Written by Yuki Takemori

すべては大事な「明るさ」のためにある

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こんにちはユウキです。今回のテーマです。

  • すべては大事な「明るさ」のためにある

まずこちらの要約をお読みください。

悟りを開くことは「明るさ」を保つための実践であると思う。多くの人は「背中が光って見える」ことをイメージしますが、そうではなく、実際は、
・下を向いていることに気づいたときに、フッと上を向ける体勢にする
ことを意味する。無事に家に帰って「ただいま」を言うための行動と実践が本当の「悟り」になる。

はじめに

人間社会で衝突は宿命であり、

  • 出し抜く
  • 上手くやる

は堪えるものである。

なぜならそれは、相手を傷つけることになり、軽く小突くにしても武器を相手に向けるときの緊張感と同じなのである。これは、イヤなことをとっさに言い返せないことと同じである。やった以上はやり返される。

そのときの緊張を感じたり、恐怖心を覚える理由は、結論は「自分に対して非情になる覚悟がないから」なのであるが、その目的は

自分を守るため

なのである。それが何なのかというと、

いい人でいたいから

である。そもそもイヤなこと言う人がいるところに行った時点ですでにいい人ではなくなっているのであるが、

いいことをしていると思い込んでいたいためであり、それは選ばないことを決めることで責任を果たすことを避ける自分の姿を見ないようしている

のである。つまり自分さえ助かれば他は、あとはどうでもよかったのである。

それを、「まず見る」ために結果をすべて受け取るのであり、それゆえ受け取るために得たものはありがたくいただくのである。

「明るさ」について

参考:名越康文TV シークレットトークyoutube分室

「明るさ」=「悟り」

ではすべてを受け入れた上で、結果をありがたくもらったうえで、前に進むためにはどうすしたらいいのかというと、

  • 1.考え方の筋道を変える
  • 2.その考えを実践する

ことである。または「悟り」と言える。

堪える原因はあなたの思い込みなのであるが、それはどうして起きるのかというと、

自分が強い立場になったら自分を基準にして比べるので相手のことが見えなくなる

からである。

一方で、弱い立場の人は自分の命を守らなければならないので相手のことをよく見ている。背中を丸めていたり、下を向いている体勢からしても、よく見ることが強みになるのである。それは単に目で見るだけではなく、音を聞いて適わないと思ったり、臭いを嗅いで逃げようと思ったりすることから感覚が鋭くなっているからである。

とはいえ、トラウマがあると悲観的な考えになる。そうなると、自分からしか相手を見れず、こちらも同じく周りのことを見なくなるので、突破口のための情報を見落とすことになり、深刻に考えるしかs亡くなった結果として、判断を間違えるのである。

つまり、接し方が丁寧な人は痛い目を見て、立場が弱くなった経験から相手を見るようにしているのである。それは揚げ足を取るとか、弱みを突くというためのものではなく、

相手の強みがわかるようになる

からなのである。

これがわかっていると畏れを意識できるようになる。ある概念、考え方を意識できている状態を悟りといってもよく、いつも85%を、畏れを気にかけておく必要があると理解したうえで実践することが「悟り」なのである。これを面倒がるうちは悟ってはいないと言える。

「悟り」を実践している人は背中から見るとよくわかるという。漢方医によると、人間の体には2つの気があるという。それは病や悪意から身を守る「衛気」、その元になる「益気」である。その関係は、

  • 益気:内側→元手
  • 衛気:結果→鎧

となる。

益気は寒さや悪意のある言葉で小さくなり、そのために鎧である衛気も同じく小さくなることでそれらに害されやすくなる。

この衛気をできるだけ保ち、整えることができるようになることを

明るさ

というのである。

これは元気ともいえるものであり、「明るさ」があるから上を見るし、上を見るからこそ天気のよさを感じることができるのである。

結論:それでもよかったところに目を向ける

とはいえ、これは「ハッピーでキャッホー!!」というものではない。

それでもよかったところに目を向ける

ことをいうのである。今スマホを見ながら歩いているのであれば、今ここでスマホの電源を切って、目線を真正面より1cm上にしてほしい。今生きていることができているといういいことが目につくはずである。

