Written by Yuki Takemori

「あによべ体操」の意外なコツ【伸びるほうを意識する】

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こんにちはユウキです。

先日歯の定期健診のために歯医者に行きました。そのときに思ったことがあったので共有します。

はじめに

参考:さとう式リンパケア 〜1日5分で幸せ美人に〜

舌の位置がだらんと下がって「宙ぶらりん」になります。すると顔に老廃物が溜まって、それを押し流そうとしてぐいぐい噛むことで起きるものが「食いしばり」です。それは舌が下がって起きるものであれば、逆に位置を上げればそれはなくなっていくという意味でもあります。

そのための口の運動が「あによべ体操」です。歯科医師の佐藤青児氏が医師である今井一彰氏の「あいうべ体操」を基に考え発表したものです。「あいうべ」で「い」のまま「う」にして噛んだままにすることとは違い、「に」と「よ」にすることで、絶対に噛まないので食いしばることがありません。それだけではなく、

  • 「に」のNの音でよりベロが上あごにつきやすい
  • 「よ」でほっぺの頬筋を使う
  • 「よ・べ~」のほうが速くて舌位が上がりやすい

となります。

一生懸命にやらない

ことが注意点です。リラックスの神経を活性化させることが目的なので、頑張ると台無しになります。

頑張ることは緊張や興奮の、交感神経の刺激になり筋肉を固めてしまいます。すると老廃物を流すはたらきが落ちて食いしばてしまうので、

がんばらない

ことがコツなのです。

口を開けるときの意外なコツ【伸びるほうを意識】

口を開けたときの「普通」

  • 親指以外の指4本が
  • 第二関節まで入る

ことが「正常」だそうです。とはいえこれはできない人が多く、私もかつては出ませんでした。そのためあまり声が出ずに「歌ってない」と言われたこともあります。

それを改善する方法は簡単で、

  • 1.下あごを前に出す
  • 2.そこから下げる

だけなのですが、それにはコツがありまして、

伸びるほうを意識する

ことです。どこが「伸びる」のかというと、咬む筋肉です。噛むために口を閉じる筋肉である

  • 咬筋
  • 側頭筋
  • 内側翼突筋

が伸びることを意識することで下あごだけが動くのではなく、後頭部が首の関節で上を向くことに連動することで
口を「正常に」開けることができます。

閉じるとき

閉じるときはその反対に下あごの底と首の前の筋肉が伸びることを意識すると、首の後ろの筋肉が伸びることと合わさって閉じます。

これを交互にすることで食べ物を噛むときに軽くうなずきながら噛むことができ、力むことがなくなるのです。

さらに

「あによべ体操」は同時に下の運動にもなります。舌を引き下げたり、引き上げたりするための筋肉も同時に伸びるほうを意識するようになるので、さらに口を開けたり、食べ物を飲み込んだりすることが簡単になるのです。

おわり。

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参考資料

参考:さとう式リンパケア 〜1日5分で幸せ美人に〜