【真秀足のススメ】腰を痛めずにひざを伸ばして歩く方法【ネタバレ:わき腹から動く】
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こんにちはユウキです。先日こういうポストをしました。
日本人の大股歩き?
名前がちゃんとありますよ。✅真秀足#耳の後ろを引き上げる
そして、
2️⃣歩きたい方向に向く
3️⃣脇腹に手を置いて歩く堂々と「捻らず、うねらず、溜めず」膝を伸ばして歩けます。
思考停止をガワっペラい言い訳を免罪符するのはお止めなさい。— ユウキ@ブログ×体の使い方 (@yukitakeblog) March 24, 2024
ひざを痛めずに早く歩く方法はないでしょうか。ひざをゆるめると小股歩きになる上、スピード落ちるのでかえって疲れます。
今すぐできる簡単な方法を知りたいです。
ひざをゆるめると小股歩きになる上、スピード落ちるのでかえって疲れます。
今すぐできる簡単な補油法を知りたいです。
こういった疑問に答えます。
現代アレンジ版真秀足
参考:ansony jack
「神速歩行術」には真秀足という歩き方があります。
簡単に紹介すると次のようになります。
- 膝を伸ばして
- 正々堂々と
- 大股に歩く
地道ではなく、お寺や神社にある石畳の上でスピードを出すためにはこちらの方が良かったようです。
=「わき腹から脚」の意識で歩く
なんでわき腹から脚が動くの?
わき腹の筋肉が骨盤を動かす
わき腹の筋肉が動くことで骨盤がひざよりも先に動きます。すると、骨盤の奥にある、背骨と腰骨のつなぎ目にある仙腸関節から脚が動きます。
なので、脚の動きが骨盤で途切れることがなくなるので、脚を振ろうとするよりも、大きな動作になるのです。
とはいえなんですが、真秀足に関しては上記のような記述しか残されておらず、「映像の世紀」の中で「明治30年の京都」の映像で一人だけ「多分こうかな?」と、手を振らずに歩く人が映っている程度にしか判明していません。
考えられるのは、「脚をみぞおちから長く使う」ことです。
やり方
- 1.耳の後ろを引き上げる
- 2.みぞおちの高さのあばら骨に指を置く
- 3.その状態で歩く
こうすると、上記のように
- 膝を伸ばして
- 正々堂々と
- 大股に歩く
ことができます。
実用例:犬がメンチ切ってきた
とはいえどんなときに役に立つのですか?
というと、犬の散歩に遭ったときです。
「犬にとっては見つめる相手は格下」
でありそれは「人対犬」でも同じことです。
いえいえ、甘ったれてはいけませんよ。
メンチ切って、吠えられたのは、
あいまいな態度を普段からなににつけてもとっているあなたの責任ですので。
考えられることは、犬から見た「曖昧な態度」は緊張なのです。
その証拠に、「いきなりとびかかってくる」ことはないはずです。
犬が飛び掛かってくるまで
- 1.こちらを見る
- 2.唸る
- 3.吠える
- 4.飛び掛かる
というプロセスがちゃんとあります。
こういった場合のあなた
- ひざ下だけで歩いていた
- 下を向いていた
- 見ながら止まった
のどれかの行動をとっています。
毅然とした態度
- 堂々と近づいてくる
- 大きな声を出す
といった行動をとることは犬という生き物にとっては「安心」になります。序列や上下をはっきりさせるとかえって楽に感じるのは人間の会社組織でも同じです。
というわけで真秀足で堂々と歩きましょう。
巷の「大股に歩く」の欠点
とはいえなんですが、同じ歩くでもウォーキングとは何が違うの?
脚の付け根から足を出す
ことです。
普通の脚のつけ根であるコマネチラインから足を出すとどうなるのかというと、
- 重心(=体幹)が後ろに残る
- かかとから着地する
- 後ろ足(つま先)で蹴る
これはどうしてかというと、
動きを脚のみに限定しているためです。
パンツのコマネチラインを緊張させると、脚が上がらなくなります。
そのため足を上げようとすると体が後ろに傾きます。
なので、重心が後ろに残るのです。
さらに、コマネチラインの緊張は前ももの緊張を意味します。
大腿四頭筋は體の前側にあり、ブレーキの役割があります。
ということは、常に体にブレーキをかけた状態になっているところに、歩くときには体を運んだ時に倒れないようにさらにブレーキをかけながら進んでいるということを意味します。
ブレーキがかかったまま進むには、簡単。後ろ足のつま先、特に親趾のつけ根である母趾球で強く踏みしめることで蹴りだすしかなくなります。
さらに親趾に力を集中させると、ひざが内側に向きます。
そのことで、いっそう足のつけ根が力みます。
「腕を振る」はあばらの動きの代行
腕を振るのは何のため?