「明るさ」を保つポーズ【5つある】

参考:参考:名越康文TV シークレットトークyoutube分室

心の問題の8割は身体の問題である

背中や腰の裏にふくらみを感じる全身を使う呼吸は、無意識と意識、受け身を主体的にする重要な方法なのであるが、特に日本人は体の、末端の冷えについて注目していない。

  • 「軽く・小さく・鼻で」呼吸することで全身に酸素をいきわたらせる
  • 股関節を中心にしゃがんで歩き、大腿動脈への刺激で体を温める

ことでももちろん可能であるので、おおいにするとよろしい。

とはいえこれ以前に大切なことがある。それは

姿勢

である。多くの人は「いい姿勢」と聞くと学校でやる「軍隊ごっこ」仕込みの「気をつけ」をイメージするのであるが、そうではなく、実際は、

その瞬間ごとに、一瞬一瞬でバランスを取ることができる体勢

のことを「いい姿勢」というのである。それは5つあって、

  • その①:「正中線」を整える
  • その②:WTの立ち方
  • その③:仙骨を引き上げる
  • その④:体幹を四角くする
  • その⑤:親孝行メソッド

である。

その①:「正中線」を整える

参考:システマ東京チャンネル SYSTEMA TOKYO channel

  • 1.かかとを「ドン」と下げる
  • 2.肩を上げて、息を吐きながら一気に下げる
  • 3.一瞬で強化できる

その②:WTの立ち方

  • 1.つま先立ちになって、足の中趾を正面に向ける
  • 2.上がったかかとを「ストン」と落とす
  • 3.肩を上げてから「ストン」と落とす

その③:仙骨を引き上げる

  • 1.仙骨を1cm引き上げる
  • 2.胸骨を1cm引き上げる
  • 3.耳の後ろを1cm引き上げる

その④:体幹を四角くする

  • 1.肩を水平にする
  • 2.腰を水平にする
  • 3.体幹を「四角く」する

その⑤:親孝行メソッド

参考:骨ストレッチ【公式】

  • 1.胸の前で両手を合掌のように合わせる
  • 2.小指側から開いて、親指を重ねる
  • 3.手の甲を重ねる
  • 4.動きに流れに任せて、手をクリンと回して返す

骨盤を中心に股関節に主体性を持たせる

参考:骨ストレッチ【公式】

仙骨を引き下げる

とはいえ、骨盤を前に傾けて背骨を周りから引き上げることは上半身に意識が集まるので、足、腰、下腹がなくなるような感じがして、不安定になるともしや思うかもしれない。

しかし問題はない。

仙骨を引き下げることで背骨が下がる。例えば、正座をしているところに肩を2人がかりで、両肩を1人ずつ押さえつけられたときに、「背骨を下げる」と簡単に立つことができるばかりか、押さえつけている人をはねのけることができる。

これはどうして起きるのかというと、骨盤の動きが主体的になることで、股関節が動きの中心になるからである。そこが動きの中心になることで、体の安定から温かさにまでつながる足の親趾側からの脚の内側、骨盤底筋からヘソから下の腹筋までに力が入るからである。

仙骨を引き下げると股関節が動きの中心になる理由

「骨盤の真ん中」とされている仙骨は実は分類上は背骨であり、獣医学での犬猫などの骨格の名前は「仙椎」である。

骨盤のそのほかの部分は一対で

  • 腸骨→両端
  • 恥骨→生殖器の上
  • 坐骨→お尻の下のグリグリ

が左右それぞれで一つに合わさっている。

これが仙骨と腸骨の間にある仙腸関節と左右の恥骨の間にある恥骨結合の連動で、わずかながらでも上下の運動をすることで骨盤を脚にすることができているのである。

ここで「仙骨の引き下げで仙骨が後傾するのであれば腸骨は前に傾くのでは?」ともしや思ったかもしれない。

たしかに仙骨と腸骨は互い違いに動くことから仙骨が後傾すると腸骨は前傾する。そこでポイントになる部分が腸骨の前にある恥骨である。

仙腸関節の動きに限界がきて腸骨が後ろにかたむくことは

恥骨を上にあげることも意味する

それは腹筋の曲げる運動がはたらくということであり、

  • 恥骨→腹直筋
  • 腸骨→外・内腹斜筋

によって腸骨を後ろにかたむける。その腸骨の後傾によって仙骨との位置関係がどちらでもない位置になった結果として、仙骨と腸骨が「骨盤ひとつ」になって後ろにかたむくのである。

このことから、骨盤の後傾は腹筋が下腹に力をこめると同時に「脚を上げる」ことも意味するのである。股関節よりも先に骨盤が上がることで、そこにつく脚を上げる筋肉である

  • 内転筋群
  • 縫工筋

内転筋群

縫工筋

が力まずはたらくことができるのである。

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