちのあたりで向かい合う動きになります。その結果早くターンできるというわけです。

さらに動きがぶつかることによって、肩甲骨と腸骨が反発します。その反発の力によって、脚を振り上げることなく、右足は勝手に上がっているというわけです。

その③:ゆっくりとやる

  • ゆっくりとやる

「ゆっくりとできないことが、速くできるわけがない」

なので、ゆっくりとやりましょう。たとえ上手くいかなくても「練習は所詮練習」と割り切ってしまいましょう。
「わぁ、難しいな。やっぱやめよう」という人はいきなり、すべて、完璧にできなくてはいけないと思っていますが、そうではなく、「やらないよりはマシか」ぐらいの気持ちがちょうどいいです。
この方が長続きします。「多動+別なことからのフィードバック」が上達の近道です。

この記事を書いている僕の経験

  • ジョギングのターンで慌てなくなった

ジョギングのターンで慌てなくなった

ジョギングでターンすることが多いので、突き当りに着くごとにストップして、ターンして、蹴ってを繰り返していたのですが、この「脚が体を追い越すターン」に切り替えてからというもの、ターンのときに慌てなくなるだけでなく、練習の機会ととらえることができるようになりました。
重心移動の練習にもなって便利です。

おさらい

参考:ansony jack

「脚が体を追い越すターン」、4:37~5:08

脚が体を追い越すターン

ターン向きはする右回りです。

  1. ターンする場所のずいぶん手前で体を止める
  2. 体を脚が体を追い越したときにパッと向きを変える
  3. 体が倒れた向きに進む

です。

提案

ここまで読んでも、「重心移動なんてとてもできない」と思うかもです。確かにそうです。
ですが、問題なしです。
そこで、スキーヤーのマネをすることから始めるといいです。重心移動とはどういうものなのかこちらを読んでからでも遅くはありません。

まとめ記事はこちら。

申し込み

» 京滋身体操法研究会

» 岡田慎一朗公式サイト

» スポーツケア整体研究所

» 松聲館

根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考文献からどうぞ。