Written by Yuki Takemori

首を動きやすくする意外な方法【結論:胸椎をほぐそう】

メンテナンス 体メンテナンス

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首の動きが最近硬くなった気がするんだけれどどうしたらいいだろうか。首のストレッチを入念にしたけれど、むしろもっと硬くなった気がする。負担にならないように腰から動かすようにしているけれどかえって気になってしょうがない。根本からよくする方法はないだろうか。

こういった疑問に答えます。

まずTwitterをご覧ください。

首を動きやすくするには、
✅背中を動かすと簡単です
首を動かす筋肉は、
・首
・胴体
・骨盤
にあります。固まりがちな背中は頭と首の動作のどちらにも使います。
そこから動くと首もラク。鎖骨を持つと簡単。

骨から体を動かすテクニックを発信しています。
参考になったら「いいね」よろです。

本記事の内容

では解説します。

1.首を動きやすくする意外な方法

  • その①:蝶形骨ストレッチ
  • その②:仙骨さすり
  • その③:鎖骨ひねり

その①:蝶形骨ストレッチ

1.どういうものなのか

顔、というか頭の骨の真ん中にある蝶形骨という骨を刺激して、首の横にある太い筋肉を刺激し、首を動きやすくするメソッドです。

2.どうやってやるのか

  • 1.右手で同側の耳を手の平をかえした親指と小指で持つ
  • 2.左手の親指と小指で顎の先をを挟むのようにつかむ
  • 3.肩を動かさずに首を左にひねる

7回が目安です。

3.コツ

目線を正面に固定したままにするともっとうまくいきます。

首をひねるときに肩を固定することが簡単になります。

その②:仙骨さすり

参考:ひろきんぐ/整体maoRi

1.どういうものなのか

背骨でありながらも腰である仙骨をほぐすことで背中をゆるめる方法です。

2.どうやってやるのか

  • 1.両手の平を合掌するように合わせる
  • 2.両手の親指をゆるく台形にして仙骨にあてる
  • 3.やさしく上下にこする

3.コツ

やりすぎると腕が疲れるので、15秒とかに区切ってやるといいです。

» 整体maoRi

その③:鎖骨ひねり

参考:骨ストレッチ【公式】

1.どういうものなのか

鎖骨をつかむことで体幹の骨組みを連動させるメソッドです。

2.どうやってやるのか

  • 1.親指と小指で同側の鎖骨を持つ
  • 2.首を動かさずに右に7回ひねる
  • 3.左側も同じようにやる

3.コツ

目線を固定すると肩を固定しやすいです。

2.首―腰の動きを実感する方法

参考:専心良治

  • その①:首と後頭部のくぼみを押さえる
  • その②:仙骨を拳で引き上げる
  • その③:応用

右に向きやすくしたい場合

その①:首と後頭部のくぼみを押さえる

左手で首と後頭部の間のへこみの右側をちょっと下に引っ張ります。

こうすることで頸椎と後頭部の関節である環軸関節と環椎後頭関節の回転が良くなります。

その②:仙骨を拳で引き上げる

どちらの手でも可で、仙骨、お尻の割れ目の上のお肉の少ない硬い部分をグーで押しながら持ち上げます。

こうすることで、胴体の上に乗る見えている部分の首の回転がしやすくなります。

その③:応用

この方法はほかの動きにも使うことができます。

「その①」を使いやすくすると上に向きやすくなります。

「その②」はラジオ体操の横に倒すときの動きと組み合わせると体を横に倒しやすくなります。

まとめると、首を横に向ける筋肉は、スムーズになると首に直結している体の動きのバロメーターにもなるということです。

3.振り返るための筋肉は広い

参考:専心良治

頭を振り返るときの筋肉

同側:大後頭直筋、下頭斜筋、頭長筋

どっちでも使う

同側:頭板状筋、最長筋
対側:胸鎖乳突筋、僧帽筋

首を横に向ける

同側:頚板状筋、頚腸肋筋
対側:前斜角筋、頭半棘筋、多裂筋、回旋筋

なので、あえて首から離れたところからアプローチするのがコツです。

4.背中の硬さが腰の負担になる

胸椎の動きが影響

どうしてかというと、背中に手を回して届きにくい部分の背骨である胸椎、この部分の動きが固くなるからです。
例えば体がねじりにくいなどの状態は、首を横に向けるときと、頭を振り返るときのどちらでも使う筋肉である

同側:頭板状筋、最長筋
対側:胸鎖乳突筋、僧帽筋

が硬いままなので、胸椎の動きも硬くなります。

その結果、首だけで動こうとするから、首の筋肉が余計に緊張して横を向くと痛くなります。

なので、鎖骨ひねりで胸椎の動きを良くしようというわけです。

おさらい

参考:専心良治

首を動きやすくする意外な方法

  • その①:蝶形骨ストレッチ
  • その②:仙骨さすり
  • その③:鎖骨ひねり

ベロの後ろを喉チンコにつけよう

胸椎の動きや腰だけでなく首と頭の関節の使い方も首を使いやすくするコツです。
舌の後ろを喉チンコにつけるだけで、耳の後ろに引き上げることができます。

そのときに体に起こることは以下の通りです。

  • 顎を後ろに引く
  • 頸椎と後頭部の関節が小さく使われる
  • 胸椎が前に出る

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根拠

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