かというと、
後ろの転倒を防ぐためです。
さてここで、後ろにゴロンと転がってみてください。
いま両腕がない限りは、転がる瞬間に手を前に出しているはずです。
まさにこれがほとんどの人が歩くときに腕を振る理由です。
腕の重さで状態の重さが前に移るため、問題を感じにくいのです。
実際の歩行では足を“下げる”
上げる<下げる
とはいえなんですが、脚を振り上げないと段差に躓くのでは?
ともしや思うかもです。
しかし問題なしです。
確かに階段を上るときや、風呂場の出入りなどの段差には脚を上げないと前に転倒します。それだけではなく、立ったまま靴下を履くときには脚を振り上げた方が履きやすくなります。
しかし、今回は平らなところで歩くことに対象を絞ります。
脚を下げることをメインにすることによって、力を使うことなく地面からの反発で自然に反対の脚が上がってきます。さらに脚を下げるという動きは、「伸ばす」ことと同じであり、アクセルにあたる體の後ろの筋肉をラクに歩くことができます。
坂道にも有効です。
体を曲げる筋肉の方が多い
とはいえなんですが、そもそもなんでコマネチラインが緊張するのかというと、
お腹を曲げる筋肉の方が大きいから。
です。お腹を曲げる筋肉は次のとおりです。
- 腹直筋
- 外腹斜筋
- 内腹斜筋
腹直筋
外腹斜筋
内腹斜筋
背中が細長い筋肉の集まりであることに対して、お腹は大きく広い筋肉の組み合わせです。
腹筋に加えて、前ももこと大腿四頭筋のはたらきで体はさらに前かがみになります。このことによって、大腰筋(小腰筋)がほぐれる機会を失くしの拘縮を招きます。
その拘縮は大腰筋だけでなく、背中側の腰方形筋も硬くなります。
前かがみなったぶん、腰方形筋は伸びた状態が固定されます。その伸びて硬くなった状態で歩くと腰骨の上あたりを曲げ伸ばしして歩くことになり、腰が痛くなるというわけです。
目線を料理に例えると
目線は料理に例えることができます。
酒の席なので、料理とは少し違いますが、会社勤めをしたことがある人であれば経験として身についているものなので、納得できます。
- 上:ポジティブ→ワインを飲んで夢を語る
- 中:フラット→ビールを飲みながら現実を見る
- 下:ネガティブ→日本酒で追憶と想像を楽しむ
この中で「中」に注目してください。
これはいわゆる「前を向く」です。
「目線を上げる」とポジティブになるので、上を見がちですが、しかし、目線はフラットにします。ちなみに「正々堂々」とは、
回復しながら平常心を取り戻すプロセスそのもの
のことで、「凪の心」と言ってもいいですね。
どんなことに対してもフラットな心を保つことが自分のリラックスになり、相手に安心を与えます。
まとめ:真秀足のメリット
- 膝を伸ばして:目線が上がる→前を見て歩く
- 正々堂々と:自然に姿勢が整う→行きたい方向を見る
- 大股に歩く:歩幅が大きくなる→疲れない
詳しい解説
【真秀足のススメ】腰を痛めずにひざを伸ばして歩く方法【ネタバレ:わき腹から動く】
【重要】わずか、だから動く大腰筋
靴の選び方
勘違いをしていました。すみません。こちらをお読みください。
つま先部分の空間の高さが合う靴の条件である【幅と長さは目安】
合う靴の条件は、つま先の厚みが十分にある靴ですね。多くの人は「ネットで判定→試着→つま先キツイ→大きくする」ですが、そうじゃなくて、「つま先キツイ→厚み+1cm→判定どおり」が正解です。親趾の高さが入るつま先の厚みのある靴がジャストフィットの靴になる。