いじめられっ子になろう!!【現代日本人と清朝宦官の違い】
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こんにちはユウキです。
今回のテーマです。
- いじめられっ子になろう!!【現代日本人と清朝宦官の違い】
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いじめられっ子になる方法は簡単です。
✅拳に親指を入れて握る
だけだから。
肩を上げて背中を丸めると「下向く、息が上がる、頭が回らない」ことからいじめられっ子のオーディションにその場で合格できます。
逆に手の甲をかぶせ込むと骨盤の主体的な後傾により脚を上げやすくなります。 pic.twitter.com/Pyz7kfBKS6— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) December 24, 2024
・拳に親指を入れて握る
だけだから。
肩を上げて背中を丸めると「下向く、息が上がる、頭が回らない」ことからいじめられっ子のオーディションにその場で合格できます。
逆に手の甲をかぶせ込むと骨盤の主体的な後傾により脚を上げやすくなります。
では解説します。
- その①:日本人→拳に親指を入れて握る
- その②:清朝宦官→指を伸ばして手の甲をかぶせ込む
その①:日本人→拳に親指を入れて握る
「なんだか力が入らない」その理由は、拳に親指を入れているからである。
親指にはブレーキの役割があり、親指を曲げて手の平とつながるとひじが体幹から離れる。するとひじが内側に向いて、腕が内旋する。鎖骨と上腕の内旋は肩甲骨を外に向けることで肩が上がる。そして肩が上がることに合わせてと胸椎後ろに下がり、背中が丸くなる。
これはストレスを感じているときの姿勢であり、急ブレーキをかけた瞬間を連続させることで、「闘うか」、「逃げるか」の判断をつけることができず、パニックの状態に陥っているのである。
その②:清朝宦官→指を伸ばして手の甲をかぶせ込む
それに対して清朝時代の宦官は、同じうつむきに見えてもその中身は知恵の結晶ともいえるもので、まさに格が違うのである。
「何があっても皇帝や后を守る」ことが任務の彼らには、まず敵の兵士や暗殺者の間に立つ迅速さが求められている。そのため「スマホを見ながら歩く」状態の前かがみではいけないのである。
ではどういう状態であるのかというと、
- 1.人差し指をかぶせ込む(+下に伸ばす)
- 2.肩甲骨の位置が最適化される
- 3.背中が反っても丸めてもいない状態になる
のであるが、簡単にできる方法があって、それは
- 1.小指を巻き込んでひじを体幹に近づける
- 2.ひじのくぼみが正面に向いたら手の甲をにある人差し指の骨をかぶせ込む
- 3.手の甲が正面に向いたときには腰を反っても胸をかがめてもいない状態になる
これは、骨ストレッチで紹介されている「手の平返し」と、バレエの指導の「親指をしまう」ことと同じである。
もっと簡単にできる方法があって、それは、
親指と小指をつなぐこと
である。親指と小指をつないで押し付け合うと「小指のアクセル」が「親指のブレーキ」を中和するので、手の平で握ることができなくなる。車でいうところのニュートラルポジションであり、エンジンをかけていつでも発進できるアイドリングの状態になるのである。
人差し指からのかぶせ込みは前足の着地
清朝時代の宦官は現代日本人と違って、円背ではないということはわかった。
とはいえ、「これで本当に刃物が取り出された瞬間や迫る相手に慌てずに対処できるのか?」ともしや思うかもしれない。
たしかに、日本の柔道や剣道では真っすぐに立つことをしきりに強調する。確かに後ろに下がると姿勢が崩れて巻ける。それだけではなく、ケガで日常生活を介護なしでは送れなくったという人も報道されてないがゆえにたくさんいる。
胸を前に出すことで体重の重さが利用できる。これで、倒れることを利用して前に進むことはもちろんのこと、怖がる前に相手に近づくことも同時に可能にするのである。
しかし、これには欠点があって、投げるときに重量挙げの状態になるので、背中を丸めたまま持ち上げると、骨盤の上にある背骨だけに負担が集中することで、
- 良くても腰痛
- 最悪背骨が折れる
- 脱腸で即死
ということにもなる。柔道で反り腰からの腰痛を持っているという人もいる。
なので宦官は人差し指からのかぶせ込むのである。人差し指をかぶせ込むことは馬や犬猫でいうところの
前足の着地
なのである。正面から走ってくる馬のスロー映像を観ると上げた前足を着地するときに体の中心に寄せるようにしていることがわかると思う。その習性は人間にも残されている。かけっこやバスに乗ろうとして走るときに左右に体を揺らすのは、足を真ん中に寄せるからであり、人間の場合は後ろ足に当たる部分でこれをしているだけである。
さて、これが手の向きとどう関係あるのかというと、
骨盤が主体的に後ろにかたむく
ことである、円背による前かがみの場合でも骨盤は後ろにかたむくのであるが、円背ではスウェイバック姿勢といって、ここに前傾による反り腰が入るので、パンツのラインが緊張するので脚が上がらない、
一方で手のかぶせ込みによって骨盤を主体的に後ろに傾けると、仙骨の前側にある上半分の反った部分を「後→上」にすくい上げることで、背中を丸めず、首と胸をそれぞれ立てた状態のままで腰をしゃくるようにして脚を上げるのである。これはシステマでいうところの「上手くいかないときはとにかく腰を近づけろ」となる。
そこにかぶせ込み続けることによって、肩を落としながら前に出すことで、腹を曲げずに股関節から倒れることと合わさることで、迅速に動くことが可能なのである。
これは宦官だけの特別な方法というわけではなく、和式トイレを使うときのように深くしゃがむときにも有効であり、特に後ろに転ばないようにすることが可能となる方法なのである。
片腕の重さはキャベツ3~4個分、50kgならだいたい3kgで、両腕では6kgとなる。この重さが前に出るることで前後のバランスを保つことに加えて、骨盤の後傾が合わさることでヤンキー座りができるのである。
手をかぶせ込む前にかかとを前に出すこともコツであるが、それは別記事に譲る。
さらに「手をかぶせ込む」と「親指と小指をつなぐ」ことは
骨盤が立つ
ことも意味する。これは上記の「骨盤が主体的に後ろにかたむく」ということとも重なり、かぶせ込まずに親指と小指をつないで力を入れると、仙骨が「上→後ろ」にすくい上げることで骨盤が前傾することに合わせて、それに連動した胸骨の引き上げによる横腹筋の「曲げ」の作用による骨盤の後傾と引っ張り合うことで、骨盤が前傾、後傾のどちらでもない立った状態になるのである。
それは、姿勢が良くなるだけでなく、内股になる内転筋と外股になる外転筋のどちらもはたらき合うことを意味し、つま先がどちらにも向かず正面を、特に中趾が正面に向くのである。
同時にこれは座っているときにつま先を内側に反したり、足首を内側に倒して外側に向けることもなくなるので、趾が伸びて、
- 外反母趾
- 内反小趾
- 開帳足
- 寝趾
といった趾の縮みがなくなり、屈み指などの変形もなくなることで歩きやすさにもなっているのである。
手をかぶせ込むと腹を曲げなくなるワケはこちらの有料コーナーからどうぞ。
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