膝抜きを簡単にする方法【鎖骨を距骨に落とすだけ】
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膝抜きは鎖骨を足首に落とすだけで簡単にできるようになります。
野球の盗塁、サッカーのフェイント、ダンスのステップだけでなく、受け身を取るとかえって大ケガしてしまう場所でも被害を最小限にできます。
鎖骨はパッと手の平を自分に向けるだけで落ちるので意外と簡単です。— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) July 10, 2024
野球の盗塁、サッカーのフェイント、ダンスのステップだけでなく、受け身を取るとかえって大ケガしてしまう場所でも被害を最小限にできます。鎖骨は手の平をパッと自分に向けるだけで簡単に落ちますよ。
膝抜きを簡単にする方法
参考:BUDO JAPAN CHANNEL
- 1.足を肩幅に広げて、かかとを少し前に出す
- 2.肩を上げる
- 3.落とすと同時にしゃがんでいれば出来上がり
コツ:鎖骨を距骨に落とす
距骨は足首のグリグリ、くるぶしの下にある骨で、足首を前後左右に倒す関節になっている骨です。
そこへ鎖骨を落とすと同時に足裏全体が浮き上がります。
その結果、へそのあたりを中心に体の上下が集まることでしゃがんでいるように見えるのです。
鎖骨を落とす感覚がわからないときは、手を前に出して、パッと手の平を自分に向けるといいですよ。
内股の人も着地の瞬間に外股になるので、問題なく深くしゃがむことができます。
なんで両足が浮き上がる?
体の前と後でエレベーターのように体重が動くから
です。
鎖骨を片方だけ落としてみましょう。反対側の脚が勝手に持ち上がったと思います。
鎖骨を下げることで背中を反ると同時に後ろに倒れそうになります。そうならないために体の反対側は、脚を上げることでバランスを取り、転ばないようにします。
このとき足はつま先で蹴るのではなく、水に沈めた木片が浮かんでくるように脚全体が浮かぶので、足裏が浮くのです。
鎖骨を両方同時に落とすことで、前後に動く向きの成分がなくなり、
- 上半身は下に
- 下半身は上に
だけになり、上半身が落ちた反動で下半身が持ち上がることになり、「ジャンプしてからしゃがんでいる」ようにみえるのです。
というわけで応用です
参考:balplusyou
「これって結局何ができるの?」というと、
素早く方向転換ができる
です。
サッカーならシュート、野球なら盗塁に応用が可能ですが、ここでは「方向転換」に絞って解説します。
さて、スポーツ嫌いになるきっかけは色々ですが、一番大きなきっかけになるのは、
向きをうまく変えることができない
ことです。
とはいえ、これはあなたが悪いわけではなく、やり方を知らないだけなので問題なしです。
ではいきましょう。
左に行きたい場合
- 1.曲がる直前の右足が上がっている状態で、右の鎖骨を落とす
- 2.右足が着地する瞬間に左足を出す
右に行きたいときはこの逆。
一瞬で動作は終わるので難しいと思うかもですが、右の鎖骨を落とすと同時に、左足は左の鎖骨と同時に持ち上がります。それと同時に左側の骨盤が後ろに下った結果、「右足を引き、左足を出す」ことも同時に行われています。
このことによって、向きはほぼ自動で変わるので問題なしです。体の向きを変える動きは股関節が中心になることで膝や足首をねじることによるケガを防ぐこともできます。
さらに上記の解説から脚は蹴らなくても持ち上がるので、やはり問題なしです。
スポーツしないんだけど…
参考:ansony jack
スポーツをしない人も膝抜きはぜひ身につけておくべき技です。
どんなときに「やっててよかった」と思うのかというと、
転んだとき
です。
もっと細かく言うと、転ぶ瞬間にみぞおちが縮みあがったときや、「危ないっ!」と言われてかえってすくんでしまったときのケガをパニックとともに最小限にすることができます。
とはいえ、「受け身を取ればいいんでねぇの?」ともしや思うかもですが、合気道や柔道でいうところの受け身がとれるのは、
そういう贅沢な環境が整備されている場合のみにかぎります
昔ながらのアパートや集合住宅は狭いので、受け身を取るスペースがなく、
- 転倒=大ケガ
であり、後頭部の殴打か顔面着地は避けることはできず、その後の人生はアーメンまっしぐらです。
それでどうするのかというと膝抜きです。
滑って転んだ経験、前に滑ったことがある人は、その滑った瞬間の記憶を思い出しながら膝抜きをすることで、記憶と動作を合わせることで、「前に倒れず、後ろに転ばす」その場でしゃがむだけですむだけでなく、すぐに立ち上がることができます。
やったことはありませんが、手すりがないか、階段の真ん中を下りているときに後から押され、顔面から落ちそうになったときにひざを抜くと、階段に座り込むかお尻を打つぐらいですみます。
もっと現実的な方法としては、片方だけ鎖骨を落とす上記の方向転換です。
その場で素早く180°ターンをすることで、階段をはしごを後ろ向きに下りる体勢にすることが期待できます。
こちらのほうが段に手を付けるので安心ですね。
なので膝抜きはぜひとも身に着けておきたい技です。
その場で180°ターン
「制限がかかる」ことは自分を成長させるチャンスですね。 「できない」を「できる」にしたいという欲が生まれるから。 振り向くこともその一つ。 手先もつま先も出せないことがちょくちょくある。 まずは腰骨を前に出す。 すると膝は勝手に上がる。 そのスキに振り向くだけ。
階段での転倒に対処するだけではなく、スポーツや日常でのケガを防ぐことにも有効です。
歩き、走り出すときにかかとで地面を蹴るのではなく、
軽く曲げた膝を趾のつけ根に乗せる
ことで、
つま先を持ち上げるだけで
体が勝手に前に進みます。
さらに、サッカーやバスケなど、走った状態から急停止したり、急激な回転・方向転換による靭帯の断裂を防ぐことができるだけでなく、その場で止まることができるので、ぶつかることも最小限にできます。
「つま先着地」が伝えたい本当の意味【答:足裏全体で着地する】
「つま先着地」が伝えたいことは、・足裏全体で着地することである。実は歩くときに足は体と同時に前に出ているので足は常に体の真下にくるつけ根にかかった体重が肉球みたく体を支え、趾のアーチが爪のように後ろに引ききる。