Written by Yuki Takemori

ひざを出すと股関節がほぐれる件【股関節のスペースをあける】

メンテナンス 腰メンテナンス

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脚の付け根が詰まって後ろに伸びないのだけれど、どうしたらいいだろうか。
頭だけ前に出てしまい、「顔」、「肩」、「太もも」だけが前のめりになっている。
顔と肩を「真っすぐ」にしつつ、自然に太ももを後ろにする方法はないだろうか

こういった疑問に答えます。

まずTwitterをご覧ください。

脚を伸ばすには、
✅股関節のスペースをあける
ことがベストですね。
やり方は、親指と中指で脚の付け根をズームインするだけでできます。
すると、前ももを伸ばしたときにひざが出るようになります。
できないときは太ももをほぐすだけ。「お尻のえくぼ」が動けばなおよし。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

本記事の内容

では解説します。

面白い記事を見つけました。

参考:ひろきんぐ/整体maoRi

そこで「「太もも」を後ろまで」にする方法を見つけました。

1.股関節のスペースをあける方法

参考:専心良治

やり方

  • 1.親指と中指を骨盤の前の出っ張りに置く
  • 2.中指を、スマホのズームインするように太ももの上にスライドさせる

この状態をキープします。

2.「股関節のスペースをあける」の意味は?

「股関節のスペースをあける」とどういう意味かというと、

上前腸骨棘から大腿骨の上の方を縦に伸ばした状態をキープする

という意味です。

理由

股関節の動きがスムーズになるから。

具体例

  • 開脚で前屈しやすい
  • 姿勢の改善
  • 付け根から脚を開きやすい
  • 足を後ろに上げやすい
  • ひざを伸ばしやすい

紹介した具体例はバレエのポジションのための動きですが、「足を後ろに上げやすい」動きは、歩くときに、」後ろに来た脚の伸びが良くなるのでいいですね。

このときに、

・親指は骨盤の前の出っ張り
・伸ばした中指は太ももの上

にあることイメージするとやりやすくなります。

3.具体的にどうするのか

参考:専心良治

やり方

1.どういうものなのか

普段の前ももを伸ばす動作に「ひざを出す」ことを加えるだけです。

2.どうやってやるのか

  • 1.脚を伸ばして座る
  • 2.片方の足を横座りにして、「半分女の子座り」になる
  • 3.手を後ろについて、股関節から骨盤を倒す
  • 4.前ももが伸びたらそこから「ひざを遠くに出す」
  • 5.ひじをつく、または手を少しづつ後ろにする

3.コツ

「前ももが硬いよ…」という人は、足にタオルとかのクッションを置くとラクにできます。

ちなみに曲がる方の脚は「正座」でも余裕でOKです。

4.前ももが硬くてできないときは?

股関節のスペースが詰まる原因は、大腿四頭筋が硬くなることが原因です。
なので横座りどころか、「そもそも正座自体がつらくてできないよ」という人もいます。
なので、まず前ももをほぐし、そして横座りを少しずつできるように横ももともも裏をほぐしましょう。

  • その①:大腿四頭筋ほぐし
  • その②:もも横マッサージ
  • その③:足首ハムストリングマッサージ

その①:大腿四頭筋ほぐし

参考:スポーツケア整体研究所

1.どういうものなのか

脚を上げるだけではなく、ブレーキとしての役割もある前ももの筋肉である大腿四頭筋をほぐすメソッドです。
現代社会では前かがみになる機会が多いので、無自覚に力んでいる人が多いです。

2.どうやってやるのか

  • 1.椅子に座るか、立膝をつく
  • 2.拳を握り、真ん中のちょっと横にギザギザを押し当てる
  • 3.圧をかけたままぐりぐりとほぐす
  • 4.ひざから付け根までほぐす

反対の脚も同じくやる。

3.コツ

拳の位置は太ももに置いたら自然に「ちょっと横」になるので置くだけで大丈夫です。

その②:もも横マッサージ

1.どういうものなのか

硬くなりがちな太ももの横をほぐして、引きつりをやわらげる方法です。
ひざの近くでもも横に浮き出るすじである腸脛靭帯のこわばりを改善します。

2.どうやってやるのか

  • 1.椅子に座るか、立膝をつく
  • 2.拳を握り、ギザギザを外側は骨の出っ張り、内側は内またの付け根に押し当てる
  • 3.圧をかけたまま「糸巻きまき~♬」みたく回してほぐす
  • 4.外側の筋が出ている直前までやる

反対の脚も同じくやる。

3.コツ

圧をかけた状態を維持することです。こすると指のギザギザの皮がむけてしまうので。

その③:足首ハムストリングマッサージ

参考:骨ストレッチ【公式】

1.どういうものなのか

スポーツだけではなく、日常のすべての動作に重要な「アクセル筋」であるハムストリングをほぐす方法です。
足首のグリグリを持つことで、体をバランスよく刺激できます。

2.どうやってやるのか

  • 1.床に座って、親指と小指で同側の脚のくるぶしを押さえる
  • 2.もう片方での手で、つま先を持ちながらゴロンと転がり背中をつける
  • 3.ゆるくひざを曲げた状態で、ハムストリングを伸ばす

10回ぐらいやる。
反対側も同じく。

3.コツ

体が硬くてできない人は、ひざの両側のぐりぐりを押さえる形で試してください。

5.前ももなのに横と裏もほぐす理由

参考:ゆがみを直す 骨盤体操

理由

横座りの動作のポイントが内転筋群とハムストリングの柔らかさだから

内転筋群の作用は、がに股になる動きと向きが逆です。
大腿四頭筋の伸びに対して、内転筋群とハムストリングの内側は縮みます。
それと同時に腸脛靭帯につく大腿筋膜張筋は縮みます。

とはいえ、どうして股関節なのに内ももと横ももの話になるの?というと、

力が弱いOR硬いと「横座り」動作ができないから

そこで、「よし、筋トレしよう」という話に普通はなるのですが、

今のあなたの硬く、縮んだ状態で筋トレしても意味はないです。

なぜならただでさえ固まった状態で筋トレをしてもさらに固めて動けない状態にするからです。

具体例

道具で言うならサビた状態で使うようなものです。
旋盤などの工作機械やパワーショベルなら事故では済まないことになります。

なので、ほぐしましょう。
すると、伸びるし、はたらいてくれます。

仙腸関節をほぐそう

仙腸関節ほぐし

意外なことですが、脚の関節は仙腸関節から始まります。

「骨盤から脚」

と思ってもらうだけで結構です。

ところで仙腸関節はどこにあるのかというと、骨盤を背中からたどっていった先にある、お尻の上の硬い部分の間のへこみにあります。
「腸骨から脚」で脚の回旋運動、内旋内転 外旋外転がラクになります。
日々のストレスで硬化しやすいため、こまめにほぐすことをおススメします。

それでもだめ

これが効かないときは、致し方なしです。
”激痛”ストレッチにしましょう。
動く部分をコマネチラインだけにした方法で手っ取り早さではこれが一番です。

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根拠

さらに学習を深めたい方はこちらの参考資料からどうぞ。